日本軍による中国人便衣兵の処刑は違法か?合法か?
日本軍による中国人便衣兵の処刑は違法か?合法か?
✳️【蒋介石の戦略】
(前略)それに忘れてはならないことは、平服を着て民間人のなかに潜り込み、スキがあればズドンとやるというのは、蔣介石の正規の戦略であった点です。そのような戦略を取れば、民間人が非常な危険にさらされることになります。誰が便衣兵であるのかわからないので、その可能性のある者、挙動不審の者は、殺されてもしかたがない。蔣介石がそのような戦略をとったので、日本兵がどんなに嫌な思いをしたことか。普通の女の子だと安心していたところが、後ろから撃たれる可能性もあったわけです。便衣隊かいるとわかれば、村ごと全部焼き払わなければならない。それはアメリカものちにベトナム戦争を戦うことにより、はじめてわかったことです。 小室直樹/渡部昇一〈封印の昭和史 [戦後50年]自虐の終焉〉より
✳️【女・子供の便衣兵】
大井満著『仕組まれた南京大虐殺』からの引用である。
よく「女子供の死体まであった」とかいう証言があるが女子供が便衣兵なら殺されたってしかたがない。田中正明著『南京事件の総括』にもこうある…
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当時、中国の排日・抗日教育は徹底しており、婦人や子供までが、夜間信号筒をあげて日本軍の所在を知らせたり、老婆が買い物籠の中に手榴弾を秘匿して運搬したり、百姓姿の便衣兵に夜襲されたり…このため日本軍は思わぬ犠牲を強いられた。
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兵と兵が戦うという近代戦の常識が通用しない。戦争をはじめてみたら女・子供も戦闘するところだった。これじゃかわいそうだからとやめられるものでもない。
ベトコンと戦ったアメリカ兵の苦悩も同じだったかもしれない。
兵は国民の義務を果たすために戦うしかない。ゲリラは殺すしかない。 小林よしのり〈新ゴーマニズム宣言スペシャル 戦争論〉より
✔️【反論〈軍事裁判による手続き〉】
大虐殺なかった派は口を揃えて「便衣兵は国際法違反なのだから殺されてもしかたがない」などと言いますが、一橋大学大学院特任教授・吉田裕の〈15年戦争史研究と戦争責任問題〉によると、たとえ便衣兵でも処刑するかどうかは、やはり軍事裁判による手続きが必要なのだそうです。
普通に考えて、それはそうでしょう。特に女性、子供、老人の便衣兵はなおさらです。
【敗残兵】
ところで大虐殺なかった派は便衣兵問題を語る際、「便衣兵と敗残兵を区別する必要性」を無視する傾向があります。
便衣兵には基本的に3種類が存在します。
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