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電話をしてるふり/バイク川崎バイク

最近は専らお笑いにハマり、見取り図だニューヨークだコウテイだと追いかける中、同じようにハマっているのが、さらば青春の光である。

コントも漫才もユーチューブもテレビも面白い。
私が触れるメディアはユーチューブがメインなので、彼らのチャンネルも一通り見た。

一つを除いて。

さらば青春の光森田さんと仲の良い、バイク川崎バイクさん。
さらば青春の光のユーチューブチャンネルでもワイプやゲスト出演している。

先程の、まだ見ていなかった動画はこちら
→【超時短】話題のバイク川崎バイクショートショート小説集が数秒で読めちゃいます!

梨泰院クラスや愛の不時着を超時短で「観る」シアター関町も相当楽しんだので、これはバイクさん、絶対おもろいやろ、と再生ボタンを押しかけたのだが、

本なら読めるのでは…?

と気づいてしまった。
純粋にシアター関町を楽しんでしまったので、バイクさんのショートショートはしっかり購入して純粋に内容を楽しもう!と思い、本の購入に至った。

私がアナログで、足で探したけれどどこの本屋さんにも置いてなく、初めての電子書籍にトライした。

今年の目標の1つである本を読むこと、それも達成していかなければ。

というわけで読了。「電話をしてるふり」

活字イヤイヤ期の私でも本当に読みやすく、
一気に読んでしまった。

ほぼほぼハッピーエンドで、ストレスもない。
テンポもよければ、文体も軽い。心地よい。
「ダメだ。夏だ。」そんなさらりとした書き方も大好き。



私は性善説を信じてずっと生きてきた。
この世界はいい人でできている、いい世の中なのだと。
私もアラサーになり、世の中、いい人ばかりでない。純粋な思いだけで、この世はできていないことは、歳を重ねて分かった。

けれど、まだ心のどこかで、この世の中にいいニュースしか流れない日が来ると信じている。

そんな思いを、バイクさんもしてるのではないかと重ねてしまった。
世の中こんなもんだよね。しんどいことばっかりだよね。そう達観しているように見せながら、実は幸せを願って、願って、願っているんじゃないかと、そう思える文章だった。

書いている人のバックグラウンドが見えると、本も面白い。
次はかまいたち山内さんのエッセイか。

そして、小説幻冬さん、盛山さんのしばけるもんならしばきたいも書籍化お願いします。

芸人さんって沼深い。
あかん、あかん、変なハマり方しないようにしなかん。

最後に、バイクさん、単独名古屋すっとばしたのはなんでですか。

あ、まだあった。
さて、やっとあの動画が見られる。



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