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臨済寺と駿府城
前日、浅間神社に行った後、臨済寺に向かいました。
臨済寺は、浅間神社から徒歩15分くらい。
今川家の菩提寺で、、竹千代時代の徳川家康が、過ごした場所です。
竹千代は、ここで名軍師として名高い太原雪斎から、多くのことを学びました。
私は結構前から、この寺に来てみたかったのです。
臨済寺が見えてきました。
立派なお寺です。
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背後は賤機山です。
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庭園が、素晴らしいらしい。
楽しみだな。
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立派な山門です。
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「大龍山」と書かれた山門の扁額は、徳川慶喜の筆によるものとのことです。
ちなみに、大龍山というのは、臨済寺の山号です。
山門の両側には、見事な仁王様がいらっしゃいます。
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これは、元々は静岡浅間神社にあったものとのことです。
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山門をくぐると、左手にまだ新しい感じの木の立派な建物がありめした。
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新仏殿とのことです。
では階段を登って、本堂へ向かいます。
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登っていくと、右手には鐘楼。
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正面は、江戸時代に作られたと言う、国の重要文化財になっている本堂、大方丈があります。
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大きくて、写真に収まりきりません。
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この左手に見える入り口には、徳川の葵の御紋がありました。
今川の菩提寺なのに?
この建物は、徳川将軍が作ったからなのでしょう。
方丈に向かって右側にも建物があります。
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御朱印はどこでもらえるのかな?と思っていたら…
入り口の看板ズームすると
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拝観謝絶
御朱印は一般公開でのみ承ります
の文字が…
???
慌てて、ネットで調べてみると…
このお寺、修行僧の専門道場となっており、年に2回しか、一般公開されないとのこと。
当然この日は一般公開はされておらず、御朱印ももらえない、ということがわかった。
ガガガーン😫
ちなみに、一般公開は、今川義元の命日に当たる5月19日の春の特別公開と、10月15日の摩利支天祈祷会に合わせた秋の特別公開とのこと。
このお寺には、御紋が二つあり、春は今川の五七桐の御紋、秋は徳川の葵の御紋が、掲げられるらしい。
そう言えば、大方丈は葵の御紋だったが、こっちの建物は、五七桐の御紋だ。
竹千代君手習の前、と言うのもあるらしいのですが、おそらくこちら側の建物の中なのだろうと思う。
今川氏輝公、義元公、太原雪斎、徳川家康公の像と、掛け軸、美しい庭園や茶室など、
見たいものはたくさんありましたが、残念ながら見ることはできませんでした。
さて、この今川側の建物の脇に、今川神廟と書いてある建物を見つけました。
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廟の横、右側に、小さな石のワンちゃんがいます。
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どうして、こんなところにいるのかな?
今川家と、何か言われがあるのだろうか?
それについてはどこにも何も書かれていませんでした。
廟の中を覗いてみると
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今川義元公、氏輝公のお墓?
帰ってから調べてみたら、桶狭間より家臣が持ち帰った首が埋葬されていた、城北公園内の天澤寺の首塚より出土した遺骨が改葬されているとのこと。
気がついて行ってみてよかったです。
廟の下あたり
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こちらは立ち入り禁止ですが、こちらの方が昔からの今川の菩提寺の姿に近いような気がしました。
さて、こうしてちょっと残念に思いながらも、いつか特別参拝の日にまた来よう!
ということで、帰路に着くことにします。
帰りは駿府城を突っ切って帰ることにします。
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来た時に見たのは、駿府城の外堀でしたが、こちらは内堀です。
その先で。現在駿府城内天守台発掘調査が行われていて、見学できるとのことでしたが、この日は入り口が閉じられていて入ることができませんでした。
窓のようなところから、少し見れました。
(写真なくてすみません)
2018年、家康が作った慶長期天守台の下からそれまで存在が確認されていなかった天守台がみつかりました。
それは、天正期、秀吉の時代のものでした。この天正期天守台は、豊臣秀吉の大坂城と同じように瓦の出っ張った部分に金箔が貼られるという、豊臣方が築いた城に多く見られる瓦の特徴があったそうです。
家康は、豊臣政権下で作られた城を潰して、その上に自分の大きな城を建てたということです。
家康の心がわかるような気がします。
発掘現場の横には、この看板と、家康の像。
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そして、先日記事にした田中城下屋敷にあったみかんの木の親、家康公お手上のみかんの木もそこにありました。
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駿府城内は、綺麗な桜が満開。
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ジンダイアケボノという桜らしいです。
蕾は、濃いピンクで、咲くと薄いピンクです。
まだ蕾も多いので、全体的にピンクが濃い感じでした。
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すごく可愛い桜だな💕
咲いてまもない花は、まだ花びらの周りに濃いピンクが残っていて、それが特に可愛い。
可愛い桜に嬉しくなりました。
最後に静岡歴史博物館の入り口にある、城内で発掘された江戸時代の道を見て
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流石にヘトヘトになって、電車に乗りました。この時点で13,000歩を超えていました。
よく歩きました。
ちなみに、足に自信のない方は、静岡駅からバスも出ていますし、今年いっぱいは、観光用の循環バスも出ているようです。
皆様ぜひ、静岡にお越しくださいませ。
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