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クアラルンプール再発掘 チャイナタウン①

今年も、気づけばもう終盤間近。
2月から毎週変化する情勢に翻弄されながら過ごした半年、あとの3ヶ月半は肩の力を抜いて過ごせばいいかな、と思っている今日この頃です。

年内に国外に出ることを考えるのもやめて、せっかくの機会だから、マレーシアの散策に方向転換。

この夜は、中心地の古い建物が集まるチャイナタウンへ向かいました。
昼間は来ることがあっても、夜はあまり歩くことのないエリアです。

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ちょっとだけ気になっていた、最近リノベーションされたランプの明るいビル。
あれ、入ってみたら、中二階がワインバーじゃないですか。しかも、まだマレーシアでは少ないナチュールワインもご提供。グラスワインを飲みきれない人の為のサイズもあります。これは座るしかありません。

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下の階はというと、入口はカフェ、奥はこんなフードコート。ご当地メニューやビールが各種ありました。写真には収めていませんが、向かって右側に小さなマッサージ店やバーバー(理髪店)、果物マーケット、観葉植物、骨董品、古着を扱うコーナーが!誰かのイマジネーションがそのまま実現されたみたい。バンド等のプチイベントにも使われているようです。

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でも。実はここ、メインは飲食店じゃなかった。
ポップコーンの機械があって(1カップRM5、約125円)それまで食事をしていた人々がビールジョッキを持って、どこかへ向かっていきます。

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じゃん!これはなんと。上の階が、オープンシネマになっていました。
First come, first serve。チケットはありません。パイプ椅子の席は早い者勝ち。ですが地べたに座ってもOK、薄いカーテン越しにいつでも出入りできます。
マレーシアのフィルム会社がここを利用して毎週水曜20時から思い思いの映画を上映しているようで、壁に貼ってあった記事をざっくり見たら、1947年に建てられた映画館に、若い人々がまた息を吹き込んだとのこと。

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当時のこの場所や通りはどんな様子だったのか気になります。
それにしても、ひと気が少ないと思っていた地域、みんなよく最新情報を知っているなぁと感心。いや、知らないのは私の方だったのか、と思い直しました。

首都とはいえど東京みたいに広くなくて面白さのバリエーションも発展途上中、古い町並みと風景の変化が多いから、自分の足で歩いて体験しないとどんどん知らない場所が増えていく最近のKL。ガイドブックに載っている場所は本当に表面の紹介だけでございます。

それでは、チャイナタウン②に続きます。

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