見出し画像

あなたの知らない「スイッチ」の世界

電気のON⇔OFFだけでない、なにか


スイッチと言うと、照明を付けるためにオンとオフを切り替えるための物であまり意識することがないかもしれませんが、実はスイッチってかなり種類があるんです。
最近ではどんどん新機能が追加されています。
そこで今回は、家に使う定番のスイッチや便利な機能を持つスイッチを解説しつつ、おまけにデザイン性の高いスイッチについてもご紹介したいと思います。


スイッチの種類


まずは、一般的に良く使われるスイッチと便利なスイッチをご紹介していきたいと思います。いろんな機能があるスイッチを上手く組み合わせて、使いやすい家にしていきたいですね。


一般的なスイッチ

画像1

上の画像は一般的なスイッチ、パナソニックのコスモシリーズの画像です。
一般的にスイッチと言われれば、新築の家の場合は「コスモシリーズ」がつくことがほとんどです。日本で一番使われているスイッチです。


パイロットスイッチ

あかりを点灯している時は赤色に点灯。

画像2


消灯すると緑色に変化するスイッチです。

画像3

外部照明や門灯など、消し忘れが多い場所に使うと消し忘れを防止する事ができる便利なスイッチですね。

ほたるスイッチ

暗闇の中でもスイッチがほんのり光っているので、どこにスイッチが有るのか教えてくれるのがほたるスイッチです。

画像4


玄関ホールなんかに使うと、家の中が真っ暗でもスイッチの場所がぼんやり分かるので、とても便利で安全です。
ほたるスイッチとパイロットスイッチの両方の機能を備えたスイッチもあります。

調光器付きスイッチ

画像5


調光器付きのスイッチです。
部屋を明るくしたり暗くしたりと、その時々に合わせてお好みの明るさに調節できる便利でムーディーなスイッチです。
調光はどんな照明器具でも可能という訳ではなく、調光機能に対応している照明器具を選ぶ必要があるので、注意が必要です。


その他の便利なスイッチ

一般的なスイッチ以外に、その他の便利なスイッチもご紹介します。
まず、センサーが付いていて自動的に入り切りしてくれるスイッチは最近人気です。
例えば、家に帰ってくるとセンサーが自動的に反応して照明を点灯したり、トイレや廊下で人がいる時だけ点灯するといった機能です。
玄関が自動的に点灯すると、荷物を持っていても楽ですし、夜にトイレに起きた時に廊下をほのかに照らしたりと、かなり実用的なスイッチですね。
さらに、スイッチ自体が取り外せてリモコンの役割をしてくれるスイッチ『とったらリモコン』もあります。

画像6


スイッチのデザイン

画像7

スイッチのデザインというのはかなり沢山あります。大きなメーカーが出している物から、インテリアショップが販売しているものまで様々です。ここでは定番のスイッチのデザインと、デザイン性が高いおすすめスイッチをご紹介します。


一般的なスイッチ

画像8

一般的にスイッチと言えば、パナソニックのコスモシリーズが標準仕様になっている事がほとんどです。スイッチの代名詞とも言えます。
デザインは丸みを帯びたラウンド型と四角い形をしたスクエア型の2種類から選ぶ事ができます。
デザインに関してはスクエア型の方がすっきりして人気ですが、お好みで選びましょう。悩んだらスクエア型を選ぶのが無難です。


ラフィーネアシリーズ

画像9

パナソニックのシルバー色のスイッチです。
コスモシリーズよりも、ぐっとシンプルで、しかもスタイリッシュになっていますね。
ただ、コンセント部分については全部シルバーではなく、白い部分が出てしまうのが残念なところです。


JINBO NKシリーズ

画像10

四角くてシンプルなスイッチを付けたいという人は多いですが、意外にそんなスイッチを出しているメーカーはほとんどありませんでした。
ところが、数年前にJINBO NKシリーズが発売されると、一気にシンプルなスイッチの代表格にまで駆け上がりました。
良い意味でおもちゃのような、本当にシンプルなスイッチです。
色も白の他、グレーと黒もあるのでインテリアや壁紙に合わせて選ぶ事ができます。
ほたるスイッチやパイロットスイッチにも対応しているので、場所を選ばずに使う事ができるのがうれしいですね。


パナソニック クラシックシリーズ

画像11

今までインテリアショップなどでしか見ることが少なかったクラシックなスイッチがパナソニックから発売されました。
クラシックなデザインなのでナチュラルな空間やヴィンテージな空間にぴったりのスイッチですね。
これまではこのようなデザインのスイッチはインテリアショップ等で購入して施主支給という形で取り付けるというケースになることが多かったですが、大手メーカーのパナソニックが販売することで仕入れや取り付けが簡単になる点はとても魅力的です。

画像12


色違いのスイッチを使えばインダストリアルなコンクリート打ちっ放し空間にも似合うので、シーンに合わせてうまく使いたいですね。


トグルスイッチ

画像13

見たことはあるけど、なかなか手にすることのないこの形。
乗り物のコックピットや、マンガでしかお目にかかれない憧れのメカ…それがトグルスイッチですね。
日本の技術や産業を支えるために開発され、長年の実績を誇り、シンプルで頼れる構造であるこのメカを、家庭用の照明のスイッチとして使うことができるように設計されたものです。
何気なくつけるあかりを、インパクトのあるトグルのデザイン効果やON-OFF切り替えのパチッとした確かな手応えにより、電気を使うことを意識的に感じさせます。
部屋にこんなのがあったら、ついついさわってみたくなりますよね。
男の遊び心あふれる一品です。

画像14


鉄のスイッチプレート

画像15

鉄の素地仕上げのスイッチプレートです。
余計な物がついていない、鉄の無骨さが全面に押し出されています。
コンクリート打ち放しの家など、飾り立てた家ではなく材料そのままの味が出ている家にすごく合うスイッチプレートです。


P.F.S.スイッチプレート 

画像16

家具や雑貨で有名なパシフィックファーニチャーのロングセラーアイテム、節電推奨スイッチプレートです。
ヴィンテージ感あふれるスイッチプレートなので、ヴィンテージやアメリカンなインテリアと良く合いますね。
TRUCK FURNITUREの家具を購入する人は、このスイッチプレートをよく使っている気がします。


アメリカンスイッチプレート 

画像17

LEVITON社のアメリカンスイッチプレートです。
珪藻土の壁などラフな塗り壁との相性が抜群のスイッチですね。
この感じが好きな人にはたまらない、人気のスイッチです。


 木製スイッチプレート

画像18

パインの無垢材を塗装してエイジング加工を施したアンティーク調のスイッチプレートです。
木製のスイッチプレートの場合、木目のまま使っているスイッチプレートは目立ちすぎてしまうのであまりお洒落とは言えませんが、塗装をして木目を消してあげればお洒落なスイッチプレートに早変わりします。
こういうスイッチプレートを使ってみるのも楽しいですね。
ちなみに、デザイン性が高いスイッチは電気のオンオフ以外の機能がほとんどありません。
また、電気工事に影響が出てくる事があるので、一般的なスイッチ以外を使う場合はあらかじめ住宅会社に確認をとっておく方が良いです。
まとめ
今回はいろんなデザインのスイッチについて見てきました。スイッチと一言で言ってもいろんなスイッチがあるのですね。
また、スイッチのデザインを変えるだけで家の印象はかなり変えることができます。
いろんなスイッチを上手く使い分けながら、お洒落で使いやすい家にしてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?