【MLB】~結果発表~「note担当者・ファンの選ぶMLB現役No.1選手」パワーヒッター部門・ファストボール部門
いつもMLB30球団ファン合同noteをご覧いただきありがとうございます。
今年からの新企画である「note担当者・ファンの選ぶMLB現役No.1選手」において、note企画担当者のみならず、多くの読者、そしてMLBファンの皆さまにもご参加をいただき、本当にありがとうございました!本企画を盛り上げていただいたことに御礼申し上げます。
2月10日(土)~2月18日(日)の9日間にわたる投票期間で「➀note担当者:39名」及び「②読者・ファンの皆さま:131名」の計170名から投票をいただき、非常に内容の濃い結果となりました!
それでは投票結果を見ていきましょう。
➀合同note企画担当者の投票内訳(39人)
~パワーヒッター部門~
担当者39名による投票の結果、ニューヨーク・ヤンキースに所属するAaron Judgeが8票を獲得して見事1位に輝きました!
雨宿りさん(LAD)「あの大きな身体と強烈なスイングから放たれる、打球速度の速さとバレル率がメジャーでザ・ベストだと思うから」、中山善貴さん(CIN)「打球を飛ばすパワーと技術に関してはメジャーでも頭一つ抜けていると個人的には思うからです」、助手さん(NYY)「説明不要のアーチストであり、試合に出場さえしていれば常にホームランの期待ができる選手」といったコメントからも、Judgeの持つパワーが脳裏に焼き付いていることがよくわかりますし、あまなつさん(大学野球)「平均打球初速97.6mphは2位と2.9mph差のダントツ1位」というコメントによって、その能力が裏打ちされていると言っても過言ではないでしょう。
また、惜しくも1位Judgeと1票差の2位にランクインしたヒューストン・アストロズ所属のJordan Alvarezも、HBえんぴつさん(SEA)「22年ALDS第1戦のサヨナラ3ランが忘れられません」、ハリガネさん(PHI)「対戦相手として2022年WS第6戦で打たれたホームランは印象的です」といったコメントのように、印象深い一打に凄まじいパワーが発揮されている姿を見れば、納得するのも頷けますね。
同票で3位にランクインしたロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平とニューヨーク・ヤンキース所属のGiancarlo Stantonにも多く票が集まり、大谷翔平の選出理由として、あかみそさん(CIN)「純粋な飛距離や本塁打数もさることながら打球速度やバレルなどの数値もとにかく優秀」というコメントや、Stantonの選出理由として、Let's5Gさん(BAL)「超低弾道&逆方向のホームランはとてつもないパワーの証」といったコメントには、その選手の特徴がよく表れていると感じることができます。
その他投票が入った選手もMLBを代表するようなパワーヒッターが名を連ねる中、ピッツバーグ・パイレーツ所属のOneil Cruzのような将来有望な選手にも票が投じられており、選出に個性が見られた結果となりました。
~ファストボール部門~
担当者39名による投票の結果、テキサス・レンジャース所属のJacob deGrom、ミネソタ・ツインズ所属のJhoan Duran、アトランタ・ブレーブス所属のSpencer Striderの3選手が6票で1位に輝きました!
deGromのファストボールに関して、イサシキさん(CHC)「明らかにフォーシームが来るとわかっていても、その斜め上を行く球威と速度でねじ伏せる姿はまさにNo.1にふさわしい」、いただきなべべさん(NYM)「力感のないフォームで100mphを連発。体感はものすごく速いのでは」といったコメントに威力の高さやボールの速さが伺える中、もりまるさん(TEX)「体が脆いわけでもなかったdeGromがまともに投げられなくなる、人類の限界を超えた速球」というコメントは、それだけでMLBでも異次元のファストボールであることを容易に想像できるものとなっているのではないでしょうか。
続いてDuranのファストボールに関して、あきさん(AZ)「100マイル以上を473球も投げたらしくまさに速球王と言えるでしょう」、ジャンさん(BAL)「各種指標はさることながら、本当に浮き上がっているようにみえる4FBはまさに魔球と言えるのではないでしょうか」といったコメントから、ミネアポリスの9回を締めくくるDuranの豪速球が脳裏に浮かびます。
最後にStriderのファストボールに関して、ぴろさん(ATL)「フォーシーム1本であれだけ空振りを奪えるのは現代野球に置いて稀有だと思う」、鯖茶漬さん(セイバーメトリクス)「Run Valueこそ稼げなかったもののStuff+は先発投手でトップ。球速の低下こそ気になりますが今最も支配的なファストボールを投げていると思います」といったコメントからも想像できる、Strider唯一無二のクオリティを誇るファストボールであることがわかりますね!
その他ボルティモア・オリオールズ所属のFelix Bautistaや、ニューヨーク・ヤンキース所属のGerrit Coleらに票が集まる中、ロサンゼルス・エンゼルスで昨年デビューしたばかりのBen Joyceや、ペンさん(PHI)「球速が速くない投手かつ4シーム主体の投球でトップクラスの成績を残している投手を選出したかった」との理由でシカゴ・カブス所属のJustin Steeleに票が入るなど、こちらも野手同様に様々な視点からの投票が集まる結果となったのではないでしょうか。
②読者・ファンの皆さまからの投票内訳(131人)
~パワーヒッター部門~
合計131名の一般参加票が投じられる中、こちらも最多44票を集めたAaron Judgeが1位となり、note担当者の投票と合わせて2冠を達成しました。
あざらしさん(WSHファン)「純粋なパワーは間違いなくトップだと思うから」、しなよりさん(NYYファン)「パワーヒッターとしては他球団贔屓の方々でも流石に文句なしの実績」といったコメントに加え、グロイシンガーさん(WSHファン)「ALリーグ最多本塁打記録」、あさん(SEAファン)「ALホームラン記録を樹立し、歴史的活躍を見せたから」、Klavisさん(SEAファン)「流石にシーズン62本塁打は現役で唯一無二なので」とのコメントにもあるように、2022年シーズンにマークしたア・リーグシーズン最多本塁打(62本)の印象が強く、それを基に投票された方も非常に多かったです。
Judgeに次ぐ30票を集めて2位にランクインした大谷翔平にも、トプスさん(SEAファン)「誰がどう見ても異次元のパワー」、アントニーさん(SDファン)「日本人、アジア人であることを感じさせない圧倒的な飛距離。MLBの常識を覆した選手だと思う」などのコメントが集中しました。
計131票のうち、Judgeと大谷で約56%の投票率を占めるという圧倒的な人気ぶりでしたが、中には、きょぷりゅりゅさん(SFファン)「HR、四球、三振で打席の半分以上を占め、圧倒的守備難で足も速くない点で、パワーヒッターとして連想されるイメージの全てを兼ね備えていると思ったから」という理由からフィラデルフィア・フィリーズ所属のKyle Schwarberに投票が入ったり、smjさん(COLファン)「試合数は少ないもののHR20本OPS0.931でクアーズ以外でも数値を残しているから」という理由でコロラド・ロッキーズに所属するNolan Jonesにも票が入るなど、一般投票でも個性あふれる選出結果となりました。
~ファストボール部門~
こちらも合計131名の一般参加票が投じられ、24票を獲得したSpencer Striderが1位に輝き、こちらも見事note担当者投票と合わせて2冠を達成するという結果になりました!
はこさん(LADファン)「フォーシームといえばのイメージが一番あるピッチャー」、おたまにき(SEAファン)「先発が投げていい球じゃない。球種も少ないのにあれだけ空振りを取れるのは異常」、ばーにゃさん(ATLファン)「圧倒的な出力。ファーストボールの理想形」などといったコメントだけでもStriderの凄さが伝わりますが、SSS_1912さん(TBファン)「平均97mph以上かつ上方2インチ以上に伸びるようなフォーシームは彼だけ」、ああああああさん(LADファン)「平均2362回転、平均97.2MPHスピンレート、球速共に高いストレートを全投球割合の58.9パーセントと大きい割合で投げていて、奪三振王だから」といったコメントからもわかるように、データからも裏打ちされた素晴らしいファストボールの持ち主であることがわかるかと思います。
note担当者投票ではStriderと同票で1位に輝いたJacob deGromとJhoan Duranもそれぞれ2位、3位にランクイン。中でもdeGromに関して、HAYATOさん(SDファン)「近年のMLBで、“Dominant”(支配的)という言葉が1番似合う投手だと感じる」といったコメントや、Duranに関して、きゃべつの芯さん(SDファン)「実際にテレビで見ていた時に投げていたフォーシームが105マイルを超えていて圧巻だったことに加え、球威とノビがすごくて打てそうにないなと思ったから」などのコメントには強い納得感を覚えました。
その他にも、かつて一世を風靡したファストボールを持つピッツバーグ・パイレーツ所属のAroldis Chapmanや、MLBを代表するクローザーの2人である、ヒューストン・アストロズ所属のJosh Haderとニューヨーク・メッツに所属するEdwin Diazといったリリーバーに票が集まる中、ロサンゼルス・ドジャース所属のWalker Buehlerやシンシナティ・レッズ所属のHunter Greene、マイアミ・マーリンズ所属のEury Perezなど若きスターターにもスポットライトが当たる投票となり、パワーヒッター部門に負けず劣らずの個性あふれる選出となったのではないでしょうか。
また、日本人選手からは大谷翔平に加え、今季からニューヨーク・メッツに所属する藤浪晋太郎にも票が投じられました!
最後に
note担当者、一般投票をまとめました。
改めまして、本当に数多くの皆さんからご投票いただき、ありがとうございました!
今回は「パワーヒッター部門」と「ファストボール部門」の応募のみでしたが、まだまだMLB現役No.1選手を決める部門はたくさんあります。今後も異なる分野での投票を企画していますので、ぜひお楽しみに!
ここでは紹介しきれなかった選出コメントはこちらより!
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