セロリ
育ってきた環境が違うから
好き嫌いはイナメナイ〜♪
この歌い出しからはじまる歌
「セロリ」
本家の山崎まさよしさん
そして人気絶頂期だったSMAPが歌っていたのを
何かしらの機会に耳にしたことある人が
日本人の半分ぐらいはいるんじゃないでしょうか?
(言い過ぎかな?笑)
私はガッツリSMAP世代なもので
この歌もあたりまえのように
カラオケで歌ったり
レンタルCDを借りて歌詞覚えたりしてました。
でもその時は
あまり歌詞の意味なんて深読みするでもなく
ただただ聴いていて。
それから数十年
やっと本当に
「セロリ」を聴けているのかもしれない。
友達が最近になって
子供達と共に団地生活をスタートさせた。
団地はマンションと同じく
共同住宅という意味では似ているかもしれないけれど、やっぱりそこにはまったく違う空気が流れている。
基本的に壁や天井、床は薄いので
上の物音、横の人の笑い声
お風呂の音、洗濯木の排水の音などが
日常に溢れている笑
ただ、私はそんな環境で育ったので
それがあたりまえで。
昔友達が遊びに来た時に上に住んでる
子供達の足音にビックリしていた。
こちらとしては日常でも
育った環境が違うと驚くんだなぁと感じた。
私は逆に、一人暮らしで初めて
コンクリート壁のマンションに住んだ時に
あまりにも静かなことに
これがマンションなのかと
団地との違いを知ることになった笑
最近団地っ子になった友達からは
「これって団地あるある?」
と時々メッセージが送られてくる。
あるある!と言うものもあれば
へぇーー!と思うものもあったり。
でも、東京の団地住んでいる彼女のSNSからは、
団地生活を楽しんでいる様子が伺えて
なんだか嬉しい。
ベランダから見える広い空と
部屋に差し込むひかり
隣のお婆ちゃんとの会話
工夫する生活
彼女の子供たちも
団地生活をいつか
思い出しながら笑える日が
きっと来るに違いない。