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2週間前から準備をかましてく

数年間、手を付けていない趣味を急にやろうとするおは、なかなか勇気がいる。当時よりは劣っているのは必然で、スポーツだと思ったより体が動かないこともある。なんせ、大会や本番なんかに出場ということになると、計画を立てて前前からの準備の期間が必要だ。しかし、今回私に課せられた日数は2週間後の神社のお祭りの本番でダンスを踊ることだった。

しかも、なぜだか、スペシャルゲストという鬼ハードルの高い肩書きを背負って。

9月下旬の話。
高校の頃同じダンス部活だった同期から急に思いもよらぬ連絡が来た。

「ねぇ、一緒にイベントに出ない?小さなお祭りなんだけども。
ちなみに、2週間後に本番。笑」

2週間後!?
なぜそんなにも急遽のお誘いだったのか、笑
長いこと習い事や部活でダンスに触れていたけど、社会人になって3年。ダンスという文化とかけ離れていた私に、こうも急にお願いするにはハードルの高いお話だった。
なんせ、人様に見せる形になるため、自分たちで作る自己満な踊りではステージに立てないので、悩んだが、めったにないお誘いに正直めちゃくちゃ嬉しかった。

短い準備期間に不安を覚えながらも、かつて一緒に踊っていた友人と一緒にステージに立ちたい思いの方が遙かに大きくなっていた。不安は一瞬とばして、2つ返事で参加したいと答えた。

OKを出した瞬間、やることは明確で、たくさんだった。
音楽を決めて、音の編集をして、振り付けを作って、練習を繰り返し、衣装を考える。なるべく、自分の家にあるモノでお互いそろえられるようなモノ。
運動不足の私は、体作りと体力作りも兼ね備えてしなければ。それを、2週間の内で行う。不安は2人が集まると楽しさに変わって、活力がでまくりな2週間だった。仕事終わりに毎日集まって練習をする時間も懐かしくて学生のときの部活を思い出した。

そんなこんなで迎えた2週間目の本番。
久しぶりにステージ上で踊ってみて、他の方のステージに刺激をもらえて、青春がたくさん詰まっていて、とても幸せな気持ちになった。

また、そういう機会こないかな。



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