英語ビジネス翻訳家~みっちゃん

約16年間外資系金融機関で主にストラクチャードファイナンス部門での案件の組成やドキュメ…

英語ビジネス翻訳家~みっちゃん

約16年間外資系金融機関で主にストラクチャードファイナンス部門での案件の組成やドキュメンテーションなどの経験を経て、フリーランスで英語のビジネス翻訳を行う。ほぼ英語ネイティブのバイリンガル女子。傍らで趣味の延長でクラシック音楽関連事業にも携わる。米国帰国子女、ICU卒。

最近の記事

ビジネス文章の英訳のポイント(1)-定義語の統一

英語の読みやすい文章のひとつの大事な条件は「定義語」をそろえることです。 例えば「〇〇道路」という固有名詞が出てきたとき、それを Street と訳すか、Roadとするかどちらかに決めてその後同じ文章内で一貫して英語を使用することです。 翻訳対象の文章に  「以下「あいう道路」という」 という定義がある場合は、以下のことを最初に実行しています。 ※「以下」という言葉そのものをまず検索して全ての定義語を網羅するようにします。 ①「あいう道路」の英語訳を決める。英訳は「Ab

    • ちょっと気になる!街中の間違った英語

      気になるのはこの二つ! infomation ❌ チラシやホームページなどで何度か見かけています。日本語の発音をそのまま英語にしちゃっています。 正解: information お店の閉店の看板 close ❌ 開店営業中の open は大丈夫です。 閉店中は、もう閉まっているので 正解: closed この二つはよく見かけます。

      • コロナ関連用語の英訳ノート

        新型コロナワクチン関連の社内文書を翻訳をする機会が増えている。 「新型コロナウィルス」は英訳は、当初はそのまま New Coronovirus と訳していたが、今は Covid-19 の方が一般的に使われているようです。 《訳語ノート》 ワクチン接種証明 vaccination certificate ワクチン接種率 vaccination ratio 感染防止対策 infection prevention measures オミクロン株 Omicron variant

      ビジネス文章の英訳のポイント(1)-定義語の統一