はじまるクモの巣

漫画『ダルちゃん』を読んだ。

「普通」であることとか、「カテゴライズ」することとか、
自分が言葉にしたくて、noteで書いてみて、あんまりうまくできないなあと思ってたいろいろが描かれてて、
逃げずに、でもとてもやさしく描かれてて、
うわーっと一気に2巻読んで、もう一回ゆっくり読んでいる。

SNSで話題になっているのを見て、花椿で最初の方を読んで、3日ぶりに外出して、買った。
汚れるのが嫌だなあと思って、はじめてブックカバーをお願いした漫画になった(自分で漫画を買うのが2回目くらいで、知らなかった、漫画にもブックカバーをつけてもらえるなんて)。

noteの1投稿だけでは書き尽くせないこと、そもそもここには書けないようないろいろがものすごい勢いで溢れてきて、思考が、書く手が、おいつかない。
なにもしていない最近の生活態度がたたっているだけかもしれないけれど、これは贅沢な困りごとだなあ、と思う。

強烈に共感したところとか、なんとなく引っ掛かったところとか、関連したいろいろを考えるきっかけになる「フック」がたくさんあった。
『ダルちゃん』を中心にして、ブレインストーミングでよく見るクモの巣みたいなあの図が広がっていくイメージ。

多分、この漫画は読む人によってフックの場所や数、大きさなんかが結構違ってくると思う。だから、他の人がどういう感想を持ったのか、そこからどんなクモの巣ができたか、も気になるところ。

また、落ち着いてゆっくり読み返してから自分のことばにしよう。

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