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心と言葉がリンクしすぎて苦しい時もありますが、それさえも愛おしめたら、それはもう幸福で…

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心と言葉がリンクしすぎて苦しい時もありますが、それさえも愛おしめたら、それはもう幸福でしかない。

最近の記事

金木犀の香りが漂うと 心が少しふるえる 秋は始まると同時に 終わる冬を思う 季節は巡ることを 思い知らされる

    • 女の子って可愛い

      背が低い女の子に 憧れのような 妬みのような気持ちが少しだけあります 物心ついた時から背の順は1番後ろ とかで 高校生になると周りの子も成長して平均より少し大きいくらいにはなったけど 小さい時大きかったキャラ は 自分のジャイアン気質もあいまって 甘えベタを製造したのであります 小さいとふんわりしてても可愛いし 強気な感じでも可愛いし 守ってあげたくなる気持ちになる …ような気がするのです でも大人になると しっかり者な私 は 自分の固定観念で よくよく考えてみればめち

      • 白くて軽い骨になって サラサラ同じお墓に入って やっとそこで 物質としての交わりを 初めて果たせるなら なんと素敵な終焉でしょう

        • 祖母がもうすぐ死ぬ なにを思いながら死んでいくのだろう 疲弊なのかな 老衰は ゆっくり生きる機能が遠ざかっていくのかな 健康な今 それを想像すると恐ろしくてたまらないや どうか恐怖が祖母に宿りませんように 疲れきった肉体から解放されますように 生きて残される人間のエゴの祈り

        金木犀の香りが漂うと 心が少しふるえる 秋は始まると同時に 終わる冬を思う 季節は巡ることを 思い知らされる

        • 女の子って可愛い

        • 白くて軽い骨になって サラサラ同じお墓に入って やっとそこで 物質としての交わりを 初めて果たせるなら なんと素敵な終焉でしょう

        • 祖母がもうすぐ死ぬ なにを思いながら死んでいくのだろう 疲弊なのかな 老衰は ゆっくり生きる機能が遠ざかっていくのかな 健康な今 それを想像すると恐ろしくてたまらないや どうか恐怖が祖母に宿りませんように 疲れきった肉体から解放されますように 生きて残される人間のエゴの祈り

          備忘録(ノンフィクション)

          夢を見た 何となくはっきり覚えてるから備忘録 友人と訪れた飲食店 友人とそこのマスターはお知り合い 久しぶりにお酒を飲んで眠たくなった私は店の奥のベルベットの赤いソファに横たわった 目が覚めたら友人はいなくて、そのマスターが側にいて 自分の境遇とか片親で中学生の息子さんを育てていることなんかを話してくれた 顔はそんなにタイプじゃ無かったな 髭がはえてたし そんな中、私が自分の口角を噛んじゃって 血がでて それをその人が躊躇なく舐めた そのままキスされて パニック その

          備忘録(ノンフィクション)

          あたまがいたい おくすりのむ 体が不調だと、心の在処がはっきりする気がして、苦手

          あたまがいたい おくすりのむ 体が不調だと、心の在処がはっきりする気がして、苦手

          視線

          1Kの部屋で、人をダメにするらしい大きなクッションに埋もれて、ダメになっている私の視界には、狭いキッチンで夕飯を作っている彼が映る。 物寂しいこの距離感に、理不尽にもムッとした私は、その名前を呼ぶのが恥ずかしくて、ぶっきらぼうに小さな声で「にゃー」と鳴いた。 こちらをむく彼に向かって、仏頂面のまま両手をひろげたら、目尻を下げたやさしい顔で迎えに来てくれた。 でも、「焦げちゃうからまた後でね。」と頭を撫でて、彼はすぐキッチンへと戻って行った。 触れた部分からすぐに寂しくなっ

          静寂

          静かに狂いたい 誰に知られることなく ただ二人のなかで 大それたことがある訳じゃなく 目が合うだけでとけるような ふれるわけじゃなく 声をきくだけで涙が出るような そんな二人でいたい そんなふたりでいたい

          けむり

          緩やかに くゆりたつその中に あなたの欠片が あるようで 不思議なリズムでたちのぼる その 細く白い行き先を いつまでもいつまでも見つめていた

          けむり

          あいのリズム

          幼いころの記憶。母が私を寝かしつけるために、背中をトントンしてくれた。 よくあるあたたかい光景。 でも、私はそれが少し苦手だった。 母が先に眠りに落ちていくと、トントンがゆっくりになって、いつかそれが途絶えてしまうことが、とても寂しかった。 取り残されてひとりぼっちになる夜が怖かった。 それを確信してから寝る前のトントン、は苦手。 向けられた愛情が意識とともに薄らいでいくことが、わかるようで、苦手なのだ。

          あいのリズム

          気化熱

          雨が降る音は ぱたぱた? ぽたぽた? ぴちぴちは、肌に当たる音 じっとり濡れた服が纏わりつくのが、嫌い 雨に急かされるのも、嫌い 部屋から、他人事に、眺める雨が好きだ 好き 大好き

          気化熱

          あの頃に戻りたいとは、思わない。 でも、あのころの君に会いたいと、もの凄い切なさが襲ってくる。成長した君が目の前にいるのに、あのあどけなさが、もの凄く愛おしくなる。

          あの頃に戻りたいとは、思わない。 でも、あのころの君に会いたいと、もの凄い切なさが襲ってくる。成長した君が目の前にいるのに、あのあどけなさが、もの凄く愛おしくなる。

          とあるフィクションな、物語ー色彩ー

          今日は月が綺麗だから、よく散歩した夜道にキミを撒くことにした。 君が肉体を手放してからもう、どれくらいの時間が流れただろう。軽やかに静かにあっさりと君はいなくなった。 最後までほんとに身勝手だなぁ。そんなことをぼんやり思いながら風に運ばれ見えなくなっていくキミを見送った。 君からの宿題を、僕は粛々とこなしている。無垢で滑稽な僕。従順な僕。そんな僕を見てきっと君は喜んでる。君が笑ってくれれば、何だっていいんだけどさ。 あと、どれくらい…。 小瓶に入ったキミを握りしめる癖

          とあるフィクションな、物語ー色彩ー

          あと一口が

          あと、一口が食べられないのだ スプーンに乗ったそれを、口に運ぶことができない 満腹な実感を押しのけて、それを運ぶことが 出来ないのです 食べたあとの心地の悪さを思うと、なぜ食事をしたのか、ということから悔やみ始める 満ち満ちてしまったあとは 溢れてこぼれるだけなことを、知りすぎてしまったから 満たされる幸福感と 物足りない焦燥感は 1度対決をして、決着をつけるべきだ きっとそうなんだ

          あと一口が

          バンドマンはなぜ前髪が長いのか

          見えすぎてしまう感受性 宿してしまう眼光 溢れてしまう艶 コミュ障 これらを覆うための防衛手段なのかなって 私にとって かかる前髪は 垂涎もので それだけで目を奪われる 目は口ほどに物を言うから 互いの間に前髪という隔たりがあって 聞きたくない本音も 知りたくない真実も 隠れてぼんやりさせられるし 相手もそうなんじゃないかって 勝手に解釈して ギリギリの許容範囲を越えない 暗黙のルールがそこに成立している気がする 私はいつも 本当に大切なことは 知らんぷり していたい

          バンドマンはなぜ前髪が長いのか

          微熱がみせる夢

          あなたが私を見つめて 私はあなたを見つめてた ただそれだけ それだけの空間 生かされている感謝とか 生きなくちゃいけない責任とか そういうの全部無くて ただ生きていられた ただの私で居られた 錯覚でもいい 思い込みでもいいや 眩しくて 激しくて 穏やかで 愛しい 私だけのあなた 微かな熱を持ったまま 瞼の裏にヒソメテおくの 誰にも触らせない 私だけのあなた

          微熱がみせる夢