ソフトバンク・和田毅、40歳以降通算22勝目


福岡ソフトバンクホークスの和田毅(43歳)が40歳以降の勝ち星をまた一つ、積み重ねた。

5月22日、みずほPayPayドームで行われた対楽天イーグルス戦で、和田は中15日で今季2度目の先発登板すると、楽天打線に対して7回まで投げ、102球、被安打3、4奪三振、無四球、無失点という投球を見せた。

ソフトバンク打線は昨日の試合で、1試合22得点の猛攻を見せたが、今日も打棒が爆発。初回に山川穂高の今季11号3ランホームランなどで一挙、5得点、2回にも再び山川穂高が今季12号2ランホームランを放ち、4得点を挙げるなど、7回終了時点で、10-0と大量リード。
和田は10点の援護をもらって、7回で降板したが、ソフトバンクは和田、津森宥紀、長谷川威展の3投手の完封リレーで12-0で勝利した

和田は今季2勝目(0敗)を挙げると、日米通算165勝目(MLB通算5勝を含む)を挙げ、うち40代に入ってから通算22勝目を挙げ、下柳剛(阪神)と黒田博樹(広島)の21勝を抜き、山本昌の40勝、工藤公康の38勝、若林忠志の36勝に次いで、NPB歴代単独4位となった。


和田毅には「40代でのシーズン二桁勝利」の期待が懸かるが、NPBでは過去6人が8度、達成している。
達成順に、若林忠志(1948年・1949年)、村田兆治(1990年)、工藤公康(2004年・2005年)、山本昌(2006年・2008年)、下柳剛(2008年)、黒田博樹(2015年・2016年)である。
和田がソフトバンクで達成すれば、NPBでは7人目、パ・リーグでは村田兆治に次いで2人目の快挙となる見込みで、しかも43歳を迎えたシーズンでの達成は、2008年の山本昌に次いでNPB最年長タイ記録となる。

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