SNSにおけるネガティブな感情の露出 

 皆さんはSNSに自分の感情を書き出すことがあるでしょうか。
 様々なSNSが普及する現代で、自分の感情や考えを外に出すことが簡単になりました。アカウントを非公開にすれば、特定の人にしか見られないし、自分の選んだ人にのみ公開することのできるシステムもあります。
 LINEのような「対個人」のやり取りではなく、「漠然とした誰か」に対する感情の露出について、少ししゃべってみようと思います。これも「漠然とした誰か」に対するものですね。緩く読んでくれたら幸いです。
 
 このような感情の表出の裏にはどのような心理が働いているのでしょうか。ここからはすべて「私の場合」で話を進めます。
 そこに働く大きな心理としては、「自己顕示欲」。これにつきます。誰かに見てほしい、心配してほしい、誰かの中に私を置いてほしい、私のことを一番に考えてほしい、などの激重な感情がそこにはあります。しかしそこに生まれる大きな差は、その感情の表出が「意図的」かどうかというところにあると思います。ちなみに私は投稿した後に自分の自己顕示欲に気づきます。
 これら一連の行動は決して悪いことではないと思っています。ただ一つ懸念があるとるれば、「人に心配をかけている」ということです。自己顕示欲にまみれたその投稿を見た人の中で、少なからず心配している人はいると思います。その純粋な心配を、「自己顕示欲」という感情一つで終わらしてよいのでしょうか、と私は思ってしまうのです。
 そもそも、自分が負の感情で包まれているときに、このように感情を表に出す人もいればそうでない人もいます。ストレスの発散方法の一つだと思ってください。私は、今やっているように、自分の考えていることを言語化して、なおかつ誰かに読んでもらい、あわよくばレスが欲しい、というようなことを考えています。恥ずかしいですね。あわよくばです。
 先に、このような行動は「悪くはない」と言いましたが、誰かがみているような状況でネガティブな発言をすることは、そのようなことを見たくもない人にも届いてしまうということでもあります。かといって、「純粋な心配」を投げかける人が悪いとも言えないし、ストレスの発散と言われたら何も言えない。
 「ここではそう言うことを書くよ」ということをフォロワーが分かってくれていればいい話なのですが、無意識にやってしまっている場合そうはいきません。

 まあ、何が言いたいかというと、そうやって生きている人間もいるということを言いたかっただけなのかもしれませんね。
 ここまで読んでくださった方、変な気分にさせてしまってすみません。良い夜を。日本勝てるといいね。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?