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清水寺に行ってきました
「清水寺」というと、京都の清水寺を思い浮かべる方が多いと思いますが、私が今日行ったのは、藤枝市にある清水寺です。
このお寺は、高野山真言宗のお寺で、駿河国三十三観音霊場 第一番札所で、藤枝地区では、最も早い時期に開創された名刹です。
どうして今日ここに行ったかというと、
今年になって、出勤途中にある神社を除いては、いわゆる初詣をしていないということと、
新しいお札を、かねてよりお世話になっているお寺に送っていただいたので、古いお札を納めに行くためでした。
このお寺は、藤枝総合運動公園から、少し上ったところにあります。
山門の横まで車で行けますが、本日は、天気が良く、比較的暖かい日でしたので、運動公園に車を止めて、そこから歩くことにしました。
なだらかなアスファルトの道を上っていくと、5分くらい上ったところに、平安の道、弘法の井戸という小さい看板がありました。
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車で通ったら気づかないところに気づけるから、歩くっていいですよね。
しかし、そこは帰りに行ってみるとして、10分くらい上ると、目の前に真っ赤な旗がたくさん見えて、そこに不動明王様が、こちらを見据えておりました。
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不動明王様に見られながら前を通ると、悪い行いをしていたら、通してくれなそうな気がしてしまいまい、ちょっと緊張します。
そこから100mくらいのところに、清水寺の登り口がありました。
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なかなかの階段ですが、上っていきます。
すると、真っ赤な仁王様がにらみを利かす山門が現れました。
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そこには、松平定信が書いたという「音羽山の扁額がかけられています。
松平定信は、8代将軍徳川吉宗の孫であり、寛政の改革を行った人とのことです。
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山門を出ると、目の前が開け、右手に大師堂、左前には弁財天の池や地蔵堂があります。
私は、地蔵堂の横の方にある、古札を納めるところに、まずお札を納めてきました。
それから、中央の観音堂へ向かいます。
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本尊の千手観音様は秘仏で、檀家であっても拝顔はかなわないのですが、厄除け観音と言われているので、この1年の厄払いをお願いいたしました。
観音堂の横手には、鐘楼堂があり、だれでも鐘をついていいようでしたので、ゴーンと鐘をならし、その音が消えるまで静かに合掌しておりました。
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鐘の音は、心に響きます。
心にしみわたるような、癒されるような感覚でした。
あたりには、モリアオガエルが産卵するという弁財天の池や、病気封じの観音様屋、満願地蔵菩薩や弘法大師様がおりますが、私が目を引き付けられたのは、大黒天様
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私に微笑みかけている!
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思わず私もにっこりしてしまいました。
でもなんでだろう…
見た時は、目があってる感覚だったのに、写真に撮るとなんか違うなあ…
それと、絶対外せない縁結び 笑
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もう枯れかけた榊のまえの、桃のような石に、ちゃんと手を合わせてきました。
このお寺には、高野槙や、高野山三鈷の松が植えられています。
私は、
高野槙の木が好きです。綺麗な緑色の葉っぱが、花が開くみたいに広がっている。花火のようです。
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また、三鈷の松とは、三鈷杵のように、付け根から三つに分かれて葉っぱが出ています。
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その三つに分かれた葉っぱを拾って財布の中に入れておくと、弘法大師様のご利益を授かるとのこと。
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しかし三鈷の松の下には枯れてバラバラになった松の葉ばかり。
この季節だし難しいよなあ・・・
ところが私、わりとあちこちの神社やお寺で、なかなか拾えないものを拾う。
今日もどこかにきっとあるのでは・・・
見つけました。
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よくあったな・・・自分でもそう思いましたが、確かに三つに分かれた、しかも青々とした葉っぱ。
うれしくて、さっそく財布に入れました。
さて、日ごろから参拝者は、ぽつりぽつりですが、今日は何やら材木を抱えたおじさんたちがたくさんいる。
氏子さんたち??
どうやら来週は、年に一度の観音大縁日とのこと。
県内三大縁日の一つということで、かなり盛り上がる様子です。
縁日には、金字の御朱印もいただけるとのことで、行ってみたい気はしますが今の時期、感染対策はしているといえども、人が多いところは避けたいので、今年はあきらめるとします。
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ここでは、厄除観音と、不動明王のお札2枚を買い、戻ることにしました。
厄除観世音のお札、すごく綺麗です。
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さて、来るときに道路沿いで目の前に現れたお不動様、見返り不動とも言われ、一度通り過ぎて振り返りながら願をかけると願い事が叶うと言われています。
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お賽銭を上げ、頭を下げてから通り過ぎて、ちゃんと振り返って家内安全のお願い事しちゃいました。
それでは、来るときに見た、弘法の井戸にいく平安の道を降りてみましょう。
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細い山道です。
昔はこの道を通って、清水寺に参拝していたんだなあ、
しばし下ります。
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ちょっと急だし、落ち葉が滑って、気を付けないと転びそうです。
え?山の下まで降りちゃう?
と思ったら、途中に弘法の井戸がありました。
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正確に言うと、があった場所ということになります。
なぜなら・・・
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タダのくぼみ。
横に置いてあった木の棒、これで突けとばかりに置いてあったので、突いてみたが、当然水がでるわけじゃない。
そりゃそうだ、私は弘法大師ではないし、この棒は錫杖でもない。
別に不老長寿もとめてないし!
と負け惜しみのような言葉を残して、来た道を戻る。
このまま、平安の道を降りてみたかったけれど、どこに出るかわからないし、車の駐車場に戻れなくなっても困る。
駐車場についてから、車で少し近くを回ってみたら、競技場の奥の方に、平安の道の入り口がありました。
今度はここから登ってみよう!
ということで、今日は、よく歩き、心も体もすっきりしました。
実はこの後、近くの別の2か所にも寄り、そこも素敵なところでしたが、それはまた別の機会に記事にしたいと思います。
久しぶりの山の中、やっぱり自然はいいですね。
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