自分でも分からなくなってきたんで一回自己紹介させてください。
このnoteはタイトル通りです。
「自分でも分からなくなってきたんで一回自己紹介させてください。」
どうも、モリワキといいます。
本名です。
下の名前で覚えてくれている人が多いと思うので、たまには苗字も知ってもらおうということで最近はモリワキを語ることが増えています。
「いやー新年明けましたね。今年も頑張っていきましょうねと言うとりますけども。
新年と言ったら、1年の抱負とかを考える人も多いんじゃないですかね?
僕も考えてみよかなー思たんですけど、最近色々やりすぎてて分からんくなってきたんですよね。
というわけで今日は自分のやってることを改めてまとめて、皆さんに知ってもらおうかな思いまして」
・・・はい、僕がこの記事を書こうと思った背景を漫談口調でお届けしました。
新年なんで堅苦しい感じはなしにして、さくっと紹介しますのでぜひ興味を持った方はお付き合いくださいませ。
大きく「学生時代」と「社会人」に分けてます。
====ここから学生時代====
投げて飛んでの部活時代
大阪の住宅街で3人兄弟の末っ子として生まれ育ちました。
ずっと二人の兄の背中を追い続けて、同じ野球部、同じ塾に通い、同じ高校に進学しました。
野球ではポンコツながらキャプテンをやったり、高校も進学校に行くことができたり、この頃はラッキーな人間だったと思います。
中学時代の塾の授業中にはクラスメイトとしょうもない寸劇みたいなのをやって馬鹿みたいに笑っていました。思うと当時からお笑いが大好きでした。
高校時代は野球の才能のなさに気づいてバレーボールを始めました。
これも兄の後追いでしたが、悔いはない貴重な体験でした。
偉大な先輩に憧れて練習に打ち込み、楽しくも厳しい毎日でした。
途中でコーチが亡くなってしまい、途方に暮れながらも自分たちでメニューを考えて乗り越えました。
今思うと、この経験から僕は「自分(たち)で何とかする」マインドが身についたのかもしれません。ありがたいことです。
お笑いとHIPHOP
僕の根幹はお笑いとHIPHOPです。
思い返すと、小学生時代から今でもずっと好きなのがその2つしかないのです。
小学生の茶話会で友達と一緒に漫才をしました。
麒麟の漫才をノートに書き写し、校舎の隅っこや誰もいない図書室で練習していました。
あの時のことは今でも覚えているし、その度に麒麟の勇気検査のネタに頭が下がる思いになります。
そんな体験があったので高校の文化祭で部活のメンバーでコントをやろうとなった時もかなり嬉しかったです。
終わった後、知らない女性の先輩から写真をお願いされたあの瞬間が、高校時代のハイライトだったかもしれません。
「お笑いをやったらモテるかもしれない」
くだらない思いと多大な暇を潰すために、大学2回生の時に山添とコントグループをはじめました。
2人なのに「トライアングル」と名付けて、自主公演を3回行いました。
30人ぐらいしか入らない小さな舞台が埋まらない自分たちの非力さと、それでも集まってくれた人たちへの恩は今でも忘れることはありません。
悔しい思いの中でも諦めず何度も挑戦できたのは、HIPHOPのおかげでした。
おそらく僕が小学3年生ぐらいの頃、兄が聴いていたKICK THE CAN CREWが始まりでした。
歌ではない「ラップ」という手法が衝撃的でした。
当時から歌がうまくないと自覚していたので、「ブサイク・音痴だって歌えちゃうすげえ敷居低い歌唱法」というライムスター宇多丸の言葉が心に突き刺さったのです。
僕は別に不良でもなんでもないです。むしろかなり大人しい人間です。
不良のイメージがあるHIPHOPですが、僕の中でのHIPHOPは「持ってる奴に持ってない奴がたまには勝つ」文化なのです。(これまたライムスター宇多丸さんのリリック)
黒人の厳しい生活環境で生まれたと言われるHIPHOPは「持たざる物」を救う武器なのだと思っています。
何の強みもない人間だった自分が、それでも挑戦を続けられるのは間違いなく彼らの音楽のおかげでした。
いや、「でした」ではなく「です」になりますね。これからもずっと支えられると思います。
(何度も引用しているライムスターの曲は「ザ・グレート・アマチュアリズム」と言うのでよかったら聴いてみてください。日本語ラップの最重要曲だと言えます)
やばい、書きすぎた。
大学時代はさっと終わりますね。
コント×マジックの大学時代
大学時代は上に書いたようにコントをしていました。
コントはあくまで課外活動的なもので、大学の中では奇術部というところでマジックをやっていました。
正直、奇術部に入ってしまったのが僕の人生を変えた一番の転機だったと思います。
そこで出会った友人が僕の人生を面白い方向にぐいぐい引っ張ってくるし、今一緒にSOMEROで活動しているメンバーも奇術部で出会った人たちです。
(SOMEROというのは大学時代に行った舞台公演をきっかけに集まったメンバーで、今はメディアという全く別の形で活動中)
マジックとコントに明け暮れた僕は、「公認会計士」というよく分からん難しい試験に挫折し、周りに合わせて就職活動をしました。
「好きな人たちと面白いことがしたい」という今の僕の確たる気持ちを作ったのは、この大学時代の経験たちでした。
====ここから社会人になります=====
コピーライターを挫折し、ITベンチャーへ
コントと舞台公演をきっかけに言葉の魅力にハマった僕はコピーライターという職業に出会いました。
言葉を生業にして世界を変えることができるなんて、めちゃくちゃ面白い仕事だと思ったのです。
大学時代には貯金全額使ってコピーライター養成講座に通いました。
そこでコピーの考え方や書き方を素晴らしい講師の方から学びました。
その考えは今でも頭に入ってますし、本当に行ってよかったと思います。
しかし就職活動ではコピーライターになる勇気が出ずに、選考が早かったITベンチャー企業を受けました。
(正確にはコピーライターになれる希望がある大手の総合広告代理店は落ちました)
いくつかいただいた内定から、一番条件が良くてかっこいい先輩たちがいた会社に入りました。
そこで今も働いています。
「全国」を基準に考える本業
会社では某大手商業施設のHP運用の営業窓口を行っています。(いわゆるルート営業ですね)
簡単にいうと「HPに色んなコンテンツを作りましょうや」とお話をするお仕事です。
HPからいかに施設に来館をしてもらうかを考えて、新鮮な情報を届けるためにできることを提案して実行しています。
HPは1つではなく全国各地にあるため、一人でたくさんの数を持ちます。
そこでは常に「全国」ということを考える必要があります。
この施策が全国単位で実行できればインパクトが大きそうだ、
この対応が全国で行われるとかなり大変だぞ、だとか
良くも悪くも影響範囲が大きいのでこれまでとは違った考え方が身につきました。
さらに不運(幸運と呼ぶべきか)なことに社内のメンバーがかなり若いため、現在3年目の僕は一種のベテラン扱いになっています。
その分意見も通りやすく、自分で考える領域が増えるため個人的には気に入ってますが、丁寧な環境を求める人からすると合わないだろうなあと思います。
自分で学んだ分だけ成長と結果に繋がる、言い換えると誰も教えてくれない環境。
平たく言うとそれが今僕がいる本業の紹介です。
(最近はありがたいことにチームを持たせていただいてます。それはまたいつか書きたい)
あすよみ! ー遠距離恋愛から生まれた読書メディアー
最近の僕のTwitterには「SOMERO」か「あすよみ!」というアカウントが良く出てきます。
その「あすよみ!」というのは、彼女と運営している本を紹介するメディアのことを指します。
元々は僕の上京に合わせて遠距離になってしまうこともあり、移動代を稼ぐためにブログでもしようかと安易な発想が始まりでした。
結局移動代を稼ぐこともできないまま遠距離は終わってしまいましたが、本が好きで紹介したい気持ちは消えていないのでまだまだ続けています。
余談ですが彼女は大学時代の部活からの仲で、一番僕の悪いところを知っていて尚且つしっかり注意してくれるありがたい存在です。
(特に時間を守らないことで何度も怒られましたが、おかげで会社では3年間無遅刻でやっております)
「あすよみ!」は「明日読みたい本がある」をテーマに、おすすめの本を紹介しています。
読書に興味がない人でも本が楽しめるように、少しでも良い本を届けられるようにこれからも活動していきます。
よかったらTwitterアカウントをフォローしてもらえると嬉しいです。
SOMERO ー退屈な日常の救い手になりたいー
さて、僕のメインの活動のもう一つである「SOMERO」(ソメロと読みます)
サイトを見ていただくと分かる通り、色んな体験記事を掲載しています。ライフスタイルメディアとでも表現するのが良いでしょうか。
上でも書きましたが、大学時代の舞台公演をきっかけに集まったメンバーで活動しています。
(もちろん当時の全員ではなく、参加できる有志で)
SOMEROが何をしたいのか。
それは「世の中から退屈をなくす」ことです。
きっかけは友人の岩本との旅先での卓球でした。
(こいつが大学時代に出会い僕の人生を狂わせた張本人です)
卓球をしながら「社会人は意外と暇だ」というテーマが挙がり、それなら暇をなくすような遊びを紹介するメディアでもやらないかと話になりました。
そこから生まれたのがSOMEROで、僕たちが作るコンテンツの根底にはこの「世の中から退屈をなくす」があります。
2020年2月から始まったSOMEROですが、まだまだ方向性を模索しています。
おそらく見ている人にうまく伝わっていない部分もあるかと思いますが、これを機に少しでも思いが伝わればと。
2021年はさらに試行錯誤が続きます。
関わる人をワクワクさせたい一心で、これからもたくさんの挑戦をしていきますので、どうぞ見守ってくださいませ。
CHB ー実家の手伝いもしていますー
「まだあんのかい」と言われそうですが、実家の革工房の手伝いもしています。
CHBというのはブランドの略称です。
父親が始めた事業で、現在は長男が父と一緒に働いています。
僕はお手伝いとして、Web周りのサポートをしています。
2020年はクラウドファンディングに挑戦したりしました。
あと何年も更新できていなかったHPのリニューアルも行いました。
(次男が作ったサイトを三男が作り変えるという、なんとも不思議な作業でした)
大学時代にはオンラインショップ全般を手伝っていたのですが、正直これまでのビジネスの中で一番楽しかったです。
家族が作ったものを自分が作ったページを通して売れる、こんなに嬉しいことはないです。
本当は2020年の秋ごろに実家に戻ろうかと考えていましたが、まだ東京でやりたいことがあったので今もお手伝いという形で関わっています。
ただいつかはオンラインだけでなくブランド全般の支援ができるようになりたいと思っています。
家族だけでやっているので、自分がやればやるだけ貢献できる、とても大事な場です。
「耐久度のある革製品が欲しい」「ちょっとマイナーなブランドが欲しい」という方、今すぐにご相談ください。
こだわりのある本革製品を紹介させていただきます。
これで社会人になってから今やっていることの紹介は終わりです。結局長くなっちゃいましたね・・・
好きな人たちと面白いことがしたい
僕の根底はこれに尽きます。
家族、彼女、友人・・・好きな人たちと面白いことがしたいのです。
そのために本を読むし企画を考えるし記事を書きます。
撮影もするし加工もするし宣伝をします。
どれが実を結ぶか分からない。
自分が心からワクワクするのはどれか分からない。
あなたが面白いと思ってくれることがどれか分からない。
だからこそ今はできることをとにかく増やしたくてもがいています。
もしこれを通してちょっとでも「見守ってやるか」と思ってもらえたら幸せです。
これから何をしていくのか
・本業
・あすよみ
・SOMERO
・CHB
これらは2021年も引き続きやっていく予定です。
まずは今できることを最大限取り組んでいきます。
(これ以上手を広げると本当に空中分解しちゃうので。それはそれで面白いだろうけど)
noteでは普段感じたことや上の活動の裏側などをのんびり書いていこうかなと。
あんまり人付き合いが良くないので、生きている証として更新していきます。
ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。
「あいつ最近なにやってんだ」が「あいつなんとか生きてんだ」に変わったでしょうかね。
それでは、また別の記事でお会いできる日を願って。
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