ロッテ、2005年以来、19年ぶりの10連勝

千葉ロッテマリーンズが2005年以来、19年ぶりの10連勝を達成した。

5月31日、本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われた対阪神タイガース戦、ロッテは2-3と1点を追う9回裏に、阪神6番手のハビアー・ゲラを攻めて一死満塁とすると、3番・髙部瑛斗がレフトへ犠牲フライを放った。
ロッテはまたも9回に相手のクローザーから1点を奪って同点とし、3試合連続の延長戦へ。

さらにロッテは延長10回裏、阪神7番手の漆原大晟に対し、2死走者なしから8番・友杉篤紀がこの試合、4安打目となるレフト前ヒットで出塁。すかさず二盗を決め、9番・和田康士朗の四球と途中出場の岡大海のレフト前ヒットで2死満塁。
ここでこの試合、5打席連続出塁の小川龍成がカウント0-2と追い込まれながら、フルカウントまで粘り、サヨナラの押し出し四球を選んだ。

ロッテは5月14日以降、引分け4試合を挟み、ついに10連勝、14試合負けなしとなった。

ロッテがレギュラーシーズンで10連勝に到達したのは、2005年、ボビー・バレンタイン監督の下で12連勝を成し遂げて以来、19年ぶりの快挙となる。

ロッテの10連勝以上は史上9度目

千葉ロッテマリーンズのシーズン10連勝以上は前身を含め、9度目。
毎日オリオンズとしてパ・リーグ参入初年度の1950年に15連勝を挙げ、リーグ優勝と日本一、大毎オリオンズ(毎日大映オリオンズ)としてNPB最長連勝記録となる18連勝を挙げた1960年はリーグ優勝、千葉ロッテマリーンズとして12連勝をマークした2005年もリーグ優勝(ただし、リーグ勝率2位)、日本一に輝いている。
しかも、10連勝以上をマークしたシーズンは9度ともAクラス入りを果たしている。

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