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【マネフォの人々】「お金」がもつ無限の可能性に事業開発で挑む|志賀俊一

マネーフォワードで働く人を人事が紹介していく「マネフォの人々」。
今回は、マネーフォワードホームカンパニーのなかで新規事業開発を担う、HOME本部 事業開発部の部長である志賀さんに、人事本部改めPeople Forward本部の村田が話を聞きました。

プロフィール
志賀俊一さん 2019年入社。
マネーフォワードでは、事業開発部で新規事業の立ち上げに従事。2019年の入社から1年半の間に3つの新規サービスを立ち上げる。
2007年にIT系ベンチャー企業に入社、当初からPMとしてベンチャー、大手複数社で経験を積み、担当したサービスは30以上になる。
新規サービスを担当することが多く、PMと事業開発の両方のキャリアを並行して積んできた。
2,3年ほど前からキャンプに目覚め、今年20万くらいするテントを買ったはいいが、キャンプ予定日がすべて雨でまだ一度も使っていない。

企画職一本で歩んできたキャリア

ーー新卒の時から今まで一貫して企画職の仕事をしてきたということですが、どうして企画職を志したんですか?

志賀:企画職以前に、もともとはものづくりをしたいという思いがありました。
学生時代、「海外でも通用する人材になりたい」という気持ちがあり、海外留学をしたことがあります。でも、英語を当たり前に使える人だらけの環境で過ごす中で、「あ、単に英語ができるくらいじゃ仕事にならないんだな」と強く思いました。英語以外の武器が必要だ、と。
この体験ともともとの興味関心が重なり、デザイナーやエンジニアなど、自らの手でものづくりができる職種を意識し始めました。

――なるほど、ものづくりへの思いがまずベースにあったんですね。

志賀:はい。とにかくなにか作りたい!という気持ちが強くて、ものづくりができそうなベンチャー企業への入社を決めました。
ただ就活の段階で、デザインもプログラミングもできない人間だったので、それ以外でものづくりに関わることができる職種は何か?を考えた結果、企画職に至ったんです。
ちなみに最初の会社で、もっと自力でやれる範囲を広げたいという思いから、ディレクター業と並行してプログラミングの勉強をさせてもらったこともあります。でも勉強してみて、本職のみなさんには到底及ばないなと。
こうした試行錯誤を繰り返し、2,3年くらいかけてようやく「よし、自分はこれからも企画職一本でやっていくぞ!」と心を決めました。

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ーーその後のキャリアについても教えてください。

志賀:そのあと何社か経験しましたが、自分にとってターニングポイントになった会社が2つあります。
1つ目は、新卒で入った会社の次に転職した、インターネットメディアの企画開発をしていたIT系ベンチャーです。入社後半年くらいで、アメリカの会社に買収されて。ある日突然「明日から君の上司ね!」とインドの方を紹介され、業務の進め方も色々変化したんですが、これが大きな転機でした。
そこまで僕は、ディレクター業を独学かつ我流で試行錯誤していたんですが、分析や改善ってこうやるんだよ、と当時の世界最先端の知見を吸収できる機会に恵まれたんです。いわゆるリーンなプロダクト開発手法の知見でした。

ーー社会人3,4年目くらいでそういった経験ができるのは凄く良いですね。

志賀:その後も何社か経た後、人材系サービスやITソリューションサービスなど幅広くやっている某大手企業の、新規事業開発部門にお世話になることになりました。これが2つ目のターニングポイントです。
そこもかなり優秀な人たちが集まる部門で、その中であらためてリーンについて体系立ててインプットできただけでなく、SNSのグロースや海外ベンチャーの買収など様々なチャレンジができました。
そこまでの自分のキャリアは、ディレクター、プロデューサー、プランナーに類する職種だったと思うのですが、そこでようやく事業開発、BizDevというキャリアをアドオンできた実感があります。

初めて「やりたいこと」を軸に転職したマネーフォワード

ーーその後、マネーフォワードに転職することになったきっかけを教えてください。

志賀:先程話した某大手企業で様々なサービスを手がける中で、お金に関する手段ってかなりたくさんあって悩みが大きい領域だな、と思うようになりました。その後仕事の関係でFintech界隈のイベントへ足を運ぶうちに、「インターネット×金融ってチャレンジできる余地がまだまだあるんだ」と触発され、Fintech業界への興味がどんどん深くなっていったんです。
その頃丁度転職を考え始めたタイミングで、折角だからFintech業界を見てみようと思って色々探したのですが、なかなか行きたい会社が見当たらなくて。
そんな中、ある時ぼんやりiPhoneを触っていて、「マネーフォワード ME」が目に入ったときに「あ、マネフォがあるじゃん」と閃きました。

ーーそうなんですね!もともとアプリユーザーだったんですか?

志賀:はい、かなり初期の頃から使ってました。ただ、普段の暮らしに溶け込みきっていたので、会社として意識したことが全然なくて(笑)。
じゃあマネフォについて調べてみようと情報収集をしていた時、辻さんとTHE GUILDの深津さんの対談記事が目に留まりました。
その記事にあった「お金のことをあまり考えなくてもいい世界」というのが凄く素敵だな、と思ったんです。

ーーどういうポイントが刺さったんでしょうか。

志賀:僕は物凄く優柔不断で(笑)、選択肢の絞り込みまではできるけどそこから決めきれないんです。誰かに「○○がいいんじゃない?」と背を押してもらいたいんです。選択すること自体を嫌だと思うタイプなんですよね。
お金の悩みに関しても同じで、選択肢を絞って最適なものを提示するのって一つの手段になるのかも、マネーフォワードが実現したい世界は自分のやりたいことと合致するかもしれない、と思って応募を決めました。

ーーマネーフォワードのミッションに共感しての入社だったんですね。

志賀:そうですね。新卒の頃はとにかくものづくりがしたいという思いでスタートし、企画職として様々なキャリアを積み上げてきましたが、今回は初めて「やりたいこと」を軸にした転職となりました

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やりたいことが無限に湧き出る、「お金」というテーマ

ーーマネーフォワードに入ってからのお話も教えてください。

志賀:僕は、個人向けの新規事業開発を担うマネーフォワードホームカンパニーの事業開発部に所属し、プロダクトマネージャーとして「マネーフォワード お金の相談」や「マネーフォワード 固定費の見直し」などの立ち上げに関わってきました。

ーーマネーフォワードホームカンパニーの企画職ならでは、の面白さはありますか?

志賀:マネーフォワードでの個人向け領域の新規事業企画って、語弊を恐れずに言うと、すごく「楽」なんです

ーー楽?!

志賀:「お金」というテーマは、無限と言っても過言ではないくらい、色んな組み合わせが考えられます。勿論それらの企画が事業化できるかどうかというのはまた別の話ですが、アイデアの打席に立てる回数は凄く多くなって、純粋に面白いなと毎日思っています

ーーアイデアを生み出す段階の「楽」さと面白さ、ということなんですね。他に特徴はありますか?

志賀:プロダクトマネージャーって、そもそもプロダクトとユーザーに徹底的に向き合う職種だと思うんですが、それに加えてマネーフォワードはValueの一つとして「User Focus」を掲げていて、全社的にその価値観が共有されています。だから、ユーザーにとっての本質的な価値ってなんなんだろうということについて、職種関係なく、チームですごく前向きな「喧嘩」ができるので、そういう楽しさも感じますね

ーー事業開発部は、少人数ながら様々なバックグラウンドのメンバーばかりなので、違う視点をもったメンバーと同じ価値観のうえで新しいアイデアについて議論ができる環境は、すごく楽しそうです。

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(チームミーティングの様子。一番手前が志賀さん)

ーー志賀さんがこれからマネーフォワードでチャレンジしていきたいと思っていることはありますか?

志賀:近い目標としては、「マネーフォワード 固定費の見直し」の第一弾として電気代を扱いましたが、この後も第二弾、第三弾と別のテーマが控えているので、まずはこれらをリリースしグロースさせていくことです。
中長期的には、お金の課題に関するフェーズをざっくり「現状の見える化」「課題への気づき」「課題解決へのアクション」に分けたとすると、今は「マネーフォワード ME」を通じて現状の見える化には取り組めているものの、それ以降のフェーズに対してはまだまだやりきれていないことだらけだと個人的には思っています。
だから、マネーフォワードが全フェーズにおいて、個人が迷うことのないソリューションを提供できている状態を実現していきたいですね。

ーーマネーフォワードのVisionである「すべての人の、『お金のプラットフォーム』になる。」に近しいイメージを感じます。

志賀:こんな感じで、どんどんアイデアが湧き出てはくるんですが、湧き出るスピードに実現のスピードが追いついていなくて...。お金の課題解決に関するアイデアを一緒に形にしていきたいという方がいたら、社外社内問わずぜひお話させていただきたいな、と思っています!

ーー最後にお気持ちもありがとうございます。これからも新たな「マネーフォワード ○○」の誕生を楽しみにしています!!

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あとがき

マネーフォワードでの事業開発の面白さを尋ねた時に「お金×○○というテーマって、ほんっとに無限にアイデアが湧いてくるんです!楽しいですよ」と、満面の笑みで答えてくれたのが印象的でした。
ちなみにインタビュー直後、丁度新規プロジェクトのキックオフミーティングがあるということで、写真撮影がてら冒頭だけ参加させてもらったのですが、チームの良い雰囲気や新規事業のベースにあるアイデアを見ながら、インタビューの中で出た「面白さ」ってきっとこういうことなんだろうな、と私自身が早速体感することができました。

そんな志賀さんが属する新規事業開発チームでは、PM(プロダクトマネージャー)の方を絶賛募集中です。本記事を読んでマネーフォワードの事業開発に興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!(「マネーフォワード ME」のPM職も募集しています!)


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