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「医師と患者が信頼し合えば強力なプラシーボ効果が生まれる」の嘘

【医師と患者が信じ合う】

 自己の治療法に対する医師側の信念が果たす役割りは、想像以上に重要なものだ。医師が患者に施す治療の価値を確信することは不可欠である。私は、プラシーボ反応が効果的に働くには、3つの信念の相互作用が必要だと考えている。すなわち、患者がその治療法を信じること、医師がその治療法を信じること、そして、患者と医師が互いに信じ合うことである(※)。その3つの要素が最適条件で働けば、たとえ非合理的な理論に基づく治療法でも、真の治癒が起こりうる。3つの要素の相互作用がうまく働かなければ、最も科学的・合理的な治療法でも失敗に終わることがある。(中略)

 たとえ科学によって一蹴されるような理論から生まれた治療法でも、患者と治療家がそれを信じ、また、両者が互いに信じ合えば、治癒に有利なプラシーボ反応が働くということだった。したがって、どんな治療法にも、潜在的には、器質的疾患でさえ治癒に導く力があるといわなければならない。

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 ※ダライ・ラマの言葉に、ほとんど同じものがある。ハーヴァード大学医学校の医師たちと、チベット伝統医学の薬草療法について意見を交換したとき、ダライ・ラマは成功の条件として次の3要素が不可欠だと語ったといわれる。「患者の信仰・医師の信仰・患者と医師の間の“カルマ”」。 アンドルー・ワイル〈人はなぜ治るのか〉より


✔️【真相〈治療者と患者の間に信頼などなくても効く薬は効く〉】

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 私は子供の頃、ハチに手の指を刺されてすさまじい激痛に襲われたことがあります。(私がハチに嫌がらせをしていたので自業自得ではあるのですが……)。

 そのときです。どこからか見知らぬおばさんが風のように現れ、ハチに刺された私の手の指に薬を塗ってくれたのです。

 そしてそのおばさんは名前を名乗ることもなく、再び風のように姿を消していきました。

 気づくとハチに刺された指の激痛は、嘘のようにひいてなくなっていました。

 このエピソードにはとある2つの事実が存在します。

【薬の効果を期待する暇はなかった】

 事実①━━私はハチに刺された激痛でパニック状態に陥っており、おばさんが塗ってくれた薬を「この薬を塗れば痛みがひくのだ!」などと強烈に思い込む暇などなかった。

【おばさんとの間に信頼関係などなかった】

 事実➁━━私とおばさんの間に信頼関係など形成されていなかった。(そもそもおばさんは白衣姿の医師でもなんでもなかった)。

 つまり、プラシーボ効果が発生する条件を、見事なまでに満たしていなかったわけなのです。

 が、それでもハチに刺された激痛が、見知らぬおばさんが塗ってくれた薬で消えてなくなったのです。これがなにを意味するのか?

【条件に関係なく効く薬は効く】

 おばさんの薬は、おそらくドラッグストアで普通に売られているものだと思われます。

 つまり「科学的・合理的な薬」として現代医学に認められた薬なのです。

 それを用いれば、患者の信仰心も、患者と治療家の間の信頼関係もまったく必要なく、高い効果を発揮するというわけなのです。

 しかし、ドラッグストアで普通に変える薬にこれほどの(プラシーボではない)効果があるのですから、数千年の歴史を持つ鍼や、代替医療の王様であるホメオパシーに、想像を絶する奇跡の(プラシーボではない)治癒効果があるであろうことは、ちょっと考えれば誰でもすぐにわかることです。

【プラシーボ効果は壮大な嘘】

 では、プラシーボ効果とはいったいなんなのでしょうか?

 私は鍼やホメオパシーを始めとする代替医療を貶めるために現代医学がでっちあげた壮大な嘘だと見ています。

 代替医療でなにか結果が出ても現代医学は「そんなのはただのプラシーボ効果に過ぎない!」で瞬殺してきました。

 現代医学にとってプラシーボ効果というフレーズは、ライバルの代替医療を貶める無敵のフレーズなのです。

 そうやって現代医学は代替医学に詐欺やインチキのレッテルを貼り、世界の医療界を支配し、利益を独占してきたのです。

 しかし、私のこのnoteで多くの人が、プラシーボ効果というものに疑惑を持つようになったと思います。

 私の考えではプラシーボ効果とは現代医学が生み出した幻想であり、その幻想の霧に包まれた代替医療の奇跡の力によって、世界中の人々が真の健康を得られる時代が来ることを願ってやみません。

【聖人】

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 最後に余談なのですが、遥か太古の人たちは、私に薬を塗ってくれたおばさんのような人を見て「聖人」「聖者」といった言葉を考えたのだと思います。

【まとめ】

 ●治療者と患者の間に信頼関係などなくても、効く薬はしっかり効く。

 ●プラシーボ効果とは、現代医学が代替医療を貶める目的で捏造した大嘘である。


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