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まずは自己紹介から。

私は大学生。とある大学の薬学部に通っている。
なんで薬学部かというと、小さい頃に母が病気になったことがきっかけ。週に何度も病院に通う母を見て、当時小学生だった私は自分が診てあげたいシンプルにそう思った。

この話をすると、じゃあなぜ医学部に行かなかったのかとよく聞かれる。

その答えもちゃんとある。

" それは、その当時のことを思い出した時に記憶にあるのは医師ではなく、薬剤師の姿だったから。"


名前は平野さん。
いつもニコニコしていて、処方箋がなくてもふと立ち寄りたくなってしまうような優しい薬剤師さんだった。話し方も聞き方も丁寧で親身になって母の話を聞いてくれていたのを今でも覚えている。

平野さんの一番の魅力は、頭の中に辞書が入ってるんじゃないかと思ってしまうくらいの知識量。心配性の母の質問攻めも淡々とこなしてしまうほど。

何を聞いても答えが返ってくるのは、薬剤師だから当たり前なのかと当時は思っていたが、実際薬剤師を目指す立場に立ってみるとそんなことはない。


私も平野さんのような素敵な薬剤師になれるよう
日々奮闘している。








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