マガジンのカバー画像

Think about women

11
生き方、生理、フェミニズムなど、女性にまつわるあれこれについて考えたnoteです
運営しているクリエイター

#女性

“ゴミ”のない生理

このナプキンのいらない生理用ショーツを購入してから数ヶ月。 旅暮らしなどをしていたNZから帰国、1〜3月の間をまるまる日本で暮らし、3回生理がやってきました。その3回の間、この下着を使用。1度だけ、仕事中に変えられないかも…とオーガニックコットンナプキンを使用。なので、この3ヶ月で出した生理用品のゴミ、ナプキン1枚です。すごい、わたし!拍手! ちなみにこの1枚も、対応の仕方を覚えれば不要でした。(リゾバ中は中抜けがあったので、この間に履き替えればいけました) やっぱり、生

脱毛、するも自由。しないも自由。

フェミニズムの記事でも、美容・恋愛に関する記事でも、女性には「脱毛」について書かれた記事が常に存在し、するか否か、という選択肢を求められる。 「女性だけ脱毛をするなんておかしい」というフェミニズム的な意見。 「毛がないのが綺麗」「すべすべ肌で彼も喜ぶ」という美容・恋愛的意見。 どっちが正しいかなんていうのは、誰にも決められない。 わたし自身は、姉がいたこともあり割と早いうちに脱毛に目覚め、自己脱毛を繰り返し、数年前に医療脱毛をした。医療脱毛をしたことをある人はご存知の通り

生理痛の原因を知る、考える

最近、公でも生理について取り上げられつつあっていいなと思う半面、生理痛については個人差があり理解されない部分もある難しいものだなと感じています。痛みが全くない人には無縁の話題ですが、わたし自身は生理痛があり、これで人生を左右される女性もいる、と感じているのでこの話題には敏感に反応してしまいます。 薬膳アドバイザーの勉強をした際(2019年春に修了)にも、生理及び生理痛によい薬膳について大きく取り上げられていました。妊娠出産、更年期と同じく、生理は重要な女性の体の変化なのです。

肌を見せるということ

「いい歳なのに肌出すのはちょっと」 「そんな格好してるから性被害にあったんだよ」 「太いのによく見せれるよね」 日本で肌を露出するとき、付き纏ってくるあらゆる言葉、思想、人の目。 最後に短いスカートやパンツを履いたのは10〜20代前半、という方も多いかもしれません。いつ、何がきっかけで履かなくなったのかーブスのくせにスカート短いと陰口を言われ、ファッション誌に大人の女性は膝が見えるスカート丈はNG!と言われ、恋人にあんまり外では脚出さないでと言われ、取引先の男性にいい脚して

これからの生理用品③

ついに届いたので使ってみました、ナプキンのいらない生理用ショーツ。 わたしが購入したのはオーストラリアのメーカー、modibodiのもの。 これからの生理用品① これからの生理用品② 多い日用と軽い日用に、2種類購入してみました。実物を触ってみた感じ、普通の下着にクロッチ部分〜尾てい骨にかけてやや厚い布が付いているというだけで、ごわごわしている印象は全くありませんでした。 吸水生地はメリノウール、その他の部分は竹繊維とスパンデックス(ポリウレタン弾性繊維)で出来ています

これからの生理用品②

前回、「月経カップを試したが挿入が難しくて使えなかったので、次回にお預け中」(これからの生理用品①)と書きましたが、その実態です。 そもそもこのカップ、なんとなく存在は知っていましたが、2008年にNZ渡航後からお世話になっている、Oiというオーガニックコットンの生理用品会社に月経カップのラインナップがあり、店頭で見て興味を持ちました。 NZでは女性起業家も多く、NZ国産の月経カップメーカーはたくさんあるので、それぞれのサイトを見たり、使われている方のブログなど、1年くら

これからの生理用品①

使い捨ての生理用品がゴミ問題で槍玉にあげられるのをよく見ますが、確かに捨てていて気持ちのいいものではないです。ですが、いち女性として、ゴミ問題だけでなく、「月経期間中の快適さ」「生理用品にかかるお金」も大きな問題なので、月経や生理用品に関する記事はよく目を通します。 今日、こんな記事を見かけました。 ”また、今回の報告書では、繰り返し使用できるので経済的にも環境的にも優れていると言われている生理カップが、ホームレス女性への無償配布には適していないということがわかった。(中