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サブカル大蔵経 日本編

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#京都

サブカル大蔵経975谷崎潤一郎『春琴抄』(新潮文庫)

母の実家、京都の東一条の交差点のところに、春琴堂書店という本屋がありました。小学生の頃毎…

永江雅邦
2年前
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サブカル大蔵経856井上章一『京都ぎらい』(朝日新書)

これでもかとdisりながら、実はこれすらを受け入れるであろう京都の懐の深さを、結果的に自慢…

永江雅邦
2年前
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サブカル大蔵経793森見登美彦『きつねのはなし』(新潮文庫)

仲間に薦められて初めて読んだ森見登美彦さんの本。 京都の黄昏時と暗闇、路地と建物。 贈与…

永江雅邦
2年前
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サブカル大蔵経783梅棹忠夫『行為と妄想』(中公文庫)

学生時代の登山から、失明以降の震災すらも描く自伝。役に立たないから大木になった。という挿…

永江雅邦
2年前
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サブカル大蔵経596放生勲『答えは「京都」にある』(マイナビ新書)

今日、母親が京都に久々里帰りしました。 本書は類書に比べて自分語りがあまりなくて、コンパ…

永江雅邦
3年前
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サブカル大蔵経520竹村公太郎『日本史の謎は「地形」で解ける』(PHP文庫)

元官僚の日本各地の地理推理エッセイ。養老&荒俣が帯で絶賛。 「やっと長良川河口堰が問題に…

永江雅邦
3年前
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サブカル大蔵経506柏井壽『おひとり京都の秋さがし』(光文社知恵の森文庫)

柏井さんは、「ダンチュウ」で「なかひがし」を世に紹介した方です。ネオ京都ブームの立役者だと思います。 観光客向けの〈京料理〉ではない店を紹介する。それまで実はそんなに京都の店は世に紹介されていなかったと思います。 私は文春のカラー文庫くらいを参考に歩きました。今は情報があふれすぎていますが、京阪神エルマガ発行のミーツリージョナルと単行本が白眉でしょうか。 もう柏井さんはお店を紹介するのが面倒なんだと思います。本来、わざわざ新しい店に行くことをしないのが、京都人だから。固

サブカル大蔵経497「NHKまる得マガジン 残り物でカンタン! 京都人の知恵 始末のアテ…

母が京都出身なので、よく「始末屋さん」という言葉を聞いて育ちました。 ご馳走を食べたら、…

永江雅邦
3年前
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サブカル大蔵経397朝日新聞出版編『京都とっておきのお取り寄せカタログ』(朝日新聞出…

こういう類の本は、発見や出会いを求めるよりも、知ってる店や商品が載っているか、なぜあそこ…

永江雅邦
3年前
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サブカル大蔵経396『淑女の予約帖』(世界文化社)

2008年発刊。12年前よりももっと古く感じます。メニュー表みたいな装丁。バブルを感じる貴重な…

永江雅邦
3年前
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サブカル大蔵経63鹿島茂/井上章一『京都、パリ この美しくもイケズな街』(プレジデン…

 焚書寸前の馴れ合わない内容に敬礼。内容の真偽はともかく、本って、対談って、ここまででき…

永江雅邦
4年前
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