#230 発話と文章

こんばんは、ぼんやです。新年度三日目、仕事が多くてきりがないですが一つずつ取り組みます。

77冊目の二つ目の気づきです。本はこちら↓

https://amzn.asia/d/2pRvisY

論理的に考える力について紹介しています。今日の気づきはこちら↓

文章なら主張は最後に持ってきた方がいい

日本語の文章では、三種類の展開があります。
①頭括法
最初に結論を述べて、その後に理由を続けます。ビジネスの場面で会話する際はこちらが主張がわかりやすく伝えられます。

②尾括法
最後に結論を述べます。最初に理由を述べるため、因果関係がわかりやすい反面、伝えたいことが最後までわかりません。

③双括法
最初と最後で結論を述べます。自分の意見を伝え、理由を述べた後にもう一度まとめ直すことができます。長い文章に向いています。

さて、これらの表現方法を踏まえて、ワンポイントです。↓

発話と文章で論理構造は変える

気づきでは、「文章なら」と但し書きが付け足されています。これは、発話と文章では理解する道筋が異なることを示しています。

発話の場合、聞き手は発話された情報を前から順番に処理します。また、発話された情報を頭に保持することを難しく感じます。
そのため、②の尾括法で述べるとそれぞれの内容のつながりがわかりづらくなり、結果、説明が理解できなくなります。

対して、文章の場合は書かれている情報を聞き手が好きな順に処理できます。途中から読んだり、理解ができなかったところを読み直したりすることができるため、自分のタイミングで情報を処理できます。
②の尾括法で述べたとしても、論理構造がわかりやすいのです。

もちろん、論理構造を意識することも大切ですが、手段に応じて適切な論理構造を使い分けることも大切なのです。

今日は以上です。論理構造、意識するの大切ですね。

ありがとうございます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?