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#15 『意識を無意識に変化させる力』

「自己満が自己満を超える瞬間」をテーマに生きています。

どうも、実言です。

僕はお寺の息子で出家をしたにも関わらず、

釈迦ではなく社会を選んだどうしようもない人間で、
ミニマリスト2.0を謳っています。

意識を無意識に変化させる力

今日は健康診断のおばちゃんがすごかった話をします。

先日、健康診断を受けてきました。

血圧を測って、身体測定をして、聴力と視力を測って、レントゲンを撮って、心電図を測って、採血をして、お医者さんの診断を受けて終了、という流れで無事終わりました。

ちなみに身長は約173cm、体重は70kgで、聴力も視力も心電図も特に問題なく、いたって健康でした笑。

みなさん大丈夫でしたかね。僕はタバコも吸わないし、お酒もそんなに飲む方ではないですので、肺も肝臓も今の所は健康すぎるくらいでした笑。

という小話は置いといて、健康診断で採血してくれたおばちゃんがすごかったんです笑。

採血ってちょっと怖いじゃないですか。。。全くそんなこともない人もいると思うんですけど、直視できなかったり、血が抜かれていることに気分が悪くなったり。。。でも、今回の採血は一瞬で終わったんです。

早く終わったのはなんでなんだろう、という部分を分解してみます。

まず、おばちゃんの導入はこう。

「注射とか苦手ですか〜?」

この一言は常套句かもしれないが、淀みがなく、話のテンポが絶妙なのです。嫌味ったらしい感じは一切ないし、入りのテンポが後の話のテンポ感の波長を合わせている。

それから、人の反応を見て話を展開していきます。僕の場合は、血管が浮き出ているため、めっちゃ採血がしやすいという話を皮切りに、過去に手術をしたので採血はなんどもしてきた、ということを話しました。話の最中、もちろん手は止まっていない。手際よく4本ほど採血してから、「はい終わりましたよ〜」という具合に僕の採血は終わりました。
話の導入から最後まで、普段の1.5倍速くらいのテンポ感で話が進むため、自ずとそこに合わそうとして、会話に気を取られている間に採血は終わったという次第です。

ここから、おばちゃんの能力を分解していきます。

何と言っても、意識を無意識に変化させる力です。

どういうことか。

採血の仕組みは、血を抜かれていると意識するから、恐怖心を抱いてしまうことにあるのだと思います。単純に考えれば、その意識さえ飛ばしてしまえば怖くなくなくなるのです。厳密にいうと、怖くなくなるというより、別のことに意識を向けることで、採血に対して無意識になるのです。

つまりは、恐怖という意識を無意識に変え、無意識を意識させるということです。

例えば、好きなブランドの服があるとします。
その価格は税込10万。結構高いですよね。このとき、「高い」という意識が先行しています。しかし、アパレル店員ならどう考えるでしょうか。たしかに価格としては高いです。でも、価格以上の価値がある、と意識転換を狙いますよね。これも、意識(価格)を無意識にして、無意識(価値)を意識させるのです。

日々、日常で得たことを抽象化して、別のことに転用する力を身につけていきたいものです。

ということで、本日は健康診断から学んだことを話しましたが、みなさん健康には気をつけて、今年も元気いっぱいで頑張りましょう1

ではまた。

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