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Tableauでの予測分析やってみた

今回はTableauの機能にある「予測」を使ってみようと思います。
データは以前作成した東京都の新型コロナウイルス陽性者のグラフを使用します。

東京都の新型コロナ陽性者数の推移

tableauには予測という機能があります。
これを使用して上のグラフに2022年5月以降、陽性者数がどのような傾向になるのか予測してみようと思います。早速やってみましょう。
ツールメニューの「分析」-「予測」-「予測の表示」を選択します。

すると、下記のようになります。

2022年5月以降、陽性者数の予測

2022年5月以降に予測インジケーターが表示されました。
推定の薄水色の範囲が予測範囲で、95%の予測間隔を示しています。
今回は予測機能を使うとビジュアル的にどのように見ることができるのかを確認したかったため、この予測の精度や品質などの考察まではしません。
ただ、この予測はどのようなロジックで行われているかについては軽く触れることにしましょう。

Tableau の予測機能では、指数平滑法と呼ばれるモデルが使用されているそうです。また、自動的に最大 8 つのモデルから最適なモデルが選択され、その最適なモデルによって最も高品質の予測が生成されています。
詳しくは下記をご参照ください。
Tableau の予測のしくみ
Tableau における予測モデリング関数の仕組み

現状、この予測モデルについて詳しく理解できていないので、この予測結果の信頼性を検証するなどの方法もわかりませんが、とても便利な機能なので、今後しっかり理解していこうと思っています。

今回は2022年5月以降の東京都の新型コロナ陽性者数の予測をグラフにしました。
次回は、この予測と2022年5月以降の実際の陽性者数を見てみることにしましょう。

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