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日記:歩く、そして農業EXPOへ

本日は、たくさん歩いた。そして友人と会い、そして農業EXPOに参加してきた。

そんな私の、他愛のない日記をどうぞ、良かったらご覧あれ。


歩きながら考えた、ANA兼業解禁インパクト

勤めていた会社の健康保険組合の資格喪失証明書が、ようやく手元に届いた。これで、国保加入の手続きができる。近々、やろう。

証明書を待っていたら、水曜に参加している新人事制度研究会のオンラインミーティングの時間に。正午に約束してある友人とのランチに向け5.3kmほどの道のりを歩きながら、スマホでミーティングに参加。

ミーティングでも申し上げたが、コロナ禍で大ダメージのANAが、ついに全社員対象に兼業(他の会社とも雇用契約を結ぶパラレルワーク)を認めるとのニュースが要注目だろう。

ポイントは二つだろう。ひとつは、他社との雇用契約を認めたという点。元々ANAは、フリーランスとして個人事業する「副業」は認めていた。今回は兼業解禁で、日本有数の歴史ある大企業がやったこととしてとても社会的インパクトがあるかと思う。

もう一つは、客室乗務員や営業といった職種によらず、全従業員が対象であること。ということは、世界屈指の品質を誇る、整備工場の技師さん達も対象だし、パイロットも対象ということになる。

さて、私は、性質の悪い悪趣味を持っている。航空機事故マニアなのである。その私がこのANAのニュースで危惧するのは、現場のモラール低下による品質劣化からの安全性低下だ。

今や飛行機は、きちんと整備されて、きちんと運用されると、そうそう墜ちない。メカの故障で落ちるケースはほぼ皆無だ。逆にいえば、人の故意や重過失やヒューマンエラーで堕ちている。

で、ANAさんの給与水準は、兼業せずとも充分レベルかもしれないが、もし兼業しないと満足な生活が維持できないとなると、かなり危ない気がする。生活の不安とか兼業先の始業時間が気になるとか、目の前の仕事に思う存分傾注できない心理的状況ができると、事故る確率が劇的に上がってしまうように思う。

もちろん、厳しい環境下で世界中のエアラインが青息吐息な中、ANAさんも存亡を賭けて固定費に手を付けているのだから外野が気安く否定することもできない。しかし、世界有数の高品質整備で安全のANAさんの評判が壊れることがないよう、見守りたい。

そして、「ひとつの大企業で、職業人生を全うして人生トータルの面倒は見てもらう」のモデル崩壊が、ついに全体に露見するきっかけとなるかもしれない。世の人々のものの見方や価値観を、ついにガラガラと変える可能性を感じる。


くるまざ仲間とランチに散歩

その後、幡ヶ谷でくるまざ仲間のりょーくんと会い、中華料理屋でランチ。とてもうまかった。昨日、新宿で一人ランチしたときの中華があまりに口に合わず(多分、私以外の多くの人の口にも合わない)、中華イップスになる危険性があったところだったので、助かった。落馬したらすぐに馬に乗れ、の格言は真実だ。

私は偉そうに、りょーくんに恋愛指南。「男はハンターなどと言うが、決して追い掛けてはいけない。女子に追い掛けさせろ」「一途な男は得てしてキモい。適度な目移りしとけ」などと、多分、女子に聞かれたら軽蔑されるアドバイス。

一途でも浮ついてても、私はともかく、軽くて朗らかで居るのが良いと思う。重いとか怖いとか、悲壮感が出てしまうと、一途だろうがマイナスになってしまう。軽妙明朗なお日様の当たるオープンカフェみたいな感じで居るのが良くて、依存とか執着にならずに軽やかで一途に居られるならそれで良いし、執着になるなら浮ついてた方が罪がない気がする。

こんな解釈、ダメかな(笑)


次世代農業EXPOへ

昨年に続いて、今年も幕張メッセで開催中の次世代農業EXPOを観に行った。農業にまつわる様々な新技術や新製品の展示会である。

受付で、招待状を持ってこなかったことに、例年以上に抵抗を受ける。やはり、大会社の名刺があるのと無いのでは、処遇にこうも差がつくのか、と痛感。優しい方が、俺のあげるよ、と招待状を下さって、難門を突破した。ありがたや!

昨年に比して、ドローンやIoT系が心なしか減った気がした。昨年は、会場のど真ん中にドローンがドカドカと大挙して並んでいたが、今年は出てたものの控えめな印象。

獣害対応、人手不足対応が、テック系かそうで無いかに関わらず、大きな課題としてターゲットになっている印象であった。

日本の農業人口比率が高まらない限り、国民総数が減るし高齢化するのだから、高齢でもできるとか、人が少なくても効率的にできるとか、せっかく作ったものを獣に横取りされないことは大事になるなぁと感じた。

お世話になってる地域の農業従事者の方々に、今後のより良いあり方を考えてもらう足しに少しでもなれたらなぁ、と思う。

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