テキストが語りだすのです。
皆さんおはようございます🍁
社長の松本真和です🐈⬛
先日、(☺B)さんの終礼報告で
動画テキストを使用したカットの自主練で、自分が意図したイメージ通りにカットできないという課題があると言う話しを寄せてもらいました。
テキスト上で示される造形と
自分が切り出す造形に差が出来てしまう原因とは何なのでしょうか?
先ず始めに克服しなければならない「前提のフェーズ」があります。
●正確なシザーワークが出来ること
●正確なコーミングが出来ること
●パネルとガイドを正確に把握出来ることが前提となります
この獲得課題を完全な形でインストール出来ていなければ後の練習をいくらやっても上達しません。
次の壁は、「読解のフェーズ」
●テキストの言葉を正確に理解してその通りにトレース表現が出来ること
●テキストの映像が意図する目的を正確に言語化出来てトレース表現が出来ることです
ここまでは、ベースのスキルフェーズです。
現場で戦うには、「テキストの背景を読む力」つまり、インサイトのフェーズを克服しなければなりません。
テキストには、伝えたい目的を明確にするため、伝えたい内容のエッセンスしか書きませんし、強調しません。
つまり、テキストで書かれていることは、現場で蓄積された多くの情報の一部でしかないこと、つまり、氷山の一角を見ているに過ぎないことを知りながら、テキストを読み込まなければなりません。
テキストの言葉と言葉の間には、無数の言葉が埋め込まれているのです。
従って、テキストの言葉やシーンの文脈から
❶自分なりに想像をして観る(仮説を立てる)
❷実践して検証してテキストとのズレを確認する
❸ズレををもとに修正する
この循環を繰り返す「テキストとの対話」を得ることで、初めて、テキストの真意に辿り着く事ができます。
テキストの真意にたどり着くことで、テキストは「秘伝の書」に昇華して、テキストが語りだすのです。
この対話の未熟な人の仕事を「型通りの仕事」と言います
それでは本日出勤チームの皆さん
本日も宜しくおねがいします🤲
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