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#4. 大企業の新規企業はなぜうまくいかない? 「当たり前」をやるための2つのポイント

NewsPicksは12月5日、新規記事「【新】大企業の新規事業はなぜうまくいかないのか」を公開。50を超える新規事業の立ち上げに携わってきた守屋実氏が、大企業にとっての新規事業の難しさを解説しています。

守屋氏曰く、"多産多死"でうまくいかないことが多い新規事業展開も「正しく一生懸命に頑張ればそこそこの確率で成功する」とのこと。顧客課題の調査・分析、ビジネス仮説の立案、人材や予算のリソース采配などに関し、当たり前のことに取り組むだけといいます。

ただし、大企業の新規事業ではその「当たり前」に取り組むことが難しいという現状が。これに対し、守屋氏は2つの対応策を挙げています。

1つめは「本業の汚染」から新規事業を切り離すこと。大企業にはすでに「本業」が存在しています。本業の事業計画、組織計画、財務計画などはすべて、新規事業のそれと大きな摩擦を生みやすく、ときに逆風となることも。守屋氏はこれを「本業の汚染」と呼び、新規事業を別会社化して「出島」にするなどの対応策を挙げています。

2つめは「自前の人材」で固めないこと。病院事業を始めるなら医者・看護師などを確保するように、参入する業界に合わせたプロが必要。また、業界だけでなく「新規事業のプロ」「DXのプロ」なども同じこと。新規事業をやるならば、人材の半分くらいは「その道のプロ」を迎えるのがいいのだそう。

7000字超えのボリューミーな記事ですが、新規事業の「当たり前」がわかりやすく解説されている記事です。DXで新規事業、新規サービスの立案などに取り組んでいる方はぜひ。

Reference:NewsPicks
Top Photo:Kelly Sikkema on Unsplash

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