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Vault of the Void インポッシブル+のカオス設定について検討する記事

Vault of the Voidというゲームのインポッシブル+のカオス設定について個人的な見解を語っていく。
まだI+50クリアしたてで色々試行錯誤しているので、現状の考えをまとめるための記事でもあります。

はじめに カオス設定とは?

そもそも知らない人にとってはナニソレ?という感じだが、このゲームはノーマル、ハード、インポッシブルという難易度があり、さらにインポッシブルにスレスパでいうアセンションのような縛りをつけたモードがある。それがインポッシブル+で、その縛りのことをカオスという。
スレスパで例えたが、それよりHADESの懲罰の盟約に近い。自分で縛り内容を決めることができ、縛りの内容によってカオスの数字の上がり方も違う。ローグブックも似たようなシステムがあった気がする。
数字の最大は50で、インポッシブル+50などと表記される。なお、付けられるカオスはクリアすることで上限が基本2ずつ上がっていく。

たとえばこのゲームは1ターン目に敵が攻撃してこないが、敵が攻撃してくるようになる「ふいうちだ!」は18もカオスが付く(全カオスで最も重い)。21種類すべてのカオスの数字を足すと合計で(たぶん)113あるが、先ほども書いた通り最大で50までしかカオスを設定することはできない。

このカオスの設定によってゲーム性も変わって色々遊べますよ~ということなのだが、正直「割に合ってない」ものも多く、たぶん多くの人がある程度は同じカオスを付けてプレイしていると思われる。

というわけで、個人的にオススメなカオス設定などを語っていきます。インポッシブル+のカオス上げの途中の方は参考にしてもらったり、インポッシブル+50をやりまくっている方には意見とか聞きたいなぁ~。

下記、カッコ内の数字は上がるカオスの量

ほとんどデメリットのないカオス(合計8)

のるかそるか(1)

エリートレリック受け取り拒否などでソウルを得られない。そんなことはしないので実質デメリットなし。

一人は皆のために(4)

敵に弱体を付けると自分にも弱体が付いてしまう。一見ヤバいが、このゲームの弱体はスレスパとは仕様が違い、「被ダメがある場合のみ、その被ダメが1.5倍になる」という仕様。
たとえば自分に弱体が付いている時、敵の攻撃が10ならそれを全く防ぎきれなかったら15食らうが、ちゃんと10ブロックすれば被ダメは0。2防げなかったら被ダメ3になる。
弱体のあるなしで生死を分けることはあまりないと思うので、デメリットは薄い。にしてはカオスの数字は大きいのでオススメ。
※追記:でもまあ死ぬときは死ぬからそれ相応にやばいのか。ラスボス戦とかはどのみち常時弱体漬けになっているけども。

手抜かり(1)

完全勝利(ノーダメ)時の追加エッセンス(お金)がなくなる。そもそもで、このゲームは完全勝利をすると追加でお金がもらえるが、それがなくなるカオス。
リソース系のカオスは慣れればどうでもいい、こういうもんだって感じるのでだいたい優先的に入れることになる。でも多くの戦闘は完全勝利になるし、1しかカオス増えないからもしかしたら割に合ってないかも?要検証かもしれない。
個人的には完全勝利を気にすると被ダメにとてもイライラするので、精神衛生上逆にこのカオスは付けておきたい。

魂なき強欲(2)

祭壇でお金を貰うを選択した際に通常はソウル(これも通貨)を貰えるが、それをもらえなくなる。
祭壇ではVoid削除が最優先で、お金取得は特に高カオス設定だとあまりしなくなる。条件が限定的だし、付ける優先度は高い。

一定のデメリットはあるがまだ楽なカオス(8+15で合計23)

小さな財布(2/5/9)

エッセンスのショップの価格が高額になる。+20%/+40%/+60%。
これも慣れてしまえばそういうもんだなという内容。序盤でショップに入ってもほぼ何も買えなくなるが、1200以上くらい貯めればレアカードや遺失物取扱所のエリートレリックも多分買える。1回のランでショップでの買い物は1~2回くらいかなと考えて計画的に買い物をするようにすればそれほど気にならない。
1ボスと2ボスを倒した後の星の井戸の価格も上がる。あそこはボッタくりなので注意。(ただ2ボス後はお金を使う場所がないので、適当に何かもらおう)
慣れないときついかもしれないが最大で9もカオスが上がり、敵の強さは上がらないので楽なほう。

忌まわしき亡者(2)

雑魚敵を倒したときのソウル獲得量が1に減る。正直今までどれくらい戦闘で獲得してたのか覚えてないが、普通にやると1回のランで40弱獲得していたソウルが25~30弱とかになるのかな。(適当ですすいません)
ソウルはソウルのショップに寄れないとラスボスの体力を減らすことにしか使えないので、余らせてもあまり意味がない。
20くらいあればレアレリックやクイーンの再実行の虚空石が購入できるので、2層でそれくらい残しておくのを意識すると良いと思う。

時と共に去りぬ(4)

最初のマスの、いわゆるスレスパでいうネオーのボーナスがなくなる。
ただこのゲームはスレスパのネオーボーナスよりは内容としてはしょぼくて、コモンレリック、ポーション4つ、虚空石、300エッセンス、5ソウル、アンコモンカード、あと最大HPとか最大HPと引き換えのレリックくらいだっけ。コモンレリックはちゃんと弱いものが多いので大したことない。(なお、このなかではポーション4つがずば抜けて強いと思う。金額で言うと800エッセンスもするし。)
ギャンブル性も高く、微妙なものをゲットしてもそこまで役立たなないので、なくても意外と何とかなるという印象。カオス4はデカい。

明確にデメリットはあるがまあ付けるかってカオス(8+15+12で合計35)

なにか忘れてる(3)

最初に一つ持っている虚空石がなくなる。分けちゃったけど↑の時と共に去りぬと同じくらいのデメリットか。これたまに黒石とか持ってるからなー。それがなくなると辛い。
しかし結局は初期デッキだとどのカードに石付けるか問題が発生するので、付けないで保留することも多い。そのため序盤はないならないでも気にならない、かも。

適応力(2/4/7)

敵のデバフが2ずつ減るようになるカオス。レベルごとに6/5/4ターン後から。
これが付いていると、例えばときの声+を重ね掛けして敵を脱力と沈静漬け!という戦法などがほとんどできない。1と2は倍違うのでかなりデカい。弱体を2付けても次のターンまで持たないので、次のターン殴るなら3以上付けるか、弱体をしたターンと同じターンに殴る必要がある。(ゲームの仕様上カードは次のターンに残せるので、弱体カードを取っておくなど。)
正直キツイが上がるカオスの量も割と大きく、慣れてしまえばそれに対応した戦い方をするようになる。逆に考えるとデバフの数字を上げるUGなどはしなくて良くなる。
あとラスボスはどうせもともと3ずつデバフが減るのが4ずつ減るようになるので、そんなに変わらない。
3段階あるが、入れるならMAXまで入れてしまおう。

ひらめかない(2)

最初に貰えるブースターパックにアンコモンが入らなくなり、全てコモンになる。
アンコモンのカードは明確にコモンより強いので、意外とキツイ。序盤の強さにダイレクトに響く。その割には上がるカオスの量も少ない。
まあハズレのアンコモンが出てしまった場合と同じと考えればいいか。逆にコモンカードを色々使うようになって戦略の幅が広がり上手くなる、かも。


カオス50設定のパターン

さて、上記合計で35で、ここまでならまだなんとかなる。ここからが本番で、本格的にきつくなってくる。いろいろなパターンが考えられるが、自分はプレイして上手くいかなかったらちょっといじっていろいろ試している。
主に「原罪をいくつ付けるか」「HPダメージや最大HP減、HP回復減をどれだけ付けるか」でパターンが変わる。
ここからは説明の仕方を変えて、とりあえず画像を先に張ります。

原罪0パターン(8+15+12+原罪0+15で50)

原罪は0で、HPダメージや回復減を最大に

原罪1パターン(8+15+12+原罪3+12で50)

原罪を1にすることでHP回復を多少マシに

原罪2パターン(8+15+12+原罪7+8で50)

原罪を2にして、HPダメージや回復を更にマシに。これが多いかも。

原罪3パターン(8+15+12+原罪12+3で50)

原罪を3にしてHP系のデメリットをほぼナシに。

というわけで、50にする場合の各カオスの説明

原罪(3/7/12)

初期デッキにVoidというペナルティが1/2/3枚入るカオス。Voidはスレスパで言うと3コストの粘液。正直このカオスは存在自体が嫌い。なぜならマップによってこのカオスが楽か辛いかが大きく変わるくせに、数字がとても大きいからだ。
マップの最序盤に祭壇(Voidを2枚消せる)がある場合、原罪2や3でもなんとかなる。原罪2ならほぼノーリスクでカオスを7も上げられる。
原罪3だとVoidを2枚消しても1枚残るが、マップの終盤には必ず1つ祭壇があるためそこで消せる。原罪を3も付ければHPや回復量はほぼ減らさずに済むので、後々がかなり楽。
ただし、序盤に祭壇がなかった場合がヤバい。Voidを2枚や3枚抱えての戦闘はかなり厳しいため、1層での死亡率が跳ね上がる。Voidとレリックを貰うイベントもまず踏めなくなる。

基本は原罪2で自分はやっている。
原罪1はエンライトでやるかもしれない(禅に入りやすくするため)。
原罪3はドーターの犠牲型で死にまくった時HP下げちゃだめだ!と思ってやったが、序盤に祭壇がなくてVoidを消せなくて結局すぐ死んだ。

序盤での祭壇を確定にしてくれたらこれ安定するんだけどなあ。運ゲー要素になってしまっているのでここが不満。

以下、原罪以外のカオス

死者の回廊(1)

空白マスを踏むと5ダメージ食らう。(このダメージで死ぬことはない。)
個人的に嫌いで付けたくないカオス。
まず上がる数字が1と小さいのが嫌い。あとこれが付いていると空白マスを踏みたくなくなるのが嫌い。
何故空白マスを踏みたくなくなるのが嫌なのかというと、空白マスは隠し部屋が出る可能性があるから。体感、ここありそうだなーと思ったマスの20~30%くらいは隠し部屋が出る気がする。それが外れてダメージだけ食らうとイラっとします。
隠し部屋は確定レアカードを3択と強化ポイント2ポイントという破格の報酬なので、空白マスを踏むのは戦略上マジでありだと思う。見返りが滅茶苦茶デカい。
まあでもそれ運ゲーだし、せいぜい1回のランで10~20ダメージくらいと大したことないので、イヤイヤつけることが多い。

古傷の蓄積(1/2)

最初からHPが15%/30%減った状態でスタート。
カオスの数字が小さいくせに意外とキツい。HPが10とか15足らなくて死んだ~という時はこれのせいで死んでるんだなーと思うとムカつく。

近衛兵(2/6)

ラスボス前の守護者を3/4体倒す必要が出てくるカオス。3体以上倒しても、最初の2体分しか祝福(ラスボス戦専用レリックみたいなもの)はもらえない。
これは2までつけることはなく、1止め推奨。近衛兵2で4体倒す必要がある場合、守護者にヴォイドスパイダーがいると運ゲー要素が上がってしまう。(ヴォイドスパイダーについては割愛)
1止めだったら正直気にならない。守護者を2体倒せるようなデッキだったら3体倒すのもほとんど同じ。家族の分のお弁当を作るついでに恋人のお弁当を作るのも手間はほとんど同じ、って感じ。ただちに影響があるカオスではないので、序盤の攻略にはほぼ影響がない。
しかし状態異常対策が全くないと人形遣いやデスナイトがキツいかもしれない。あと出血ヒドゥンで時の女王(デバフ打消し)もキツい場合がある。まあ最初からそれを見越したデッキを作る余裕はあるか。
最大のデメリットはボス戦が増えてプレイ時間が増える事。

脆弱な心身(2/4)

最大HPが15%/30%下がるカオス。かなりきつい。古傷の蓄積のひどいやつ。これと古傷の蓄積両方をMAX付けるとマジですぐ死ぬ。できれば付けたくない。

膿んだ傷口(2/5/9)

フロアクリア時のHP回復量が75%/50%/25%になるカオス。これを3にするとほんときついので最低でも2止めくらいにしておきたい。デッキが強くてパーフェクトばかりだったり、回復ポーションが大量に手に入れば気にならないんだが。
きついけれど、1層では何も影響がない。1層で死ぬ場合はこれを上げて他のカオスを下げるという調整をしてもいいのかも。

ここまで、原罪以外で1+2+2+2+4+9で合計18ある。これらを原罪の数字(3/7/12)と合計で15まで選ぶ感じ。

例1)
原罪2(7)+死者の回廊(1)+古傷の蓄積1(1)+近衛兵1(2)+脆弱な心身1(2)+膿んだ傷口1(2)で合計15。
例2)
原罪2(7)+古傷の蓄積1(1)+近衛兵1(2)+膿んだ傷口2(5)で合計15。

自分はだいたいこんな感じでやってるかな~。

おまけ:まず付けないカオス

戦場の霧(2/6/12)

マップの視認できる先が3/2/1マスになる。
2と3の数字はかなり大きいのだけど、事前のマップでのルート取りが検討できないのは運ゲー要素が上がりゲームとしての面白さを損なっていると思う。1だけだったらルートの変更はまだ可能なんだが、上がるカオスの数字が小さすぎる。
3は上がるカオスの大きさに比べたら意外と楽かもしれないけど(敵は強くならないし)、おもしろくないから付けたくない。

蝕まれる精神(1/2/3)

5/4/3ターン目以降、1ダメージ食らう。この食らうダメージはターン経過ごとに1ずつ増える。
大嫌い。冷静に考えるとほとんどの戦闘はせいぜい10ターン弱くらいしか戦わないので大したことない気がするが(キャラによって違うがだいたい5~7ターンくらいで戦闘終わってる?)、これのせいで微ダメージを食らうとすごくイライラする。実は大したことないというのはわかるんだけど、上がるカオスの量も微々たるものだし、付けたくない。これを1だけ付けるのはほんと割に合ってないと思う。

虚無の祝福(2/4/8)

雑魚のHPが10%/20%/30%増えるカオス。
これも割に合ってないと思う。「あと1撃で倒せなかったら大ダメージ食らってた」という時、このカオスが付いていると食らっているかもしれないということ。敵のHPが増える=敵のスケールも増えるということなので、かなり難易度が変わってくる。このゲームは敵のスケールが早い奴はマジで早いからきつい。
スレスパで言うとスーパーエリートの刺創の本は筋力増加だけがきついと思われがちだけどHP増加やHPリジェネもターン経過でスケールしてくるから同じくらい辛いよね、みたいなかんじ。

ふいうちだ!(18)

敵が初ターンから攻撃してくるカオス。
スレスパとVotVの大きな違いで、1ターン目の理不尽さがないという点がある。VotVは初ターンに大ダメージを食らうことがないからブロックカードが引けなくても大丈夫だし、逆に強いブロックを引いても残して置けるから安心だよねっていう。そのゲーム性を台無しにするカオス。
このカオスが付いているだけで後手後手に回り、バフが使えなかったり攻撃ができなかったりということになりがち。実質初ターンにマイナス2~3エナジーとかそれくらいのマイナス効果はあると思う。あと1ターン敵が早く攻撃してくる=敵のスケール速度も1ターン早い。とてもきついカオス。
しかし上がる数字は18とデカい。上記の割と楽なカオス合計35からこれを付けてあと3引いたら50になるもんな・・・一度それで試してみたら案外楽だったりするのかもしれない。要検討かも。

死角(3)

戦闘前の敵の情報などが見られなくなるカオス。
このゲームは戦闘前にデッキの調整ができるが、敵によってはそれが重要だったりする。たとえば敵が単体なのか集団なのか、状態異常を混ぜるかどうか、特定の要素がメタられていないかなど。その確認と調整ができなくなるので運ゲー度が上がってしまう。特にメタられている要素が多いのがヒドゥンだろうか。0コストカードや手数デッキ、デバフなどが多くの敵にメタられている。ヒドゥンでは絶対に付けたくない。
あと嫌なのが、これ中断リロードしたら付けてても敵の確認できちゃうんだよなあ。しないけど、そういう抜け道があるのも嫌だ。

まとめ

ということでVault of the Voidのカオスについての個人的な見解をまとめました。好き嫌いが多いですね。なんというか、運ゲー度が上がる要素がだいたい嫌いです。

みなさんはどんなカオス設定でやってますか?こうした方が良くね?とかこれ意外と楽だぜとか色々意見聞きたいです。ツイッターとかYoutubeで教えてくださいね!



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