見出し画像

かませ!豪快な第1号!

屁を思いっきり出したい。
その欲求は日に日に募っていく。
それと同時に押し寄せる一抹の不安。

豪快な1号を放った時、夫から嫌な顔をされないか。

屁を出したからといって壊れる関係じゃないことはわかっている。

しかし、少しでも嫌な顔をされてしまったら…
出してしまったことを後悔する。

私も女なのだ。
夫の前ではまだ女でいたい。

夫の前で屁をしない、それが私の唯一残る乙女心のような気もする。

やはり豪快な1号は夫に任せるべきなのか。
我が家の4番は私ではなく夫でありたい。

夫が第1号を気にせず放てるような環境づくりから始めてみよう。

見つけた、私のオアシス

第1号は夫から。
そう決めて早数ヶ月。
未だ、豪快な第1号は放たれることはない。

可愛い屁を出す、すかしっぺをする…
そんな素振りもない。

変わらず聞こえてくるのはトイレからわずかに聞こえる申し訳なさそうな屁の音。

もう我慢ならない!
出したい、放ちたい!!
でも唯一の乙女心をなくしたくない!!

2つの気持ちが共存する中で
私は夫に聞かれず、
思いっきり屁を出す場所を探し始めた。

大前提は1人になれる場所。
そして、屁をかき消せるような不自然にならない音を出せる場所。

キッチン、トイレ、お風呂…
狭い1LDKの中で日々シミュレーションを重ね
見つけた、私のオアシス(屁スポット)。

それは、風呂上がりの洗面所。
お風呂上がりの髪をドライヤーで
乾かす音に紛れて豪快な屁を出す。

これが、バレない。
全然バレない。

ありがとう、洗面所。
ありがとう、ダイソンのドライヤー。

匂いがきつい時は
ヘアオイルの香りで誤魔化すこともでき音も匂いもカバーできる最高の場所。

ヘアオイルの香りで誤魔化せないくらいの痛烈な1発だった時は、洗面所の鍵を閉めれば夫は入ってこれない。

まさに屁を出すための場所だ。
(そんなことは絶対にない)

これでおもいっきり屁を出せないというストレスから解放された。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?