大型と中小型の比較
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1990年~2020年の間、株式市場の景気サイクルは4回あった。
米国株価指数のS&P500(大型株500社)とラッセル2000(中小型株2000社)のパフォーマンスを比べると面白い事実がある。
4度の景気サイクルの内、株価が底打ちしてから上昇サイクル(後退期→回復期→好況期)に入ると、S&P500よりラッセル2000の方が(平均すると)62.91%もパフォーマンスが上回っていた。
具体的にその4度の景気後退後のパフォーマンスを比較すると、
S&P500は5年後には+123.46%の上昇をしているが、
ラッセル2000は5年後に+186.37%も上昇している。
つまり単純な話、この2つに100万円ずつ分散投資をした場合、5年後には223万4600円と286万3700円に増えているという事になる。
あくまで過去に起こった平均だが、これだけ差が開くという事は中小型株への投資は景気後退後が一番旨味があるという事になる。
現在も景気後退しており、今回のコロナショックではリーマンショック時の2倍以上ともいえる空前絶後の金融緩和を実施している。
さらに、ゼロ金利は2023年末まで続く公算が大きく、金利上昇よりも早くに中小型株の時代が始まる可能性も無視できない。
今後の株の動向にも注目だ。
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まだ慣れていない部分もありますが、サクッと読める記事を目指します。