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以前の学校で、野球部監督をしていた時の話

千葉の、とある学校で私は教員人生がスタートした。3年半部長として野球部に携わり、その秋から1年間野球部監督となった。

今振り返ると、とにかく軸がなかった。軸がないから、ブレる。何がしたいかわからなかった。影響を受けたものに反応して、それをやってた。その時は最善だった。

今でも、彼らのことを思い出す。もっといい指導はできたと。それはできないから、今の生徒に対して一生懸命に接する。後悔のないように。私自身、全く余裕なく生徒と接していた。強制ばかりで、悪いことをしたと思う。

とにかく、全く何も持ってない自分がどう思われてるか不安だった。なめられるのは当たり前だが、なめられるのを恐れてた。

だから、今現在の指導方法としては

「卒業後飲みに行きたいと言ってもらえる奴」

でありたいと思う。

教員をしている以上、上下関係が生まれる。だから、もし教員でなかったら、今いる部員はついてくるか。監督・コーチの肩書きがなくてもついてくるか。そんな視点で生徒たちと付き合いたい。激しく厳しく、また深い優しさも持って接する。一生の友となる。

心を突き合わせて、接したい。今までの生徒たちのためにも。

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