【祝・大島洋平2000安打達成】都道府県別達成者分布

中日ドラゴンズの外野手・大島洋平がNPB通算2000安打に到達した。
NPBでは55人目、日米通算を入れると60人目の快挙だが、大島洋平は愛知県名古屋市出身者としては初の快挙となった。

では、日米通算2000安打に到達した60人選手の出身を都道府県別に見て、もっとも多い順に並べるとどうなるか?

5位から見てみよう。

5位 愛知県 4人

愛知県出身者の第1号は、「打撃の職人」で中日ドラゴンズの監督も務めた山内一弘(一宮市)。
その後、イチロー(西春日井郡豊山町)、稲葉篤紀(北名古屋市)、大島洋平が4人目で、名古屋市出身では初。
4人のうち、中日ドラゴンズに選手として在籍したことがあるのは、大島洋平だけである。

5位  東京都 4人

愛知県と並ぶ4人を輩出しているのが東京都。第1号は墨田区出身の王貞治で、続いて中野区出身の榎本喜八、西東京市出身の井口資仁、東村山市出身の鳥谷敬。

王貞治と榎本喜八は共に早稲田実業の出身(4学年違い)である。

3位 千葉県 5人

第1号は「ミスター」こと長嶋茂雄(佐倉市)。
谷沢健一(柏市)、小笠原道大(千葉市)、阿部慎之助(浦安市)、福浦和也(習志野市)と続く。
地元・千葉ロッテで達成したのは福浦和也のみである。

3位   熊本県 5人

現役でも村上宗隆を始め、多くの好打者を生み出している熊本。
第1号は川上哲治(人吉市)、江藤慎一(山鹿市)、秋山幸二(八代郡氷川町)、前田智徳(玉名市)、荒木雅博(菊池郡菊陽町)と続く。

2位 広島県  6人

広島カープのおひざ元である広島県出身の第1号は広瀬叔功(佐伯郡大野町、現・廿日市市)、その後、張本勲(広島市)、山本浩二(広島市)、金本知憲(広島市)、谷繁元信(庄原市)、新井貴浩(広島市)と続くが、広島市内出身が4人もいる。
山本浩二と新井貴浩が地元・広島カープで達成している。

1位 大阪府 8人

大阪府が「野球王国」に相応しく堂々の1位。
大阪出身の第1号は土井正博(柏原市)で、その後、福本豊(大阪市)、新井宏昌(大阪市)、立浪和義(摂津市)、清原和博(岸和田市)、宮本慎也(吹田市)、中村紀洋(大阪市)、松井稼頭央(東大阪市)と続く。

そのうちPL学園出身者が4人を占める。
ただし、大阪にフランチャイズを持つチームで達成したのは、近鉄バファローズ在籍時に達成した新井宏昌のみである。




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