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薬局実習終了

11週間の薬局実習。最初は長いと感じていたものの、終えてみるとあっという間の11週間で、とても実りある充実した日々だった。環境にも恵まれ、実習だということを忘れてしまうくらい楽しかった。


実習を終えて、薬剤師ではなく、医者になりたくなったと言っていた友人もいたが、そうは思わなかった。

むしろ、薬剤師はとても魅了的な職業であり、これを仕事にすることができたら自分にとっての天職だなと感じた。


薬剤師の1番魅力はやっぱり投薬。
初めは、知識が少ない上に何を聞いたらいいのか、伝えたらいいのかも分からず、かといって適当なことも言えず、とても緊張したが、患者さんと接していくうちに少しずつ楽しさを感じるようになった。この患者さんはなぜ受診したのか、どうしてこの薬が処方されたのか、受診期間が処方日数よりも空いていたら薬はちゃんと飲めているのかなど服薬指導をしていると様々な疑問が生じてくる。それをどのように患者さんに伝え、向き合っていけばいいのか、それを考えるのが楽しかった。それと同時に、こんなに薬剤師が安心して患者さんと向き合うことが出来ているのは医療事務員さんのお陰だなと強く思った。

この11週間で、指導薬剤師さんや事務員さん、患者さんから多くのことを学ばせて頂いた。薬剤師としてだけでなく人としても。

ずっと研究の道に進もうと思い、大学院に行くことしか考えてなかったが、この実習を通して、患者さんに寄り添い、患者さんと一緒に成長していく道もいいなと思った。

次は病院実習。病院は薬局より患者さんの量も多いし、取り扱う疾患や薬剤も多いし、大変だと思うが、その分学べることもたくさんあると思うので、最後まで気を引き締めて頑張りたいと思う。


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