DeNA・度会隆輝、球団新人記録の6試合連続打点

横浜DeNAベイスターズの新人・度会隆輝が、再び勢いを取り戻している。

度会は6月11日、ZOZOマリンスタジアムでの対千葉ロッテマリーンズ戦で1か月ぶりに一軍の公式戦に出場、「9番・右翼」で先発出場。

第1打席でいきなりセンター越えの2点タイムリー三塁打を放ち、復帰をアピールすると、翌日6月12日にも同じロッテ戦で「8番・右翼」で先発出場し、4打数2安打、1打点を挙げた。
6月13日の試合は「2番・右翼」で出場すると、4打数3安打、1打点でプロ入り5度目となる猛打賞を記録した。

さらに6月14日からの対西武ライオンズ戦(ベルーナドーム)でも3試合すべてで安打と打点を記録、一軍に復帰してから6試合連続安打・6試合連続打点をマークした。

度会は今季、開幕からスタメン出場を続け、開幕戦でプロ初アーチとなる3ラン本塁打、開幕2戦目にも2試合連続となる2ラン本塁打を放つなど、華々しくデビューしたが、その後、打撃が急降下、4月25日には3号の満塁ホームランを放ったが、3・4月の成績は打率.217、3本塁打、11打点。
5月に入ってからはスタメン出場は2試合だけで、5月16日に登録抹消されていた。


度会の6試合連続打点は、球団新人記録を73年ぶりに更新

DeNA(前身の大洋ホエールズ、横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズを含む)の新人選手が6試合連続打点をマークするのは、1951年の矢野純一(大洋)、1960年の黒木基康(大洋)の5試合連続打点を抜き、73年ぶりに球団新記録となった。

NPB新人記録は望月充の8試合、パ・リーグ記録は清原和博の7試合

NPBの新人選手の6試合以上の連続試合打点は、1986年の西武ライオンズ・清原和博(PL学園高校)が7試合連続打点をマークして以来、38年ぶりで、セ・リーグでは1984年の広島カープ・小早川毅彦(法政大学)が7試合連続打点をマークして以来、40年ぶりとなった。
NPB新人選手の最長は1972年の阪神タイガース・望月充(立教大学)の8試合連続打点となっている。

なお、DeNAの球団記録は、大洋時代の1980年に高木由一が達成した9試合連続打点が最長で、2023年8月、牧秀悟が8試合連続打点を達成したが、あと「1」、及ばなかった。

NPBの連続試合打点の最長記録はバースの13試合連続

NPBの記録は、1986年にランディ・バース(阪神タイガース)が達成した13試合連続打点で、2018年に山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)が12試合連続打点をマークしたが、バースの記録にはあと1歩、及ばなかった。

パ・リーグの最長記録は1974年の長池徳二(阪急ブレーブス)、1977年のレロン・リー(ロッテオリオンズ)、1997年の鈴木健(西武ライオンズ)が記録した11試合連続打点となっている。





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