神域リーグ2024 セミファイナル展望~GRADIVUSはファイナルに進出できるのか?~
こんにちは!
神域リーグ2024はレギュラーシーズンが終了し、8/27にセミファイナル(3試合)が行われます!
ということで、今回はセミファイナルの展望について、書いていきたいと思います!
なお、データの取り扱いについて、下記2点を必ず守ってください。
営利目的でのデータ使用の禁止
誹謗中傷目的でのデータ使用の禁止
詳細については、以下の記事をご確認ください。
※Mリーグ用の内容ですが、基本的な考え方は同じになります。
また、神域リーグの選手はプロではありません。データの利用にはさらに細心の注意を払っていただけますと幸いです。
レギュラーシーズンの結果
まずはレギュラーシーズンの結果からおさらいしていきましょう!
第9節終了時点では、HERACLESが2位に300pt近い差をつけて首位を独走していましたが、最終節(第10節)にまさかの3連続4着で大きくポイントを減らし、トップ1回、2着2回でポイントを伸ばしたACHILLESが逆転で首位に立ち、ファイナル進出を決めました!
また、3位と231.4pt差の4位だったZEUSも、最終節(第10節)にトップ2回、2着1回とこちらも全連対で一気にプラス圏に浮上し、3着3回でマイナス圏に沈んだATLASと入れ替わり3位に浮上してレギュラーシーズンを終えました。
レギュラーシーズン終了時点での順位表は、以下のようになっております。
セミファイナル開始時点でのポイント状況
セミファイナル開始時点での各チームのポイントは以下のようになります。
※セミファイナルでは、レギュラーシーズンのポイントを半分にして持ち越し
劇的な展開を迎えた最終節の裏で…
首位を独走していたHERACLESをACHILLESが逆転するなど、劇的な展開を迎えた最終節の裏で、ひそかに最悪の事態が起きていたチームがあります。
そう、一足先にレギュラーシーズンを終えていたGRADIVUSです。
第9節終了時点で4位のZEUSとは290.3pt差の5位となっており、ポイントが半分になるとはいえ、このままの状況ではセミファイナルで145.1pt差を逆転する必要がありました。
そのため、GRADIVUSとしてはZEUS以外のチームに頑張ってもらい、少しでも4位との差を縮めてセミファイナルを迎えたい状況でした。
そんな中迎えた最終節、結果は以下のようになりました。
現実はあまりにも残酷で、GRADIVUSにとってのターゲットであったZEUSはトップ2回、2着1回の+165.6ptと大きくポイントを伸ばしはるか遠くのプラス圏へと浮上し順位も3位に上げ、代わりに4位となったATLASも3着3回で大崩れはせずトータル-14.9ptとなりました。
結果、ファイナル進出にはGRADIVUSはセミファイナルで215.6ptを逆転しなければならなくなり、さらに苦しい状況に追い込まれました。
GRADIVUSはファイナルに進出できるのか?
このように、この世の不運を凝縮したような状況にあるGRADIVUSですが、ファイナルに進出することができるのか、検証していきたいと思います。
まずは、改めてセミファイナル開始時のポイント状況を確認していきたいと思います。
GRADIVUSにとって現実的なターゲットは、僅差で並んでいる3位のZEUS、4位のATLASになります。両チームとのポイント差は、4位のATLASとは215.6pt、3位のZEUSとは227.9ptとなっています。
このポイント差を逆転する条件を、実際に大逆転が起きた最終節(第10節)の結果から考えていきたいと思います。
ACHILLESとATLASの結果を見てみると、両チームは207.8ptの差がついており、この状況を再現できればほぼ追いつくことができます。ACHILLESはトップ1回、2着2回、ATLASは3着3回だったため、順位点の関係(※)だけを考えれば以下のような条件となり、意外と何とかなりそうに見えます。
1試合でトップを獲得し、その試合で相手が3着以下であること
残り2試合で相手よりも上の着順であること
※順位点はトップ+50pt、2着+10pt、3着-10pt、4着-30ptとなっており、2着と3着、3着と4着の順位点の差はどちらも20ptとなっている。
では、最終節(第10節)の結果をもう少し詳しく見ていきましょう。
第1試合はACHILLESが2着、ATLASが3着ですが、素点で5万点以上の差がついており、72.1pt差がついています。
第2試合はACHILLESがトップ、ATLASが3着で、88.2pt差がついています。
第3試合はACHILLESが2着、ATLASが3着で、47.5pt差がついています。
このように、第1試合では素点でかなりポイント差がついていたため、実質2着順差がついているような結果となっていました。
これらの状況を考慮すると、GRADIVUSがファイナルに進出するには、以下のような条件を満たす必要があるものと考えられます。
パターンA
GRADIVUSが1試合でトップを獲得すること
残り2試合でGRADIVUSがZEUS or ATLASよりも上の着順であること
3試合の合計でZEUS or ATLASと5着順以上の差をつけること
パターンAの例)
第1試合:GRADIVUS トップ、ATLAS 3着(2着順差)
第2試合:GRADIVUS 2着、ATLAS 3着(1着順差)
第3試合:GRADIVUS 2着、ATLAS 4着(2着順差)
→3試合合計で5着順差
パターンB
GRADIVUSが2試合でトップを獲得すること
3試合の合計でZEUS or ATLASと4着順以上の差をつけること
パターンBの例)
第1試合:GRADIVUS トップ、ATLAS 2着(1着順差)
第2試合:GRADIVUS トップ、ATLAS 3着(2着順差)
第3試合:GRADIVUS 3着、ATLAS 4着(1着順差)
→3試合合計で4着順差
パターンC
GRADIVUSが3試合でトップを獲得すること
いろいろと書きましたが、ざっくりまとめると以下のようになります。
最低でもトップ1回は必要
トップを取れなくても、ZEUS or ATLASよりも上の着順を確保する
ゆえに、一度でも4着を取るとその時点で可能性はほぼ消滅
難しい条件にはなりますが、選手の皆さんには悔いのない戦いをしてもらえればと思います。
おわりに
ということで、神域リーグ2024、セミファイナルの展望としてGRADIVUSがファイナルに進出するための条件について考察していきました!
レギュラーシーズンが終了した時点での各チームのチーム成績と個人成績は、こちらのマガジンにまとめておりますので、そちらもよろしくお願いします!