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読書記録:うまくいっている人の考え方

お久しぶりです。MMMです。
先日本屋で見かけた「うまくいっている人の考え方」
装丁が最高すぎて……。
どうやら限定プレミアムカバーで重版されていて、2023/5/10の増刷で第100刷らしいです。どうりでプレミアムカバー……。

和モダンver.

Kindle Unlimitedだと0円で読めるみたい。

ざっと中身を読んで、私自身が「あっ」と気になった議題をピックアップしようと思います。

本題

17.夢を実現するために行動する

ほしいものがあるなら、それを手に入れるだけのことをする必要がある。

うまくいっている人の考え方 P.54

夢を叶えている人って眩しく見えるものですよね。
でも、夢を叶えたってことはそれだけ何かしらの行動を起こしたという事。
「指くわえて待ってるだけじゃ、何も舞い込んでこないよね!行動あるのみ!」
と改めて思いました。

28.まず、自分をほめる

自分に対する他人の評価を重視しすぎると、他人に感情的に支配されることになる。

うまくいっている人の考え方 P.78

承認欲求が爆発すると、評価が他人マターになっちゃう。わかる。
どうしてもホルモンバランスの乱れとか自律神経の乱れとかでメンタルダウンする日もある。
そんな時に自分と同じことを同じように行っていた人が、他人から褒められている図を見てしまった日には……自己肯定感がブレイクする。
評価軸を「他人」から「自分」にうまく切り替えて、「ここまでやった私すごい!えらい!」と自褒めできると人生が幸せになりそう

30.批判は余裕を持って受け入れる

(1)その批判から何かが学べることがあるかもしれない。もし自分がまちったことをしているなら、それに気づいておくことが自分にとっていちばんの利益になる

うまくいっている人の考え方 P.84

「批判」「批難」「誹謗中傷」の区分けが難しい!
といつも思います。
批評は評価すること、批難は責めること、誹謗中傷は傷つけること。
……と念頭に置いていても、自分の行いに「これ間違ってるよ」と言われると一瞬身構えるし、責められてる!?傷つけられる!?と思ってしまいがち……。
とはいえ、比較的心に余裕がある時は、相手の言葉をうまく自分で「批判」に置き換えることもできる気がします。
一方で、心に余裕がない時は相手の伝え方次第で自分の受け取り方が左右される……。いつでも心の余裕をもちたい。

33.他人を変えようとしない

「もし周囲の人たちが私の思うようにふるまい、私の希望どおりになってくれさえすれば、人生はさぞ快適になるのだが
私たちはどうもそう思い込んでいるようだ。

うまくいっている人の考え方 P.90

そりゃ思う。めちゃくちゃ思う。
わりとインターネットのコミュニティで顔を見ずに話していると認識齟齬が発生し、その度に
「なんでこうなるんだ!?」「なんで相手はこう言ってくるんだ!?」
と疑問を持ったりします。相手にだって相手の中の思考ロジックがあって、それに基づいて言葉は出力されている。全部ブラックボックスだけど。
相手の思考をすべて理解することは難しい。
というか、自分の考えと同じ考えを持っているなら、おそらくぶつからない。
「他人を変えるよりまず自分が変わる」とよく言われます。

よほど深刻な問題でないかぎり、自分の身の回りで発生する問題は、自分の態度を変えるだけで解決する。

うまくいっている人の考え方 P.91

これは「相手に合わせよう!」とかではなくて、自分の思考を切り替えた方が平和になるという事かな。

36.よけいな競争はしない

競争の本当の危険性は、たいへん多くの人が自分の人間としての勝敗で判断してしまうことにある。

うまくいっている人の考え方 P.96

「こいつ絶対言い負かす!」
ってなると、喧嘩になってしまいます。
物事を勝ったか負けたか……0か100かで考えてしまうと争いの火種になるから、そうならないように気を付けたい。

38.他人をむやみに持ち上げない

特定の人たちを実際以上に偉い人間だと考えているのは自分なのだから、その人たちを実物大に戻すのも自分だ。

うまくいっている人の考え方 P.100

「こんなにすごい人なのに、何故こんなことをするんだ……!」
といった
「○○な人(ポジティブな意見)なのに、何故○○なのだ(ネガティブな意見)」
という思考に陥ることを「ハロー効果」による影響だと聞いたことがあります。

昔読んだ記事はこれですね!

私はいわゆるハロー効果に騙されやすい人間で、自分の好きな作品を書かれる方はみんながみんな人格者だと思いがちです。
なので、そういう方が時折最低な発言をしていると、とてもがっかりして、その方が嫌いになります。

ウタチャンホムペより

結局、人間は人間なんだなって……。
すごい人だ!と持ち上げすぎると、勝手に失望する可能性がある。ちゃんとその人も「ただの人である」という、持ち上げた分ちゃんと元の位置に戻さないといけないんだな……と思いました。

40.自分のミスはすべて許す

「理解することは許すこと」
これは名言だ。自分がなぜミスを犯したかが本当に理解できれば、もう自分を責める必要はない。

うまくいっている人の考え方 P.104

自分を許す事って大事だと思います。
ずっと責めてばかりじゃ、しんどくなっちゃう。
結構
「あ〜なんであの時あんな事を言ったんだろうな……」
「何であの時あんなに怒ったんだろうな」
と反省することがあるのですが、紐解くと「怒る理由」があって、自分にとってその「理由」になりえる事が「嫌な事」だったと気づく事が多々あります。
そうすると「仕方ないよな……」って気持ちになる。
「何で怒ったのか」を「理解」すると、自分の中でストンと気持ちが落ち着くことがあります。

43.問題の原因は自分にあることを認める

問題に直面したときには必ずこう自問してみよう。
「過去のどの時点で別の選択をしていれば、この問題を回避できたか?」
これは言い換えると、
「この問題を回避するには、どうすればよかったか?」
ということである。

うまくいっている人の考え方 P.112

自分の問題を解決するのに一番適している人物は自分自身だ

うまくいっている人の考え方 P.113

過去を振り返ろう……!
きっとそこにどうすればよかったか…が潜んでいるから。
でも、振り返って「私のせいだ」と責めるのではなく、自分を許すこと。

49.他人の反応を気にしない

意図的に他人を怒らせたり不愉快な思いをさせたりするのでないかぎり、その人の反応に責任を負う義務はない。

うまくいっている人の考え方 P.124

自分の感情は自分の責任。
他人の感情は他人の責任。

うまくいっている人の考え方 P.125

意図的ではないならば、例えば理不尽に「怒り」をぶつけられた場合は、その人が自分の気持ちに折り合いを付けばいい。だって自分には他人を変えられる力がないから。
逆に、自分が「怒り」を感じた場合は自分で折り合いをつけなきゃならない。

50.「いい」「悪い」という判断をしない

*誰の利益にもならないほど悪い出来事や状況は存在しない。
*すべての人の利益になるほどいい出来事や状況は存在しない。
*どの視点から見るかで、どんな出来事にもいい面と悪い面がある。

うまくいっている人の考え方 P.147

物事へのメリットとデメリットは必ず存在する……という事。
逆に言えば、行動を起こす際にデメリットしかない、という事はない。
これは「人」に対しても言えることで、「悪い面」しか見えていない時は「悪」の評価を下してしまいがち。一方でその「人」も「良い面」があるはず。そういう裏表の部分を理解しているかしていないかで、人への当たり方もだいぶ変わるよな…と思った。

78.耳の痛いことでも快く受け入れる

*批判に耳を傾ける。相手の発言を成長を促すための激励か自分を発見するための機会ととらえる。
身構えたり反論したりしない。冷静に意見を聞くことが大切だ。「あなたも人のことは言えない」と切り返して相手の欠点を指摘するのはよくない。

うまくいっている人の考え方 P.188

「批判は余裕を持って受け入れる」の項目と同じように、「批判」「批難」「誹謗中傷」の区分けが難しい!
いつでも心の余裕をもちたい。

83.自分の怒りを理解する

人生は思いどおりになるとはかぎらない。
どうにもならないことに怒っても仕方がない。

うまくいっている人の考え方 P.201

人の行動って、自分の意志外にあるから思い通りにならないですよね。
人生が思い通りにならない……というより、自分のしたい事、レールに対して、人が予想外の行動を起こして「思い通りにならない」と思うのかもしれない。
一方で、人の意識をコントロールする事は難しい。どうにもならない。
だからこそ、自分の中の怒りを理解して、過去を振り返り、問題があればその改善に努めるしかない。そうして自分を宥めて許してあげる。

87.幸せ指数を高める

*ネガティブな出来事を分類する。ネガティブな出来事を「どうにもならないこと」と「なんとかなること」のふたつに分類しよう。どうにもならないことに不平を言っても時間と労力のムダだ。なんとかなることに取り組もう。

うまくいっている人の考え方 P.208

どうにもならないことは一人ではどうにもならない!(これが真理だと思う)。
「どうにかしなきゃいけこと」ならば、人の手を借りよう。そうしたら「どうにもならないこと」が「なんとかなること」になるかもしれないから。

おわりに

そうだよね~…と思うことが多くて。
結構「なんでだ!」「なんだこれは!」「思うようにいかない!」みたいな感情になる時があるので、他人に「自分の思い通りになれ!」という期待をしないをしたい。

しないをしたい、って日本語難しいの文法みたいだ。

余談

「自分はプロフェッショナルにはなれない」

20代半ばごろからずっと、そう思っていました。
どうしても周りは「絵のプロ」「デザインのプロ」「開発のプロ」のようにプロフェッショナルが多い。
私は……と己を振り返ると、どうにも「器用貧乏だ……」と思ってしまうことが多々あります。
何か突出した技術一本で生計を立てて食っているわけではないからです。
そんな中、最近「エンゲージメントカード」という遊びを知りました。

『自分らしさ』と『チームらしさ』を
発見することができるエンゲージメントカード

このゲームを教えてくれた方(私の中ではプロフェッショナルだと思っている方)がゲームの説明と共に、真っ先に
「僕はこのゲームをプレイしたとき、プロフェッショナルを捨てました
とおっしゃっていて、びっくりしたのを覚えています。

その言葉を聞いて、私自身が「プロになりたかった」と嘆いていた時期が長くあるけれど、その道のプロだと思っている人でも、プロ志向を捨てる人もいると思って、少しだけ救われた気持ちになりました。

51.自分が重要な存在だと思う

うまくいっている人の考え方 P.130

本書にもこう書かれています。
私自身も「この世で唯一無二の存在」であることは自覚しているのですが、それでも劣等感のようなものを感じてしまうシーンがあります
劣等感に対し「プロだと思っていた人がプロを捨てている」という事実に救われたというか……。
そこに固執せずに生きても、いいのかなって思いました。

ちょっとだけ、人生が救われた話。

2023.06.16 MMM

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