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鬼滅を最終巻まで読んだよって話

(若干ネタバレ含みます。)

本誌は買ってない単行本勢はこの日を楽しみに仕事頑張ってました。ネタバレ検索も我慢しましたさ。

正直鬼滅にここまでハマってしまうとは思ってませんでした。「なんか話題になってるし世間についていくために読んどくか〜」って気持ちで手を出してしまったが為に……沼ってすごく身近にあるもんですね……


で、本題ですが最終話もめちゃくちゃよかったです。爆泣きしました。

ストーリーとしては、最終的に無惨を倒してハッピーエンドなんだろうなってのはだいたい予想がついたけど、柱があんなに死ぬとは聞いてなかったよ…悲しい

でもそれぞれの柱のバックグラウンドが丁寧に描かれてたのはすごくよかったな。みんな最期は笑顔で逝く姿に少し救われました。影の薄かったおばないちゃんも(コラ)最後は濃いエピソードぶちこんでガッツリストーリーに食い込んでたのも個人的にはツボ。いや、急に出てくるやん(笑)って思ったけどそれまでの「ネチネチしてる人」ってイメージが変わりましたね。向こうでみつりちゃんとお幸せに。

無惨戦になってからはほとんど戦闘シーンですね。迫力はあるものの停滞している状態だったので少しマンネリ気味になってましたが、終わりに近づくにつれてまたメッセージ性の強さが出てきてたと思います。1つ1つの言葉がすごく綺麗で、物語の終わりを少しずつ実感しながら読むことができました。読み終わった後に思わず溜息が出ちゃうような。今も余韻に浸ってる状態です。

あとはやっぱり伊之助ですよね。推しなので語らせてくれ。もう最初は猪度90%くらいだったのに、炭次郎をはじめ、周りの人と関わっていくうちに色んな感情を持った人間みのある子になっていきましたね。鬼になってしまった炭次郎を前にした伊之助ちゃん、もうここは涙不可避です。今まで伊之助が過ごしてきた時間や経験が、ここでブワッと溢れ出てきて。出会った頃のお話をつい読み返してしまいました。物語の中で変わっていくキャラに弱いので、だから無一郎とかおばないも好きだったんだろうな(笑)


そんな感じで。

久しぶりにいい作品に出会えて心が潤いました。少しホラーチックだけど、それを超えるストーリー性の良さで国民的アニメになるのもうなずけます。アニメのほうはまだ途中だし重要な回は映画になっていくだろうし、単なるブームに終わらないような気がします。これからも映像化されるたびに話題になっていくのではないでしょうか。あっ、童磨戦はぜひ映画で観たいものです。




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