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【卒研進捗:みかみ】テーマ決定と活動方向性がフワッと決まる【前編】

 みかみと申します。
卒研進捗が動いたので、前編後編に分けていい感じに書き留めようと思います。卒論書くときに自分の助けになるといいな〜の気持ちでまとめているので、ちょっと長いと思います。雰囲気をお楽しみください。

卒研テーマ決まるも、どないしよ〜のフェイズが長かった

 私の卒研の方向性が「『よく生きる』を考える」に正式に固まりました。テーマがあからさまに「答えのない問い」という感じなので、今後どうやって卒研を進めていったらいいのか何かヒントが欲しくて、先生にお借りした本を読んだり、先生や先輩・別ゼミの同級生に相談したりしてました。

 その中で、先生からお借りした「well-being(良い状態)」について言及された本の最初に、「あなたにとっての『well-being』とはなんですか?3つ書き出してみてください」というような趣旨の問いかけがありました。実践してみたところ、私は「(美味しいものを誰かと)食べること」「寝ること」「絵を描くなど、制作すること」だな〜という答えで落ち着きました。全部自分に関することですね。

 書き出してみただけの時は特に何にも考えていなかったのですが、とりあえず「何も考えなくていい時間」が私の中で「良い状態」だな〜という考えでいました。別ゼミとの合同ゼミで相談したところ、「没頭できる時間ってことじゃない?」と言及してもらえてしっくりきたのを覚えています。
 自分にとっての「よい状態」が自分に関することばっかりなのは自分がまだまだ子どもだからで、恥じることだと思っていましたが、「没頭」と言われてみれば耳障りが良いような気がして嬉しい気持ちになります。

 さらに考えてみれば、食べる時間・寝る時間は、私の生活の中でも創作的な刺激を受け取りやすい時間だなと感じました。美味しいご飯やお菓子は写真を撮って記録したいし、いつまでも味わっていたいし、親しい人にお店を紹介したりお土産を持っていきたくなるし、なんならそれを自分の作品に繋げたくなります。寝る時間も同じような感じで、私は夢を見ることが多いこともあり、夢の内容が気に入るものであったときはメモ代わりによくTwitterに書き込んで、ふとしたときに読み返して楽しんでいます。その内容が創作のきっかけにもなったりします。

 そういう意味では、「食べること」「寝ること」「制作すること」は、自分の中では全部循環する行為だったのかもしれないですね。などと思いました。自分の「よい状態」を長持ちさせるための要素というか、よい気持ちを作り出して、かつその動き出した気持ちのペダルをも漕いでくれる行為というか。

 で、この「没頭」に関し、さらに合同ゼミで「自力で没頭に達する、自力で現実に戻ることができるようになることが大事なんじゃないか」と言ってもらえました。
 これを言ってもらえたの、今思えばなんだかご縁のような気がしています。私ごとですが、中学生くらいまで私は集中力が高かったのかな?何かをしている時の「没頭」が恐ろしく深くて、漕ぎ始めて加速するペダルの上手な減速方法がわからず、そのままかっ飛ばして現実に帰ってこれなくなることがよくありました。その結果周囲の声や音が耳に入らず人を怒らせてしまったり、一度絵を描き始めると家族行事にも参加せず描き続けようとしてしまったり…。色々やなことをやってしまった気がします。

 以上のことのあって「没頭」のことを考えるのはなんだか、ほったらかしにしてた課題を数年越しに頑張ろうとしている気分です。

 という経緯もあり、私は「食べること」「寝ること」「制作すること」という3つを大事にして、「没頭」に焦点を置いた活動をしてみたいな〜という気持ちに行きつきました。おほほ!

プレゼミで経験したことから、今後の活動を考えた

 で、もう一つ考えたことなのですが。卒研を考えるにあたって、先生がプレゼミ(3年後期に行うゼミ及び卒研のプレ)からの系譜を大事にしようねと何度も言ってくれて、私が繋げられる系譜ってなんだろ〜と悩むなどもしていました。卒研どないしよ〜期間の中にはこういうのも含まれてました。

 私と同じゼミの同級生(と先生)はプレゼミでどんなことしたのかというと、札幌市電にふと目を向けて、自然体で市電と関わることでありのままの市電の良さを見つけ、いわゆるインナーブランディングを形成する、そして運営もとの方々にプレゼンし、一緒に面白がってもらうというところに至りました。

 正直なところ、私がこのプレゼミで貢献できたこと…私がやったこと…に関して、自信を持って「これ!」と言えるものがないな〜という気持ちがあって、みんなが頑張っているところに便乗しているだけで、自分がこの活動とみんなのために何かできたという実感があまりにもなくて、これこのゼミに私いなくても良くない?とだいぶ落ち込み悩みをしました。

 しかし、それを無理やりいいように捉えて次につなげるという観点で考えた時、私がプレゼミでやっていたことかつ今後もできることなのは「みんなのやっていることについていくこと」なのかな〜とぼんやり考え直しました。
 なんか、個人的には今度こそみんなの役に立ちたいような気がします。なんでこんなにみんなの役に立ちたいかは不明ですが、みんなと一緒にいると楽しいから、楽しさのお礼をしたら一緒にいることを許してくれないかな〜の気持ちがあるからかもですね。


長すぎひと段落。
後編に続くんじゃ!

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