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【読本シェア】#2 古代エジプト解剖図鑑

古代エジプト ワクワク感が止まらない
#古代エジプト解剖図鑑

今回は【個人書 読本シェア】
▶︎現代からタイムスリップして解放感に浸りたい人
におすすめ

これを読むと 
▷古代エジプトの風を感じます
▷ツタンカーメン以外のファラオが言えるようになります
▷うわーーーそうだったのかとワクワク感が止まらなくなる気持ち
が分かります

以下、テンション高めに読んでください
さぁ古代エジプトの世界にどっぷりハマろう

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やはりか!

ピラミッド建設は
周囲都市に労働による社会性や価値が生み出していた

ピラミッド建設と聞いて思い浮かぶのは
こんなイメージでは?
 ・過酷な労働環境
 ・ムチを持ったイカツイ男
 ・手足がボロボロになっても永遠と石を運び続ける・・・

=疑問=

あんなに巨大な建造物を
亡くなったファラオのために
鞭打たれて命をかけて何年も続けられるのだろうか

確かに、ムチ打たれた無数の労働者というのは
ハードな絵面からドラマチックな物語が生まれそうではある

でも何か引っかかっていた

なぜなら
多くの歴史を見ても
たいていしいたげられた庶民たちは
どこかで反抗し
抑え込もうとする勢力は
徐々に衰退していく

そんなんもんだから

古代エジプト人は現代とは違う価値観をもとに生きているのか?
だから
気狂いな環境下でも信仰心や忠誠心で生き続けられたのか?
とも解釈してたけど

っ!違った〜〜〜〜

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本書に書かれていること

一基のピラミッド建設に関わるのは
約2000人の組織

大きく2つの隊に分かれ
さらに5つの小班
その下に20人1チームに
分かれていたという

労働者には働く街があって
住むところも食べるものも与えられていた、
街の中にはパン職人やビール職人もいた

つまり、
ピラミッドを建設するという大義名分のもと
国民の暮らしを作るあらゆる環境が整えられ
労働者たちは毎日の働きにワハハと大笑いしながら
毎晩仲間たちとビールを飲んでいたのではないだろうか、
という論測。

うっわ
まじ楽しい

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思い込みや
概念が
ひっくり返る
この瞬間を体験してほしい

それが歴史本にはあるんだな

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書籍紹介
古代エジプト解剖図鑑
著:近藤二郎氏
発行所:株式会社エクスナレッジ

蔵書:静岡市立図書館
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ここまで読んでいただきありがとうございました

ちなみに
ピラミッド建設以外にも
●歴代ファラオの王政
●信仰の神々と死生観
●ヒエログリフとミイラのつくりかた
など古代エジプトにまつわる解説がイラストたっぷりでわかりやすく書かれています

あー楽しかった!

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