見出し画像

全力少年 / スキマスイッチ #1日1歌詞レビュー

<原文>

躓いて、転んでたら置いてかれんだ
泥水の中を今日もよろめきながら進む

汚れちまった僕のセカイ 浮いた話など無い
染み付いた孤独論理、拭えなくなっている

試されてまでもここにいることを決めたのに
呪文のように「仕方ない」とつぶやいていた

積み上げたものぶっ壊して 身に着けたもの取っ払って
止め処ない血と汗で乾いた脳を潤せ
あの頃の僕らはきっと全力で少年だった

セカイを開くのは誰だ?

遊ぶこと忘れてたら老いて枯れんだ
ここんとこは仕事オンリー 笑えなくなっている

ガラクタの中に輝いてた物がいっぱいあったろう?
「大切なもの」全て埋もれてしまう前に

さえぎるものはぶっ飛ばして まとわりつくものかわして
止め処ない血と涙で渇いた心臓潤せ
あの頃の僕らはきっと全力で少年だった

怯えてたら何も生まれない

澱んだ景色に答えを見つけ出すのはもう止めだ!
濁った水も新しい希望(ひかり)ですぐに透み渡っていく

積み上げたものぶっ壊して 身に着けたもの取っ払って
幾重に重なり合う描いた夢への放物線
紛れもなく僕らずっと全力で少年なんだ

セカイを開くのは僕だ

視界はもう澄み切ってる

■良いと感じたところ

・「老いて枯れんだ」と「置いてかれんだ」がかかっててキレイ
・「試されてまでもここにいることを決めたのに
呪文のように「仕方ない」とつぶやいていた」が、"あの頃とは違い、大人になってしまった"と悲しさを的確に表している(で、サビに入ると"あの頃の気持ちを思い出せよ!"と訴えてくるので、感動で震える)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?