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セカライに初参戦した感想文(セカライ3rd)


大声で泣いた




登場人物(嘘)

・もや
オタク。桐谷遥のことが好き。
ビビミクの夢女子(♂)。

・連番
オタク。身長が2メートルある。
KAITOのことが好き。

・桐谷遥
MORE MORE JUMP!の一員。
かわいい。みのりのことが好き。

・ストリートのセカイの初音ミク
ビビミク。ストリートのセカイにてVivid BAD SQUADの面々を見守り時に支える。俺のことが好き。


セットリスト

夜/昼

1.Journey
2.ショウタイム・ルーラー
3.エイリアンエイリアン/フィクサー
4.トンデモワンダーズ/にっこり^^調査隊のテーマ
5.セツナトリップ/地球最後の告白を
6.イフ
7.モア!ジャンプ!モア!/アイドル新鋭隊
8.アイディスマイル/ロウワー
9.ジェヘナ/メリュー
10.ザムザ
11.雨とペトラ/フェレス
12.Ready Steady/街
13.虚ろを扇ぐ
14.STAGE OF SEKAI/フロムトーキョー
15.Hello,Worker/アトラクトライト
16.the WALL
17.セカイ
18.仮死化
19.Mr.Showtime
20.てらてら
21.パラソルサイダー
22.バグ
23.アイムマイン
24.NEO


きっかけ

意外に思われるかもしれないけど、
MORE MORE JUMP!のことがマジで好きで……(自己紹介)

え?


特に桐谷遥さん(かわいい)のことがめちゃくちゃ好きで、バナーイベの書き下ろし曲『イフ』がかなり好き。シャッフル再生で流れただけで泣く(うわ)

かつて傷つきながらもステージに舞い戻った遥ちゃんが、かつての自分と同じ状況にある人に対してどうするか。
寄り添って寄り添って、たとえダメでも、それでも寄り添い続ける。
痛みも迷いも自分を形作る大事なものだから、全部抱えて進んで“希望”を届けようという決意のお話。一番好き。

〝君の為に歌いたい〟

ホープフルソルジャー、一番好きな衣装です


セカライ2ndのLVを観たぼく「イフ来なかったな……」

モモジャン単独コネライ後のぼく「イフ来なかったな……」

周年コネライ後のぼく「イフ来なかったな……」


正直2ndで来なかった時点で腹は決まっていたけど、ミリでも可能性あるなら逃したくなかった。思い入れのある大事な曲は大舞台で聴きたいよねぇ。仮に来なかったとしても楽しいだろうし!


カラパス課金の甲斐あってSS席最前ブロックへ……。


いろいろ雑感


・企画展示、人が多い!
言い方悪いけど、前回までは過疎気味だったと聞いてたのでグエーってなった。人気すげえ。

・客層が若い!
LVとかだと女性多めかなと思ったけどこのリアルライブ規模だとまあ偏ることもなく半々って感じかも。
若者とカップルがとかく多いかなー!!!!!!

・〝THE・オタク〟はごく少数
いつもマジなんとかにいるような感じの重装備オタクは全体の2割くらいか。その代わりプロセカのファン層は痛バ勢が多い。
法被勢とかいう絶滅危惧種。物販に法被とか売られずにアクセサリー類が目立つのはやはりニーズによるものなのか……。

LAM先生最強!
素敵フラスタがいっぱい
ある程度列進んだところで見せつけられるので欲しくなる


・物販は相変わらず溶けるのが早い

レジの人
「すいません、ショルダーバッグのグリーン売り切れちゃってて………」
ぼく
「あー………別色とかって残ってますかね」
レジの人
「パープルならあるかもしれないです!見てきます!」

レジの人
「ありました!」
ぼく
「ありがとうござ

「ショルダーバッグこれで全部終了でーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(バックヤードから響き渡るクソデカ大声)」

ぼく
「オッ」

期せずしてラスイチで草
事前通販は大事(何回目?)


ライブ本編の感想

東京1日目の夜と2日目の昼公演に行ったけど、初演だった夜公演の話題を中心に。

入り口で特典を受け取り、自分の席に座りペンライトの点灯を確認する。
緊張からかペンライトを持つ手が震えていた。

推しのパーソナルカラーである青色にペンライトを光らせ、その光をぼーっと見やる。
……ついに来たかと実感が湧き、期待と不安が混じった震えが身体を覆っていた。

いつか「そんなにMORE MORE JUMP!が好きなのになんで今までセカライに行かなかったの?」と問われた。

それはやはりセカライをナメてたんだろうなと思う。

そもそも“ライブ”という概念がプロジェクトセカイの世界観とニコイチであり、あくまでセカライはその中のひとつの表現にすぎないと思っていたからだ。

マジカルミライのように初音ミクたちを召喚する、いわゆる特殊な参拝じみた形式のライブとは少し自己解釈のズレがあって、ざっくり言うと自分はゲーム内ライブで満足していた。

キャラが動いて喋って歌うという媒体が、高いクオリティかつ手の届く範囲で展開されているので「わざわざ足を運ばんでも……」と少し保守的な足回りになっていたことは否めない。

これはこのコンテンツが「リアルライブだけがプロセカのすべてじゃないぞ!いろいろ武器があるぞ!」ということの裏返しなので、かなりコンテンツとして追いかけるときに信用に足る要素だと思う。

そんな心持ちでありながらも、わざわざ現地へ足を運ぼうと決めたのは、『イフ』という曲が本当に好きで初披露を逃したくなかったのと、マジカルミライが価値観をぶっ壊してくれたこと。(このくだりは過去の記事でさんざ語っているので割愛する) 


あと気まぐれで行った2ndのライブビューイングで「こんなん絶対楽しい……絶対楽しい……」と感じたから。スクリーンの中継越しでそう思わせるパワーを感じた。決して筆者がチョロすぎるわけではない。

紆余曲折を経てたどり着いた幕張メッセのパイプ椅子の上で、来るかも分からない推し曲を想像し緊張している。来ても来なくてもやばい。

ぼく
「『イフ』来たら終わるから骨は拾ってね」

連番
「僕も『ザムザ』来たら骨になるんでお願いします」

オタクにありがちの会話をしつつ待っているとLeo/needによる影ナレが始まった。

その刹那、真横から
「わんだほーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」というシャウト。

心臓に冷や水でも直接ぶっかけられたような感触に胸を痛めつつ横を見やると、何故かすまし顔の連番。
なんでもうやり切った感出してるんだ。俺を置いていくな。

狼煙代わりとしてはかなり物騒な部類だったが、ともかくその瞬間から自分にとっての答え合わせとも言えるライブが始まった。


・オープニング

恒例のオープニングムービーが終わるとステージに現れたのは主人公組とミク。

2ndのトリ曲がオープニング曲に。
しかし同じ曲でも前回までの黒背景とは違い背景にはステージ、サイドモニターにはAR視点。
“-Evolve-”というサブタイトルに偽り無しの変貌ぶり。
「今回はこんな感じで行くからな!よろしく!」というメッセージがこもったご挨拶ともとれた。

プロセカのテーマソングはひたすら前向きな曲ばかりなので、セットリストのどの位置にいても違和感が無いね。
こっから2時間あるの?マジ?もうクライマックスじゃなくて?という具合にワクワクを引き上げられていく。

2周年のアニバ衣装もかなり好きだし良かった。
サビ前のクラップ、周りで俺しかしてなくてめちゃくちゃ焦ったけど。

これが、客層の違い……と戦々恐々に。

曲が終わった瞬間各々が「用事あるわ……」みたいなノリで掃けていくの笑った。忙しくても歌は歌う。

司の「サラバダッ」めっちゃ好き。


・ワンダーランズ×ショウタイム


トップバッターはレオニかな?
と思ったらまさかのワンダショ!

しかも初手はカラスヤサボウの『ショウタイム・ルーラー』。
ボルテージの上げ方が上手だ……。
個人的に意外な選曲だったのと、めちゃくちゃ熱い(物理)演出、コールアンドレスポンスでもう最高潮。

類の「……楽しんで」で何人召されたんだろうか。セリフの間とイントネーションが完全に“理解”している言い方なんよ。

曲が終わるとメンバー紹介へ。MC(というよりはキャラの掛け合い)はかなり長めで、観客への声出しを促しつつの進行はライブというよりショーを観ているような感覚。
実地で「わんだほーい!」出来たので満足。

次の曲はフィーチャー枠の『エイリアンエイリアン』。
「べんとらー、べんとらー、すぺーすぴーぷる!」でUFOからミクが現れて「初音ミク、到着したよ〜!」の流れめっちゃいい。ワンダショミクかわいいな……。
マジミラとかの本家でご無沙汰の言わずと知れたナユタン星人曲なので盛り上がりに説明は要らないだろう。楽しかった〜。

最後は全員揃って最後の曲へ。

曲前の「崩壊10秒前〜!?」で膝叩いた。
セカライは曲前の会話で次の曲を示唆したりするけど、意図に気づいたオタクから順番に雄叫びをあげるのが面白い。めちゃくちゃ叫んだ。

息つく間もないくらい楽しい時間だった。いやまだ始まったばかり!?


・MORE MORE JUMP!

来た。来てしまった。

緑色の光が明けるとステージに現れたのはみのり、愛莉、リン。
この組み合わせ!?

MORE MORE JUMP!の1曲目は『セツナトリップ』。
完全に『マシュマリー』か『恋愛裁判』かなーって思ってたから油断した。

なにより幕張メッセでのライブで『セツナトリップ』を浴びるタイミングが人生で来るとは思わなかった。青春……。

昼の部にちょっと触れるんだけど、この曲の裏には『地球最後の告白を』でGUMI曲の二枚看板になってるんだよね……。
このライブってこういうことしてくるんだ?ふ、ふーん?

楽曲の疾走感に身をまかせ、夢か現実かよく分からない感覚にハマる。いろいろあり得ないことが起きている。
ジャンプ禁止じゃなかったら跳ね回ってたよ。2mmくらい浮いてた。

曲が終わるとメンバー紹介。
推しの名前叫ぶの楽しすぎ!遥ッ……
ここのへんマジでずっと歓声が野太くて“信頼”だった。
でも遥ちゃんのときはちょっと黄色い歓声が多かった気がする(気がするだけ)

ライブのMCで天丼ネタ擦るのはさすがに面白い。どうぞどうぞ〜。


次の曲入りに向けて、センターに立ったのは遥ちゃん。……遥ちゃん曲!?

『アイノマテリアル』?『フロート・プランナー』?
……後から冷静に考えると、ステージにいるのがミクな時点で曲は決まってたけど。
(『アイノマテリアル』はMEIKO、『フロート・プランナー』はリン)
当時の俺は感情が追いつかずとにかく冷静さを欠いていたのだ。

「“““もしも”””、ライブが今日じゃなかったら、出会えなかった人がいるかもしれない」

うろ覚えだけどこんな感じのことを言った気がする。
“もしも”という単語が聞こえた瞬間、身体の中に風が吹いたような、ヒヤッとした感覚に包まれた。

ライブ前は推し曲が来たら多分叫んで昂るんだろうなーと思ってたけど、いざ来ると声が出ない。息が詰まってる。

「君の為に歌うよ。『イフ』」

ホ、ホープフルソルジャー……。
一番好きなキャラの一番好きな衣装で一番好きな曲が披露されてるんだけど、夢?

昂りすぎてペンライトもまともに振れない人間になっていた。腕がプルプルしている。

感情が昂ると、胸のあたりをアツい何かがずっと流動しているような感覚になるんだけどこれが本当に心地良すぎる。
生まれた意味と死ねない理由、ここにあった……。

『イフ』を好きな理由は序盤に書いた通り。
このテーマ性を持った曲がこの大舞台で披露されている現実が本当に愛しい。

涙を拭いながらライブを鑑賞したのは……まあ2回目くらいか。周りから見たらすげえ変な人だったと思う。(“もしも”のタイミングで天を仰いだりしゃがみ込んだりしてた)
大丈夫!遥ちゃんはそういうの全部受け止めてくれるよ!多分!

一番好きなフレーズ、“でも君の為に歌いたい”をめちゃくちゃクリアに聴けて、本当に足を運んできて良かったな……。

ちなみにこの曲めちゃくちゃわかりやすいクラップがあるはずなんだけど、また俺しかやってなかったので幻覚なんかもしれん。

曲が終わったあとに連番の肩に寄りかかって
「もういい……楽にしてくれ……」と意味不明なことを呟いてめちゃくちゃ困惑させてゴメン。

『イフ』が終わると次はモモジャン最後の曲。やだよ〜〜〜〜〜〜〜。

名残惜しいけど、どんな曲が来ても全力で楽しもう。身構える。

ミク、掃けない。愛莉、センター。
どこかで見たフォーメーション。
「次の曲はコールで盛り上がる曲よ!」

「『モア!ジャンプ!モア!』!」

喉、終わる

ここで叫ばないでいつ叫ぶ!?
2ndのライブビューイングでこれ観て「なんで俺は現場にいないんだ……」ってなってたのでここで回収出来ると思わず咆哮した。

断定表現はあまり好きではないけど、これでブチ上がらないオタクは居ない。絶対。

次の日から龍角◯のど飴を延々舐め続ける日々となったけど全部出した。曲終わったあと何故か息が上がってたし。

モモジャン推し、遥ちゃん推しとしてあまりに幸せな時間だった。情緒がぐるんぐるんで泣いちゃった。


・25時、ナイトコードで。

急に始まった。


え、強い……。
シナリオ上の立ち位置として暁山瑞希の存在が好きなのでこの曲と『ロウワー』がとても好き。

と思ったら裏のセトリに『ロウワー』入っててもう小躍りするしかない。しかもどっちもMEIKO姉さん曲!

「MEIKOと歌った『アイディスマイル』、どうだった?」

最高!

ワンダショもモモジャンもそうだったけど、セカライはまずバーチャルシンガーに重きを置いて話を始めてくれるのが良い。
シナリオを追想する上で欠かせないし何よりクリプトンズ好きなので俺が嬉しい。

ニーゴは気持ちMC長めかな?と感じた。
今回のライブでは休憩が無いとアナウンスがあってからMC中に座らされる流れさすがに笑った。
奏の「どう、みんな……座れたかな?(圧)」でスッと座る豆腐たち……。

いいのか。そんなことして。
まるでオタクの都合の良い妄想みてえな選曲!

ライブ前
「ジェヘナ来たらいいな……」
「それ」
って会話してたのが見事に回収されてしまった。こんなトントン拍子に好きな曲来るライブある?

最後の曲は『ザムザ』。満を辞して、って感じする。

横の連番オタクはニゴカイ推しなのでその日一番の声量で叫びながら崩れ落ちてた。
公演後に横のお姉さんに
「狂い方が面白かったです」
って言われててめちゃくちゃ笑った。狂って褒められることあるんだ。

開演前の

ぼく
「『イフ』来たら終わるから骨は拾ってね」

連番
「僕も『ザムザ』来たら骨になるんでお願いします」

という会話も見事に回収したので今ふたりとも骨。

足元でオタクがぐちゃぐちゃになってるのを感じながら青のペンライトを振る。

この曲はバーチャルシンガーの存在感がひときわ大きく、めちゃくちゃ濃厚なKAITOを摂取できることで有名。(そうなの?)

“ズキズキズキ”でじっくりとにじり寄るシーンは曲調と相まって特別な緊張感を生み出していて、このシリアス感がこの曲の魅力だなって思った。
実際ステージで観ると迫力が段違いだ……。

曲後に「必要だと思ったからしたまでだ」って言い残して去っていくKAITOも良い。本当に。
ストーリー上であれだけ“行動すること”について棘を振り撒いていたニゴカイだからこそ、もっともらしい理由をこじつけずに奏たちと一緒に歌ってくれるってのがこう……説得力があって良い!


・Vivid BAD SQUAD

ビビバスのステージ、めっちゃ路地裏感あってちょっとアングラな雰囲気が出ている。

彰人と冬弥のふたりがステージに残りいきなりフィーチャー枠から……なにやるんだろう?
レンが登場してから凄まじい黄色い歓声に包まれながら始まったイントロ。聴こえた瞬間手叩いた。

『雨とペトラ』ありがとう……!

まさかこの曲を幕張メッセで聴くとは思わないよ。これ『セツナトリップ』のときも言ったな……。
クリプトンズだけのライブだと聴けない曲がたくさん聴けるのはセカライのアドバンテージだなー。

彰人が要所要所で「まだまだいけるよな?」って煽ってくれるのがめちゃくちゃ好き。
引っ張られて冬弥もやたらテンション上がってて好き。

連番
「どうしたんだよ冬弥!今日のお前なんかおかしいよ!」

おかしいのは君

曲が終わり、レンと入れ替わりで登場したのはミク。

恋 無理

ビジュアルが良すぎる

(筆者はセカイミクの中でビビミクが一番好き。ガチ恋)

遥ちゃんは推しでビビミクは夢なんだよなという要らない情報

「好きになっちゃったぁ つってさ」

悲鳴を上げた。あの瞬間だけ女子だったかもしれない。

という意味不明な感想を抱くほどイケすぎてる。助けて。

『虚ろを扇ぐ』のときには幾分か冷静さを取り戻したが今度はKAITOが色気ありすぎて集中できねえ なんだその胸元は


ていうかこれ夜公演通った冬弥推しは息してないのでは……。

無限に韻を踏むのが特徴のこの曲だけど、決意とか意志が歌詞に染み込んだ感じがビビバスの特色として出てて好きだな。『シネマ』みたいな。
ビビバスの楽曲、泥臭くも青くもあってそれでも前に進んでいくのが基調で、それが本当にプロセカらしいというか、未来ある者のストーリーテリングとして本当に美しいなと感じている。ユニット単位で好き。

あとAR表現と一番相性良いのはビビバスじゃないかなーと感じた。
動きのキレを見逃すことなく、余すことなく堪能できるので。
ダンスユニットだけあってメリハリある動きが多くて可視範囲が多いとより映えて見える。

『Ready Steady』のビビミクさんがめちゃくちゃ躍動しててもうお腹いっぱい……。



・Leo/need

レオニがトリ!良い!!!!!!

“実はこの曲全然刺さってなかった”っていう白状から話題を始めるのが実に恐縮なんだけど……。

やっぱ現場で聴くと違う……。

まず当然の事として聴こえてくる音が違うのと、観客、視覚、ステージ全て揃って確かなライブとしての質感が出来上がっている。

「バンドは直接ライブを観ることで完成する」ってのは他所での受け売りなんだけど、ここで如実に現れた。
Leo/needというバンドのライブが確かにそこにあった。


『Hello,Worker』は3DMVとは異なり一歌がギターを持つ編成。こういうねじ込み方するんだ。好きだけど。
個人的にはマジカルミライ2023で聴いたばかりだったので「えっ、いいのか!?」と歓喜。

大舞台で就活の歌を歌う高校生バンド……。


さんざんMCで「壁を越える」とか言ってたので分かりやすすぎたけど、分かっててもアツい……!
テレビアニメでいうと12話くらいで流れる挿入歌って感じの曲(伝われ)


本当にこの曲は初音ミク(ミクぴょん)だからこそ良いというか、一歌たちが壁を越えるときに横に居てほしいのは初音ミクであって欲しいというエゴもある。

あと普通にメロディがロックでちょっとライブキッズの自我が出そうになった。危ない。

連番
「“飛ばなくて”いいんですか?ツーステ踏まなくていいんですか?」

ぼく
「無理に決まってるだろ!!!!!!」

(こういうのは絶対にやらないからこそ成立するプロレスなので、本当にレギュレーションを破る悪い人間になってはいけない)



・スペシャルタイム

ユニットが一通り出揃い、残すはバーチャルシンガー組。

やはりクリプトンズの並びは実家のような安心感がある……。

2ndは『千本桜』と『群青讃歌』だったっけ、『Journey』はもうやったし多分一曲は決まってるけどあと何やるんだ……?

あー、『セカイ』ね。分かる分かる。
確かにシチュエーションぴったりだわ。

……『セカイ』?


6人歌唱の『セカイ』?
何それ知らん……こわ……。
存在しない記憶生えてきたんだけど……。

しれっとこういうのやってくるから油断ならない。

それはそれとして、“-Evolve-”ってタイトルのライブで始まりの曲をやってくれるの良いなって思った。セカイはずっと続いているんやね……。


リン
「まだまだライブが続くって……コト!?」
ハチワレ

まだライブ続くらしい!やったーーーーー

ユニット毎の曲数減ってて不自然だったしね。


後半戦トップバッターはビビバス!

終わった

焦らし切った後の彰人曲はズルいって。

ペンライトを握る手に思わず力が入る。じっとりとした熱を感じる。熱気がエグいよ。

そしてビビバスMEIKOさんがカッコ良すぎる。
3DMVとカメラワークが違いすぎてすごく新鮮に感じた。キレッキレ。

こんなのがあと4ユニット続くんですか?マジ?


二番手はワンダショの『Mr.Showtime』。

天馬司、お前が“主演”だよ……。

寧々ちゃんの「飛んじゃった」ちょっとチクチクすぎて泣いちゃう

ワンダショは全員多種多様な動きをしているのでどこを観たらいいか分からなくなる。何回でも観たい。円盤買いましょうね。


和田たけあき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!ありがとうな!!!!!!!!!!!!

オタクはみんな好きだよねこの曲。
僕ですか?大好きです。
オタク特有のクラップ入れてニヨニヨしてた。

咲希ちゃんの「あ〜あ」、かなりツボ。


セカライ前のぼく
「モモジャン何の曲かかるかなー……冬だしカバー枠で『白い雪のプリンセスは』とか来るかな……」


デデデデデデデデデデデデデデデデ
「パ ラ ソ ル サ イ ダ ー コ コ ロ 重 ね 繋 い だ───」(水着衣装で現れるMORE MORE JUMP!)

ぼく
「スプラーーーーーーーッシュwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwww(全身の穴から情熱のサインを噴き出して死亡)」

まあ1月と言えば水着ですよね

幕張メッセに水着で現れる俺の推し……遥ッ……

この曲だけ空気が“ドル現場”になってて笑った。けど間奏で腕振ってたの周りで自分と連番だけだったの寂しかった……。2DMV見て。

そういや「欲しがっちゃう!」で愛莉と遥ちゃんがイチャっとしたときから口角が行方不明なんだけど。どこいった?

めちゃくちゃタオル曲なのにレギュレーションでタオル振れないのだけが惜しまれる。ウゥー


ラストはニーゴ。『パラソルサイダー』以上の風速ってあるんですか?

ありました。

“優勝”って表現は本当に思考の放棄って感じだけどこれはもう優勝で良い。今日一番の沸き上がり。
オタクに寄り添いすぎだろこのセトリ。

まふゆの「……あはっ(虚無)」でなぜか全力でガッツポーズしてしまった。
よく分からないとか言いながら一番沸かせるの上手だよね?


スペシャルタイムの曲、長時間のライブで気が抜けてきたとこをシバいて叩き起こされるような曲のオンパレードだった。ツボを理解してないとなかなかこんなセトリにならないと思う。


・アンコール

アンコール明け一発目は『アイムマイン』。
全員フェス限衣装の重課金仕様で震えてしまった。
衣装がエモいとかより先に金額面の発想が出てきてしまう癖本当に良くないね。(筆者はKAITOとMEIKOだけ引けてないので頭を抱えている)

6人歌唱ってだけでもうめちゃくちゃ良いんだけど、プロセカにおけるバーチャルシンガーのロールが“観測者”ということを踏まえると
〝僕が祝福を願ったあの時
蕾だった君たちが花咲くように
強い願いは将来に繋がって 〟
っていう歌詞が凄みを増すので好き。

プロセカのバーチャルシンガーはいわゆるマジミラとかのパブリックな存在とか、自分の中にだけ居る存在とかそういうのとはまた違う、ある程度キャラ付けされたものではあると思うんだけど、
でもそれがこういう未来へのメッセージとかに説得力を持たせることに繋がっていて、とても大事な存在だなと思った。


最後は主人公組が再び揃い『NEO』で締め。

衣装めちゃくちゃ良すぎる!!
この曲は絶対外さないから聴けるの一番楽しみにしてた。

特に小豆沢こはね(というかcv秋奈)のパートがヤバすぎて無限に聴ける。

これまでの成長を確かに感じさせるパフォーマンスをしながらも、これからの新しい未来を歌う光景があまりに美しすぎてなんかたまらなく泣けてきてしまう……。

「泣き喚こうぜ」

いいのか!?(やめろ)

そして銀テ砲はやはりラスサビが一番アガる。座席ブロックが端すぎてテープ取れないのほんま(次の日取れた)

ともかくたっぷり2時間半のライブ、充足感とともに終幕……。


まとめ

行って良かった……。

初演後に昼の部も行って差分でブチのめされ、我慢できずに地元のライブビューイングにも行ってブチのめされ、圧倒的なプロセカパワーで往復ビンタされるイベントだった。
全日『イフ』で泣いた。

好きなコンテンツが、好きな曲が、好きなキャラクターが目の前でカタチとしてあることがこんなにも尊かったんだと、最近つくづく感じる。

特にMORE MORE JUMP!の曲をあのデッカい空間で浴びれたのが今でも夢なのかなと思う。ずっとぷるぷると打ち震えてた。冥利に尽きるな……。
MORE MORE JUMP!を好きで良かった……。

“◯◯を好きで良かった”と思える経験って人生単位だとそんなに簡単なモノでは無いと思うんだけど、それを今与えてくれたプロジェクトセカイには感謝しかない。

また今回みたいな体験が出来ると信じて、このコンテンツに着いて行ってみても良いかなと思えたイベントだった。
なによりもまだまだ未来へのパワーを感じるので。

プロジェクトセカイとMORE MORE JUMP!と遥ちゃんに圧倒的感謝を述べてこの話はおしまい……。(あと遊んでくれたオタクもありがとう)

また次も行きたい!もあもあーーーー!!!!!!




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