これからも続いてほしいこと
とあるきっかけがあり、今自分が大切にしていること、これからも続いていってほしいものとは何だろうと考える時間を取りました。
思いついたのは丸森町での日々の暮らしの風景。これほどに今の生活が気に入っているのだなぁと自分でも驚いたのでした。
丸森町での居心地の良さのひとつは、人との関わりです。近所で知らない方とすれ違っても大抵挨拶するし、お店の方とも顔見知りになり何かしら会話をします。用件とか意味のある事とかは必要ではなくて、ただその瞬間にお互いを気遣ったり少し和むような会話でいいのです。そうやって気を許せる環境は、心の平安に繋がっています。
直売所で手に入る新鮮な野菜も、ここに住んでいる特権です。昔は野菜の味の違いもわからなかったのですが、採れたてのものを頂いているうちに美味しいものと時間が経ってしまったものの差に気づくようになりました。東京からいらした知り合いが頑張って白菜一玉を新幹線で持ち帰っていたのですが、そうまでしたくなる気持ちもよくわかります。身近でそれが手に入るというのは、本当に有り難いことです。
そして、朝と夜がちゃんとあるという事。
丸森町にくる前、都市部のリラクゼーションサロンで働いていました。お店の中は薄暗くリラックスできる作りにしてあるのですが、一歩外に出ると、そこは24時間煌々と照らされたアーケード街。そのどちらも不自然に感じられて、太陽の光でオンオフがあるということがすごく大切だなと感じていました。
このあたりの直売所は17時頃にしまってしまいますし、夜は辺りが真っ暗になるので、自然と活動は昼に、基本的に夜は出歩かないというルーティーンになります。静けさと暗さがあると次第に「夜だな、休む時間だな」という気持ちになり、そのあたりまえがとてもよいのです。
健康や自然環境を大切にしたいというのは以前から言っていたことですが、それが自分にとってどういうことなのか解像度が上がったように思います。
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