2020 All-Rookie Team by MLB Pipeline

First Team

C:ショーン・マーフィー(Sean Murphy)(OAK)
 .233/.364/.457, 43G, 7HR, 21R, 14RBI

画像1

 マーフィーは、塁打数(45)、本塁打(7)、打点(14)ですべての新人捕手で1位であると同時に、アメリカンリーグで捕手防御率(3.69)で5位で、投手の良い投球も引き出している。


1B:ジャレッド・ウォルシュ(Jared Walsh)(LAA)
 .293/.324/.646, 32G, 9HR, 19R, 26RBI

画像2

 彼は9試合連続打点・得点を記録し、それは新人として史上初の快挙だった。14試合連続安打も記録。本塁打(9)、長打率(.646)、OPS(.971)は新人1塁手1位、長打数は同1位タイである。


2B:ジェイク・クロネンワース(Jake Cronenworth)(SD)
 .285/.354/.477, 54G, 4HR, 26R, 20RBI

画像3

 クロネンワースは、NLの新人王筆頭候補で、長打率(.477)、OPS(.831)、長打数(22)は新人だけでなく、全てのナ・リーグの2塁手で1位である。打率(.285)もリーグ2位の数字である。


3B:アレク・ボーム(Alec Bohm)(PHI)
 .338/.400/.481, 44G, 4HR, 24R, 23RBI

画像4

 ボームは8月3日までメジャーデビューしていなかったが、打率(.338)、出塁率(.400)、打点(23)、塁打数(69)、長打(14)の各項目で新人3塁手のトップにたった。

SS:ウィリ・カストロ(Willi Castro)(DET)
 .349/.381/.550, 36G, 6HR, 21R, 24RBI

画像5

 8月12日にロースター入りして以来、ほとんどすべての打撃成績で新人遊撃手トップの成績を残している。規定打席に到達していれば、打率はア・リーグトップ3に入ることも可能だろう。


OF:カイル・ルイス(Kyle Lewis)(SEA)
 .262/..364/.437, 58G, 11HR, 37R, 28RBI

画像6

 鮮烈なスタートを切った今季は、今となっては少しペースは落ちたが、それでも11本塁打は新人選手1位タイ、塁打数は同1位となっている。彼は間違いなくAL新人王の最前線だ。また、センターの守備もかなりうまい。


OF:ルイス・ロバート(Luis Robert)(CWS)
 .233/.302/.436, 56G, 11HR, 33R, 31RBI

画像7

 持ち前の長打力を見せ、派手な守備も目立った。本塁打数はルイスと同1位で、19長打は新人リーグ1位、塁打数(83)を超えるものは、ルイスのみである。


OF:ライアン・マウントキャッスル(Ryan Mountcastle)(BAL)
 .333/.386/.492, 35G, 5HR, 12R, 23RBI

画像8

 彼はどの打順においても良く打てる。なので、8月21日にデビューを果たして以来、彼が上げている数字は誰も驚かないはずだ。打率.314は新人外野手両リーグ1位で、塁打数を含む他の成績は、出場数の割に、申し分ない成績だ。


SP:トニー・ゴンソリン(Tony Gonsolin)(LAD)
 2-2, 2.31 ERA, 46 ⅔ IP, 46K, .193BAA, 0.84 WHIP

画像9

 彼は、今年の8先発のうち、2失点以上した試合はわずか2試合で、防御率2.31とK/BB6.57は両リーグの新人先発投手1位である。


SP:シクスト・サンチェス(Sixto Sanchez)(MIA)
 3-2, 3.46 ERA, 39 IP, 33K, .250BAA, 1.21 WHIP

画像10

 彼は、8月22日まで昇格しなかったが、昇格後は安定した投球を見せ、特に制球力で優れた(2.54 BB/9)。マーリンズの先発ローテーションの一角を担い、劇的な17年ぶりのポストシーズン進出に大きく貢献した。


SP:デーン・ダニング(Dane Dunning)(CWS)
 2-0, 3.97 ERA, 34 IP, 35K, .197BAA, 1.12 WHIP

画像11

 トミー・ジョン手術後、2019年を全休し、デビュー予定より2年遅れてデビューした。しかしストライクを多くとれ、空振りも奪えることで、AL5位のローテーションの主力になった。


SP:ダスティン・メイ(Dustin May)(LAD)
 3-1, 2.57 ERA, 56 IP, 44K, .220BAA, 1.09WHIP

画像12

 彼は予想されていたほど三振を奪えていないが、規定投球回に到達していれば、全てのナ・リーグのトップ10に入る防御率で、ドジャースにとってとても効果的な新人である。


SP:イアン・アンダーソン(Ian Anderson)(ATL)
 3-2, 1.95 ERA, 32 1/3 IP, 41K, .172 BAA, 1.08 WHIP

画像13

 彼は5先発しかしていないが、プレーオフを狙うブレーブスにとってとても影響力のある先発だった。.147被打率は規定投球回を投げていればナ・リーグトップの成績で、奪三振率11.41もトップ10に入る。

RP:デビン・ウィリアムズ(Devin Williams)(MIL)
 4-1, 0.33 ERA, 27 IP, 53K, .090 BAA, 0.63 WHIP

画像14

 彼はブリュワーズ史上最強のリリーフ投手かもしれない。アウェーでの試合で複数安打を許した試合はない。そして、奪三振率17.67はMLB上位1%である。そのうちの多くはチェンジアップでとったもので、41奪三振を奪っている。


RP:ジェームズ・カリンチャック(James Karinchak)(CLE)
 1-2, 1 SV, 2.67ERA, 27 IP, 53K, .159 BAA, 1.11 WHIP

画像15

 カリンチャックは今シーズン、17.28の奪三振率で目を見張るような投球をした。2ストライクの時、打者は58打数3安打と完全に打ち勝てず、彼は主に7回以降の重要な場面で登板した。


SECOND TEAM
C:ライアン・ジェファーズ(Ryan Jeffers)(MIN)
 .273/.355/.436, 26 G, 3 HR, 5R, 7 RBIs

1B:ボビー・ダルベック(Bobby Dalbec)(BOS)
 .263/.359/.600, 23 G, 8 HR, 10 R, 16 RBIs

2B:ニック・マドリガル(Nick Madrigal)(CWS)
 .348/.383/.382, 25 G, 0 HR, 6 R, 10 RBIs

3B:ケブライアン・ヘイズ(Ke'Bryan Hayes)(PIT)
 .376/.442/.682, 24 G, 5 HR, 17 R, 11 RBIs

SS:アンドレス・ジメネス(Andres Gimenez)(NYM)
 .263/.333/.398, 49 G, 3 HR, 22 R, 12 RBIs

OF:サム・ヒリアード(Sam Hilliard)(COL)
 .210/.272/.438, 36 G, 6 HR, 13 R, 10 RBIs

OF:マウリシオ・デュボーン(Mauricio Dubon)(SF)
 .274/.337/.389, 54 G, 4 HR, 21 R, 19 RBIs

OF:ニック・ソラック(Nick Solak)(TEX)
 .268/.326/.344, 58 G, 2 HR, 27 R, 23 RBIs

SP:ヘスス・ルザルド(Jesus Luzardo)(OAK)
 3-2, 4.12 ERA, 59 IP, 59 K, .257 BAA, 1.27 WHIP

SP:キム・グァンヒョン(Kwang Hyun Kim)(STL)
 3-0, 1.62 ERA, 39 IP, 24 K, .197 BAA, 1.03 WHIP

SP:クリスチャン・ハビアー(Cristian Javier)(HOU)
 5-2, 3.48 ERA, 54 1/3 IP, 54 K, .188 BAA, 0.99 WHIP

SP:ユスタス・シェフィールド(Justus Sheffield)(SEA)
 4-3, 3.58 ERA, 55 1/3 IP, 48 K, .251 BAA, 1.30 WHIP

SP:ブレイディ・シンガー(Brady Singer)(KC)
 4-5, 4.06 ERA, 64 1/3 IP, 61 K, .220 BAA, 1.17WHIP

RP:マット・フォスター(Matt Foster)(CWS)
 6-1, 2.20 ERA, 28 2/3 IP, 31 K, .162 BAA, 0.87 WHIP

RP:ジョシュ・ストーモント(Josh Staumont)(KC)
 2-1, 2.45 ERA, 25 2/3  IP, 37 K, .215 BAA, 1.40 WHIP


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?