見出し画像

リモート化の普及により、床の剥がれのリペアが増えてます

風が吹けば桶屋が儲かる?
リモート化が進むと、フローリング の補修が増える?

リモートワークってかなり進んでるんですかね?
コロナが始まった時は、まさかこんなに長引くなんて思わなかった。
世間でも誰もが一過性の流行病と思っていたので初めの頃はリモートワークが進みませんでしたが、数年が経ちだいぶ浸透したなどと聞きます。

僕らリペア職人は色々なところに出向く「現場仕事」なので、リモートワークとは全く縁がありません。
ただ、間接的にではありますが、そんな僕らもリモート化の影響を感じれています。
毎日現場をまわって仕事をしている僕らの様な職人達から感じるところとしては、車などで移動する人が減った気がしています。
朝の道路の混雑、特に都内の渋滞が若干ではあるかもしれないですが、緩和している気がします。到着時間の目処が立ちやすくなりました。
特に12月は年末で混み、3月は年度末ということもあり、普段の月など比べてより一層の渋滞、混雑などが起きて時間通りに到着できない事がよくありました。
ですので以前は予定時間より30分は多めにみて早めに出ていましたが、最近はそこまで多めにみないでも到着できる様になった感覚があり助かっています。
あくまで体感としてですので、憶測ですが。
現場仕事してて見えるリモート化の普及具合といったら、そういうところくらいだと思ってました。

そうしましたら最近また違う角度からの気づきがあったんで、そのことについて今回書せていただきます!

昨年から、なんだか同じ様な依頼が多くなって来ている気がしているんです。最初はあまり気に留めてもなかったのですが、内容は次の様なものです。

フローリングが剥がれてきたのでリペアで直して欲しい。』

『床の面材が割れて来たので補修して欲しい。』

という様な依頼が月に何度か来るというのが続きました。
最初はその様な事が続くこともあるだろうと思っていたんですが、床が剥がれる現象を起こす原因、状態も似たケースが多いんです。

床の剥がれや割れの補修依頼が来ていざ現場で確認してみると、大体はパソコンデスクのそばでフローリング の面材が割れたりして剥がれている事が多いんです。

そして、その理由は大体がキャスター付きの椅子を使っているのが原因です。

あまり長時間椅子に座り続けるという事が僕にはないので、すぐにはわからなかったんですが、幾度となく床のリペア作業でお伺いした先のお客様からお話し聞いて段々と謎が解けました。

家で仕事をすることになると、やはり長時間椅子に座って作業する事が多くなり、疲労が溜まるそうなんです。そうすると疲れにくいゲーミングチェアみたいな、しっかりした椅子が楽なんだそうです。

足にキャスターがあるのでちょっとした移動もスーッと動けるので便利そうです。
ただ、リペア業者からすると注意して欲しい点があります。
キャスター付きの椅子はしっかりしている分、重量があるのが多いです。
重量のある椅子で体重をかけて床を移動するとフローリングの面材はどんどん痛んでいき、割れたり剥がれたりします。

リモートワークが流行る前はかなりの人は会社で仕事されていたと思うので、家で長時間仕事するという機会は多くはなかったでしょう。
しっかりした椅子なども、家にはそれほど必要なかったかと思います。

しかしリモートワークが普及すると、家で机に座って作業する方が多くなり、それによって疲労を軽減する目的でキャスター付きの椅子 (オフィスチェア、ゲーミングチェアなど)も普及した、それに伴い床の剥がれも起きやすくなり我々補修屋さんの依頼も増えた。

世の中、何が起こるかわかりませんね。

フローリング の剥がれなどを起きにくくする対策は以前こちらで書きましたので参考にしてください。(床を傷から守るhttps://note.com/mmac/n/n53ca60f7ab32)

こういうキャスター付きの椅子を使う場合はチェアマットというものを敷くと床の剥がれ、フローリングの割れなどは起きにくくなりますので検討してください。

チェアマット(楽天)https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88/

もし既にフローリングに割れ、床の剥がれなど起きてしまった場合は一度キレイに床を補修して、そのあとにチェアマットを敷けば床も守れ、見栄えもよくなって良いかと思います。

note上でのご依頼、問い合わせはこちらから↓
https://note.com/mmac/message

その他にもフローリングの傷補修、ドアの傷のリペアなど建材の傷などついてもお気軽にお問い合わせください。
東京都内、23区、千葉県、埼玉県など首都圏も対応致します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?