#17 『損をする危険がある役割』
「自己満が自己満を超える瞬間」をテーマに生きています。
どうも、実言です。
僕はお寺の息子で出家をしたにも関わらず、
釈迦ではなく社会を選んだどうしようもない人間で、
ミニマリスト2.0を謳っています。
タイトル
就活や何かしらで人と人との間に入って潤滑油的役割が得意です、という長所を自身満々に話す人はよく見かけます。僕も学生時代、選手からスタッフに活動ステージを変えた時、監督・コーチと選手との間に入って潤滑油的な役割をすると言っていたことを覚えています。
今思うと、損してんなあ、と思うんです。
正しい、正しくないという話ではありません。
人と人との間の取り持ち役って便利なんですよね。言うのも簡単だし、実際にそれをするのも意外と簡単です。というのも、冷静に考えて、これまで20年ほど生きてきて、人間関係から疎遠の状況で育ってきた人なんていないですよね笑。火星人とかでない限りは、人と人との営みの中で生きてきたはずです。そして今も変わっていないはずです。だから、誰にでもできるんです。
例えば、Aさんがあんなことを言っていた、けど、Bさんはこんなことを言っていた。じゃあ、自分はどうするのか。AさんとBさんが話す場を作って和解するのか。お互いの意見を良い感じに翻訳してそれぞれに伝えるのか。あえてそこについては言及しないのか。
方法は様々ですが、とにかく上手くやるってことが大事です。
しかし、ここには落とし穴があって、上手くやるっていうのは主観になっていることが大半なんですよね。
さらに、上手くやるということがいつの間にか自分のためになっているパターンをよく見かけます。というか僕もそうでした。
間を取り持つとか言って、結局自分の立場を守っていただけだったんです。
そして、いつの間にか、周りから八方美人で自分の意見がないやつだと思われてしまいます。
誰かのためにしようと考えていたことですが、いつしか自分のためになり、ついには周りからの信用を失ってしまう。
間違いなくそんな結末を求めていたわけではないはずです。
組織のため、チームのため、二人のためを考えていれば、取り持つとかそういう感覚にはならないのです。本気でぶつかりにいきます。
と、少し熱くなってしまいましたので冷ましましょう笑。
僕が今回伝えたいことは、3つ
①人と人との間は誰でもなれる
②思いがけない損をする
③人と自分、自分と人でぶつかろう!
ということです。
自分のありのままをぶつけるのは怖いから、人と人との間に隠れてしまう気持ちもわかります。僕自身そうやって色んなことから逃げてきましたから。でも、僕に本気で向き合ってくれる仲間と出会えたことで、考え方が変わりました。自分の意見をたとえ間違っていたとしてもぶつけられる人間がカッコいいと思うようになりました。
それからというものの、本気で生きている人間と出会う機会が多くなりました。類は友を呼ぶとはこのことですね。
今日もコツコツと頑張りましょう!
本日は以上、ではまた。
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