見出し画像

ITエンジニアを職業にする1番の近道とは資格取得!?

私はITエンジニアを約20年経験しています。今も現役で仕事をしています。
これまでの私の経験から職業にする為の1番の近道は、すばり資格取得だと思います。この記事では、なぜ資格取得が有効なのかを解説したいと思います。

画像1

■ポートフォリオも良いけれども!?

ポートフォリオは努力をしている点では大変評価ができるものだと思います。最近はポートフォリオを作成するという文化が少しずつ認知されてきていると思いますが、まだまだ採用の基準の1つになりにくい点が多くあります。

私はシステムベンダーに勤めていた時、沢山のエンジニアの面接をしてきましたが、ほとんどの人が、仕事に着く為に勉強中です!と元気良くアピールします。

でもそれは当たり前なので、アピールにはなっていません。また、ポートフォリオを作っても、観てもらえるとも限りません。

面接の時にはまず観ないですし、経歴書に書いているポートフォリオのURLを、後から開く程、時間に余裕もないです。

ポートフォリオそのものを、鵜呑みに出来ない理由もあります。それは①完成度が疎通レベル②書籍などからコピペである程度のものが作れるので、実力は判断できないです。

画像2

①完成度が疎通レベル

システム開発は、正常系処理が3割、異常系の処理が7割の割合で負担がかかります。要するに単純に正常形で、データが登録出来ても、完成には程遠いです。異常系の処理を検討したり、コーティングをして、システムは完成します。

異常系の処理は、難易度も格段にあがります。

多くのポートフォリオが雰囲気で出来てるように、見えるレベルが多いので、あまり参考にならないというのが本音です。

もし、ポートフォリオを作成する場合は、完成度をアピールすれば、他の人と差をつけれるのではないかと思います。

画像3

②書籍などからコピペ

書籍などからコピペで、簡単に作れる時代になったので、ポートフォリオそのもの自体の価値を測りにくい点があります。

もしポートフォリオを作るなら、コピペではなく、オリジナルである点などを、より具体的に解説できるようにした方が良いと思います。①どの程度時間がかかったのか?②何故、このポートフォリオを作成したのか?③どの辺りに苦労したのか?です。

画像4

・ポートフォリオについてのまとめ

ポートフォリオは勉強にもなるし、それ自体が悪い訳ではありません。ただ、デザイン系であれば、見た目=スキルとして、判断しやすいですが、ITエンジニアの場合は、そういう単純な物ではありません。

もし、ポートフォリオを就活に利用するなら、完成までのプロセスをしっかり説明して、仕事としても充分にやっていけると、認識してもらえる説明資料などを一緒に提出する事をオススメします。

ポートフォリオそのものよりも、ポートフォリオ作成において、どのような取り組みを行って、どのような壁に当たって、どのようにクリアしたのか?という点が、面接官が聞きたいことかもしれません。

■ 最も効果的なのは資格!?

プログラム言語の資格を取る事をお勧めします。資格試験は、基本的な事を理解している証明になりますし、勉強した結果としてわかりやすく伝える事ができます。

また、経験者でも資格を持ってない人も多く、持ってだけである程度認めてもられるものです。

書類選考や面接のときには、「この人はどの程度実力があるのか?」という点をどのように評価するかを、面接官は考えます。経験者であれば、その人の経歴、役割、プロジェクトの規模、実際の作業内容などをヒアリングすることで、「概ね判断の材料」は揃います。

ただ、経験者であっても、想定したスキルがないことが多くあります。「経験=実力ではない」為、採用したけれども期待外れの状況は、日常的に起こるのです。ましてや未経験者の場合は本当にそれが起こりやすい状況になります。

そういう状況では、確固たるスキルのエビデンスが欲しいのです。

IT系の資格は、ほとんどが実務経験が必要ありません。私が保有しているPMP(プロジェクト管理の資格)などは、プロジェクト管理の実務経験が一定期間必要になりますが、そのような資格は稀です。要するに未経験者にチャンスがあります。

未経験者であれば、プログラマー言語の資格を取得すればよいと思います。

また、プログラム言語の資格は、体系的に言語を学べるので、曖昧な知識ではなく、しっかりと勉強ができる点でも有効です。

経験者でも知らないこともたくさん出てきますので、未経験者で資格取得をした時点で、入社した時に一目置かれる存在になることも多くあります。

入社する事は目的ではありません。スタートラインに立つだけなので、そういう意味では、一目置かれることは、非常に重要な事だけ思います。

■ 資格取得には必勝法がある!

資格取得の有効性は、解説した通りです。しかし、未経験者が資格取得するには一定期間必要ですし、テキストの内容が理解できず挫折してしまう人も多くいます。

私もITエンジニアになる前に、就職面接のときに面接官から「未経験者なら資格取得した方が有利だよ」とアドバイスをもらって、2回受験しましたけど、見事に不合格でした。簡単ではないのです。

しかし、資格取得には必勝法があります。私は未経験エンジニアにこの必勝法を教えていますが、例えばJavaシルバなら2か月以内に合格できます。もちろん、Java言語なんて見たこともないところからスタートするという前提です。

もちろん、ズルいことはしません。実力をつけて合格します。

本来、人間は「理解→暗記」の順に勉強をしていきます。その順番を「暗記→理解」という順番に変えるだけです。言葉にするのは簡単なのですが、勉強方法のノウハウがあります。

資格取得に興味がある方は、コメントお待ちしています。

私が約20年間、この仕事をやっている中で、たくさんの方に支えられ、たくさんの経験・スキルを身につけることができました。IT業界は人材不足であり、売り手市場であることは間違いないと思いますが、その反面、建築業界のような「元請企業→下請→下請→下請」というようなピラミッドになっており、下請に留まり続けると、待遇も仕事内容も充実しない状況が長く続きます。

私自身は小さな会社からスタートし、何度か転職を重ねて元請企業へステップアップしました。努力もしましたが幸運もたくさんあったと思います。今度は、これからITエンジニアを目指す方やITエンジニアとして、キャリアアップを目指す方のサポートをしたいと思います。

ITエンジニアを目指す方には、ITエンジニアになることがゴールではなく、そこからスタートするということを考えて、会社選びとしてほしいと思います。どこでもいいから就職できればよいとは思いません。最初の数年で未来は大きく変わります。もちろん、個人の努力で状況は打開できるかもしれません。ただ、スキルアップには環境もすごく重要なのです。しっかりとしたキャリパスが存在する環境なのか?ということに重きを置いてください。

「数か月で〇〇万円稼げました!」という夢を追っかけるのも良いですが、ITエンジニアとして、世の中の為に仕事を長くやっていきたいと思う方を支援したいと思います。

資格取得は、未経験者の就職に有利です。また、資格取得には必勝法があります。必勝法を使って資格取得の勉強をやりませんか?

短期的に取得したい方はご連絡ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?