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糖尿病と遺伝の関係性
糖尿病の発症には、両親から受け継がれる遺伝因子が関与しているとされています。
疫学研究によると、兄弟姉妹の中に2型糖尿病患者がいる場合、発症リスクは2〜3倍に増加します。また、両親が2型糖尿病である場合、その子供の発症リスクは3〜4倍程度に高まると言われています。
しかし、両親や他の家族が糖尿病であっても、必ずしも自身が糖尿病になるわけではありません。糖尿病の発症には、遺伝因子だけでなく、環境因子も大きく影響します。
遺伝によって糖尿病になりやすい体質を持つ人が、不規則な食生活や運動不足、肥満などの環境因子にさらされると、糖尿病を発症しやすくなります。遺伝因子は変えることができないため、家族に糖尿病の人がいる場合は、特に環境因子に注意し、健康的な生活習慣を心がけることが大切です。
1型糖尿病と2型糖尿病では、2型糖尿病の方が遺伝的要素が強く、遺伝の影響をより受けやすいと考えられています。
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