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今更、新たなクラウドソーシングサービスって必要??

はじめに

私たちは、新しくIT専門のクラウドソーシングサービス「Task」を作りました。
他にも巨大なクラウドソーシングサービスがある中で、

何故いまさらクラウドソーシングサービスを作ったのか。

そこにどんな思いがそこにあったか。

みなさんに知っていただきたく、noteにしてみました。

実体験が多く少し長いのですが、読んでいただけると共感してくださるエンジニアさんがいると信じています。

仕事を獲得するまでのプロセスも書いてあるので、フリーランスのエンジニアさんにも参考にしてもらえると嬉しいです。

プチ告知
Taskをきっかけに、2020年12月5日 の 日本経済新聞に掲載されました👏
日本経済新聞 電子版にも掲載していただけてるので、こちらからご覧いただけます🤗

クラウドソーシングサービスって?

クラウドソーシング(英語: crowdsourcing)とは、不特定多数の人の寄与を募り、必要とするサービス、アイデア、またはコンテンツを取得するプロセスである。このプロセスは多くの場合細分化された面倒な作業の遂行や、スタートアップ企業・チャリティの資金調達のために使われる。群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語で、特定の人々に作業を委託するアウトソーシングと対比される。
クラウドソーシングは狭義では、不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態を指す。広義では、必ずしも雇用関係を必要とせず、不特定多数の人間により共同で進められるプロジェクト全般を指す場合もあり、その場合オープンストリートマップ(OSM)やreCAPTCHAなどが代表例として挙げられる。

引用元: wikipedia

簡単に言うと、クラウドソーシングサービスは「不特定多数の外部の人に作業をお願いする」ためのサービスです。


何故作ろうと思った?

これは、代表である村上(是非フォローもお願いします)の経験談を語らなければはじまりません🔥

今から6年~7年前のフリーランスのエンジニア時代の話です。
一つの現場に常駐していても、やることは一つだし、スキルアップと売上アップの両方を実現する方法はないかと考えていました。

掛け持ちできる他の仕事がないかと😏

そこでクラウドソーシングという存在を知り、仕事を探し始めました。

しかし、ここでいくつかの壁にぶつかりました。

最初の壁 「提案」

まず、

案件の提案方法がわからない・・・

今まで、常駐型の業務委託エンジニアだったので、どのように提案すれば案件獲得できるのかがわかりませんでした。

手当たり次第、案件に提案しまくりましたが、全くカスリもしませんでした。。。


仕事を受けるどころじゃなく、話すらできない。。。そんな状況でした。
(実績も0のため、相手にされない)


まずは返事をもらうことを目標にして、アプローチを方法を変えて提案していきました。


提案資料を作ったり、具体的な内容をメッセージに記載して提案するなどしていくうちに、クライアントからの反応が出るようになりました。


第二の壁 「営業」

クライアントとのコミュニケーションが取れるようになったので、
メールや電話で具体的な話をする機会が増えてきました。
(と言っても数えるほどですが・・・)

話をしていくうちに、概要設計レベルの話まで掘り下げながら話をしました。


しかし・・・・・


連絡が途絶える・・・


実装前のお悩み相談に使われてるのでは・・・


というケースが発生し、正直心が折れかけました。。


ここは僕のコミュニケーション力や、進め方に問題があったんだと思います。

第三の壁 「クライアントの質」


時間を消耗するが、案件の獲得できない日々が続きました。


ですが、そんなことを繰り返すうちに、ようやく1件商談と呼べる案件に遭遇しました。


その案件に提案してるエンジニアは3名。


「これは獲得できるかも!?」

と期待しました。


エントリーが少なかったせいか、提案後すぐにクライアントと電話する機会を得ました。


電話で簡単に挨拶と、内容についてヒアリングを済ますと


クライアントが

「Aさんは、◯万円と言ってるんだけど、なんで村上さんは少し高いの?」



当然、他の2名がいくらで提案してるかは知るすべはありません。


「◯万円でいけるなら、村上さんにお願いしたいんだけど」


と、強気の値下げ交渉が飛んできました。


こちらとしても、承諾しづらい金額ではあったのですが、クラウドソーシング上での実績も欲しかったので、承諾することにしました。


クラウドソーシングを利用するクライアントは、個人事業主や法人なのか・・・?というクライアントも存在しています。
ITに精通している人の方が少なく、価格帯も理解していません。

クラウドソーシング側が格安の価格表を出しちゃってるのも問題だったんだと思います。


第四の壁 「システム利用料」

クライアントと価格交渉が済み、その金額で再提案しました。


最初の仕事が取れたことに安心していた矢先、先ほどのクライアントから電話きました。


電話に出ると、


「さっき決まった金額は◯万円ですよねぇ!?」


と激しく怒ってました。


「先ほどの金額◯万円にシステム利用料を乗せた分で提案させていただいたのですが・・・」


と回答すると


「システム利用料で超えちゃうなんて知らないよ!」

と更に逆鱗に触れました。。。


当時、システム利用料はワーカー側が支払うものでした。
(少しして、選択できるようなUIになったような記憶があります)


そして、実績がほしかったので金額を妥協していたところも強かったのですが、


「直接やりとりしましょうよ。システム利用料無くていいでしょ」


と、何か闇の取引をしてるかのような誘いを受け、仕方なくクラウドソーシングサービスを通さず仕事を受けることになりました。


このようなパターンは、このクライアントだけではなく、他にも同じような流れ(直接あって面談して決めたい → 直接契約)もありました。


結局、僕のクラウドソーシングサービスでの実績は0のままクラウドソーシングサービスを使うことをやめました。


結果的に直接お仕事がもらえたのでハッピーに聞こえるかもしれませんが、そういう訳でもなかった事は察していただけるのではないかと思います。。



何故作ろうと思ったのか

上に書いた通り、ただスキルアップしたい気持ちと、売上を伸ばしたかっただけなのに、嫌な思いと不要な時間を使う事が多すぎる・・・・・


こんな理不尽さを感じずに仕事を探したい!

という思いから、

IT専門のクラウドソーシングサービス「Task」

を作ろうと思いました。

そして、

2025年の崖と呼ばれるエンジニア不足の深刻化

を、

効率的に仕事を探せれば、1人のエンジニアがより多くの課題を解決できるのではないか!

と考えています。

コロナの影響によりリモートワークが常識となりつつある今だからこそ、クラウドソーシングの需要も高まり、エンジニアの皆様がスキルアップしやすい環境を提供したいと思っています。


Taskって他とどう違うの?

1.IT専門のクラウドソーシングサービスって、(当社調べでは)Task以外では無いんです!

業種を限定することで、よりマッチングしやすい環境が作れると思っています。

2.Taskはプロジェクトをチケット化のような感覚でタスクとして発注できる

作業を分解して発注できることで、
・システム開発部門がある企業でもリソース不足の部分だけを発注できる

・コーポレートサイトや、社内ツールなど、ちょっとした改修をお願いしたけど、法人では受けれてくれない(または、ちょっとした事なのに高い)

というメリットがあります。

大きい粒度でも発注できるのでご安心ください。


小さい案件が増えれば、新しくGoやりたいから、小さい案件から実績を作ろう!

という世界観も作れるかなと思っています。

3.運営している株式会社 m-Labは、100%エンジニアの会社(2020年12月時点)

発注者のフォローや、エンジニアの困ったことに対応しやすいと考えています。

働きやすい環境を作るためには、発注しやすい環境を作る必要があると思うので、ここを目指して頑張っていきます!


最後に

私の経験を元にダラダラと書いてしまいましたが、読んでいただきありがとうございます。
この思いを語るには、経験談を語らずにはいられませんでした・・・

企業の皆様、エンジニアの皆様、

Taskは、リリースしたばかりで、使いづらさや不明点なども多いかと思います。

改善に努めてまいりますので、是非、応援いただければ幸いです。

応援したい!と思ってくださった方(エンジニアの方、クライアント様)は、登録無料ですので、是非ご登録下さい🙇‍♂️

IT専門のクラウドソーシングサービス「Task」

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会社概要

会社名:株式会社m-Lab
代表者:代表取締役 村上進也・村上沙織
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座1-16-7銀座⼤栄ビル5階
設⽴ : 2017年7⽉7日
URL: https://m-lab.inc

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