箱根再び
先日娘と、再び箱根に行って来ました。
前回は1月。
道路の凍結を心配しながら行きましたが、今回は新緑の季節。
とはいえ、最初に行ったのは、新緑どころか赤ちゃけた山肌や、立ち枯れた木々。地獄のような風景、大涌谷です。
実は私、大涌谷には行ったことがなくて、一度行ってみたいと思っていました。
大涌谷といえば、黒たまご
ぐらいの知識で出かけていきました。
大涌谷は、およそ3,000年前、標高1,438mの神山が噴火によって崩壊して、できたそうで、
今もあちこちから噴煙が上がる活火山です。
ここは朝9時から夕方4時までしか入ることはできないそうです。
9時半頃に着いた時には、一つ目の駐車場はいっぱいで、私たちの前の車から、すぐ下の駐車場に駐めることになりました。
せっかく来たけれど、白い雲?ガス?が多くて、景色はあまり見えません。
車から降りると、すごい硫黄の匂い。
そして寒い!
なかなかの強風です。
眼下に芦ノ湖が見えました。芦ノ湖の周りの緑が、とても美しく見えました。
黒たまごを売っているところは、人が多くなってくると並ぶと聞いたので、先に買うことにしました。
黒たまごを売っているのは、このくろたまご館。
早速購入
4個500円は、割と良心的な気がします。
塩も入ってます。
まだ暖かい黒たまごを、さあ、食べよう!
その前にどこをバックにして写真を撮ろうかと見回すと、
あら!霧がはれて来た。
実は、別府、阿蘇、霧島周辺や桜島など、火山の近辺には何度も行っている私。
こんな景色初めて見たー!
にはならなかったけど、やっぱり自然ってすごいなって思います。
それに似てるけど、やっぱり違う。
ここ大涌谷は、ダイナミックなイメージです。
それにここまで硫化水素が多いところには、さすがに来ていない気がしました。
真っ黒な黒たまご。
剥いたら…
真っ白なんですね 笑
そこまで匂いがするわけでもなく、剥いてしまえばただのゆで卵?
実は、黒たまごの黄身は、普通のゆで卵より1.2倍旨みが強くなるというデータがあるそうです。
そして、1つ食べると7年寿命が伸びる!
という言い伝えがある。
ほんとかいな
その言われは、鎌倉時代に作られた、大涌谷にある「延命地蔵尊」にあるようです。
かつては、このお地蔵様の近くに、黒たまごの温泉地があったそうです。
なぜ7年か、についてはわかりません。
一段高くなったところ、自然研究路入り口に向かいます。
その手前に、延命地蔵尊があります。
中には、顔がもうよくわからない、木製のお地蔵様がありました。
看板アップ‼️
このお地蔵様、弘法大師様が地獄の責苦に喘ぐ人々の救済を祈願して刻んだと言われています。延命子育て地蔵として、霊言あらたかなことで知られているそうです。
さて、その横には、水かけ地蔵様
暖かいお湯(温泉?)で手を洗い、お地蔵様にお湯をかけてまいりました。
さて、自然研究路、入れるのかな?と言ってみると…
ウェブで予約した人しか入れないんだって…
道の先には、黒く焼けたような木があります。
そういえば数年前も箱根は大きめの噴火がありましたね。
箱根駅伝できるのか?って心配になったのを覚えています。
その時に焼けたのかなあ…
少し前に、ヘルメットをかぶってゾロゾロ入って行った人たちは、予約していた人なのね…
噴煙地から帰ってくる人たちが見えます。
結構大勢。見えますか?
なかなか、スリルがありそうです。
こうしてしばし、大涌谷の風景を楽しみ
ハンカチと、
美味しそうなどら焼きを買って
このどら焼き、栗あんに黒豆が入っているだとか…(まだ食べてない)
外側は、確か炭入りで黒いんだと思う。
美味しそうだ…
そのうち食べよう。楽しみ♪
こうして大涌谷を後にしました。
大涌谷を出る頃には、駐車場に入れずに並ぶ車の列。
早く来てよかったぁ〜
ちなみに、大涌谷は車では混むので、ロープウェイで行くことができます。
お値段は高めのようですが、ロープウェイからの景色は、きっとすごいだろうと思います。
いつか乗ってみたいと思います。
さて、この後芦ノ湖方面に下っていきます。
続きは次の記事にします。
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