今ここに没頭する(immerse yourself in the moment)

ども、まるです。
今日はImmerseという単語を紹介したいと思います。

この単語、大学受験の基本単語にも入って来ると思いますが、僕はNBAを通じて使い方を覚えました。

バスケの文脈ででは結構出てくる単語です。なぜならバスケットのゲームでは常に今に自分自身をこの瞬間にImmerseさせる必要があるからです。

ブルズとレイカーズHCとして11回の優勝を誇るのフィル・ジャクソンは、選手に瞑想(meditation)をさせることでも有名でした。

彼の著書であるThe Eleven Ringsには以下の文章があります。

What I discovered after years of meditation practice is that when you immerse yourself fully in the moment, you start developing much deeper awareness of what's going on, right here, right now.
瞑想の長年に渡る実践により分かったことは、自分自身を完全に今に没頭させた時、今ここで何が起きているかに対するより深い気づきが発現し始める。

瞑想で今ここに集中する練習をすることで、試合中にコートで何が起きてるかを理解して、適切なプレーを選択できるようになるとフィル・ジャクソンは言ってます。

immerseは他動詞で使われるので目的語のoneselfが必要になります。他動詞なので、oneself使わない場合は、surpriseをI am surprised とするのと同じで、I am immersed in~というような形で受動態で記述します。

NBAジャーナリストAdrian wojnarowski のポッドキャストでは以下のような会話がありました。(Chancy Billups回の11:30あたり)

"Time you got Clippers as an assistant, you were pretty immersed in it. That window of time with him, when you lived together moved in with you guys, how did it impact you desire to really start chasing coaching?"  

ビラップスがコーチとしてのキャリアを志したきっかけはクリッパーズHCのTy Lueなのですが、元々仲良かった2人はコロナパンデミック初期に同じ家に住み込みバスケの研究に没頭していたようです。(記事リンク

それまでのビラップスはコーチではなくフロントのキャリアについて深く考えていたといってます。ここはtake a deep diveという表現を使っていますが、大体immerseと同じ意味と考えていいでしょうか。

「私はバスケに没頭している」は、
I immerse myself in basketball. もしくは、
I take a deep dive in basketball. で行けると思います。

では!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?